ゲームを通しておこづかいの使い方を体験
3月22日(土)9:30から、コープしずおか千代田店コミュニティールームをお借りして、春休み親子おこづかい教室を開催しました。主催はライフサポートセンターしずおかと静岡県労働者福祉基金協会、後援はコープしずおかです。
この「教室」の目的は、「こづかいゲーム」で子どもたちの金銭感覚を育てること。
20人の小学生と保護者の皆さんが集まりました。
まずは、ゲームのねらいや進め方について、講師の山川さん(静岡ライフプラン設計相談室)が説明します。
説明する山川さん
このゲームは、各テーブルに小学生が4~5人と保護者が座り、リーダーと呼ばれる進行役が、銀行員役を兼ねてすすめます。すごろくのようにサイコロを振り、止まった所に応じたカードを引きます。
ゲーム進行中の様子
子どもたちは定額のおこづかいをリーダーから受け取り、カードにしたがって買い物をしたり、アルバイトをするかどうかなどを決断します。こうしたおカネに関わる判断が随所に出てきますが、保護者は口をはさまないルールです。
子どもたちは、おカネは両手で受け取ることや、おこづかいをもらい時は、「おこづかいください」と言うことを約束事として守ります。
おカネは両手で
ゲームは一定時間で終了となり、最終的に手元におカネが残りますが、その多い少ないは重要ではなく、ゲーム中に子どもたちが、欲しいもののためにおこづかいを貯めたり、優先順位をつけたりして考え、判断することを経験することがねらいです。
黄色い付箋紙は、あらかじめ子どもたちが書いた、「欲しいもの」。買うかやめるか決断のとき
ゲーム中はあちらこちらから歓声が上がり、楽しい雰囲気ですすみました。
今後もこうした催しができたら良いな、と考えている、ライフサポートセンターしずおかです。