イベント報告
佐原直道さん

My Life My Way
職場以外のコミュニティーにも関わりたい
佐原さん1

佐原直道さん
【静岡県労働金庫はライフサポートセンター設立4団体のうちのひとつ。本店営業部会員係長として、会員・お客様のために走り回る。一般企業では営業と呼ばれる部署の責任者である。とにかく忙しい。
家に帰れば一児の父親として、奥さんを助け育児に関わる。これもまた忙しい。
そういう年代だから仕方がない、と悟っている。しかし、内なる闘志がその温和な表情に隠れている。自分探しをしようと、模索の毎日だ】
-静岡労金に入ろうと思ったきっかけは何ですか。
就職氷河期の走りの頃で、労金もそれまで30名程度募集していたのが10名に激減した時期です。Uターン就職を目指していて、「福祉金融」という言葉に惹かれました。
-静岡労金に入った後、民間損保会社にトレーニーとして派遣されていましたね。ここでは何を学びましたか。
1996年に入庫し、1999年に派遣されました。一番学んだのは民間企業最前線の厳しさですね。最初の3ヶ月間は集合研修で、保険商品の約款を読み、その中に何が書いてあるのかを徹底的に教え込まれました。
-人生の目標は何でしょう。
(少し考えてから)今それを探っている段階なんですよね。ある労組役員から、夢はあまり大きすぎるものを持つよりも、10~20年で実現できるようなものが現実的ではないか、と言われて考えさせられました。立ち止まってゆっくりと考えたいのですが、時間が無くて。
-プライベートな時間はどう過ごしていますか。
子供が1歳半なので、子守が中心ですね。時々はネットサーフィンもします。時間ができるようになったら、地域における人との繋がりを広げたいと思います。
-趣味は何でしょう。
スポーツは、誘われればやりますが、特定のものに打ち込んでいるわけではありません。車の運転が好きなのですが、今年5月に車が盗難に遭い、いまだに戻ってこないのが残念です。写真なども関心があります。子供の成長記録用に、デジタル一眼レフカメラが欲しいかな。読書も好きで、最近は手ごろな新書を中心に読んでいます。
-仕事をしていて何か気になることはありますか。
自分自身長期的な視野が持ちにくくなっているように感じます。組織自体もそうかもしれません。その組織のストレスが、個人にも伝染してきていないか心配です。
-そうすると、ストレス解消はどのように。
やはり子守、次は酒を飲むこと、でしょうか。
-子供が大きくなったとき、どのような世の中になっていれば良いと思いますか。
やはり、夢が見られるような社会ですね。
【取材メモ】真面目さが印象的な佐原さん。今はなかなか自由時間が取れないが、子守の時間を大切にしている様子。仕事をしていると、どうしても職域における人脈が中心となりますが、地域へも入りたいという思いがあるそうです。今は時間的余裕が無くても、いずれじっくりと自分の道を考え、いわゆる会社人間にならないよう何らかの目標を見つけられることでしょう。
佐原さん2

バックナンバー

検索

PAGE TOP