5月21日、ライフサポートセンターしずおかの第1回定期総会が開催されました。2006年度の活動については、昨年9月25日の設立総会、同10月24日の県下3ヶ所における活動開始以降今日までの約半年間に、告知活動、相談活動(131件受付)、静岡大学法科大学院との協力による法律相談会の実施などを行ってきた事が報告されました。
また、2007年度活動方針として、ライフサポートセンター友の会会員のサポートセンター利用の促進、シニア層の生きがい作りのサポート、子育て支援や介護の活動促進のためのネットワーク化、相談活動の強化などが提起され、承認されました。
<総会当日の会長あいさつ>
ライフサポートセンターしずおか 第1回定期総会に際して
日詰一幸
「ライフサポートセンターしずおか」は、昨年の9月25日に設立総会を行い、その後10月24日より静岡、浜松、沼津の3箇所を拠点として活動を開始いたしました。これまでのセンターの活動につきましては、総会の中で「活動報告」として皆様に詳しくご報告させていただきますが、県内各地域の勤労者の皆様の生活全般における相談役として次第に認知されつつあることは喜ばしいことであると思います。相談件数も次第に増加しており、昨年度末で131件の受付を行いました。今後は、この活動の幅をより一層広げていくと同時に、相談者に応対するセンタースタッフのスキルを向上させるべく日々の研鑽に努めていく所存です。また、昨年度は静岡大学法科大学院との協力関係もできあがり、弁護士教員による無料法律相談会も実施することができました。今後も、県内における各組織との連携の上で相談機能の向上を目指す予定にしております。
次に、センターの活動のもう一つの柱である「勤労者の皆様の生きがいづくり」のお手伝いですが、この点につきましては現役の勤労者ならびに退職予定者の皆様にどのようなサービスを提供するのが望ましいのか検討段階にあります。新年度におきましては、すでに協力関係にある組織だけではなく、広く連携できる組織のネットワークを拡大することにより、広く多くの皆様の「生きがいづくり」に貢献したいと考えております。
いずれにしましても、まだ半年が経過したばかりで、大きな成果をご報告することはできませんが、確実に「ライフサポートセンターしずおか」の認知度は向上しております。私たちは、今後も「相談機能」の向上と「生きがいづくり」のさらなる活性化のために力を注ぐ覚悟でおります。そして、同時にすでに国の施策ともなっております「緊急サポート事業」や「子育て支援」に関しましても、これまで地域社会で培ってきました社会的信頼をベースに広く関係諸機関と調整を進め、これらの制度が勤労者にとってより使いやすいものとなるよう、様々な提言を行うと同時にコーディネーターとしての役割も発揮していきたいと考えております。
2007年度も「ライフサポートセンターしずおか」は前進していきます。今後も皆様の絶えることのないご支援とご協力を切にお願いをし、ご挨拶に代えさせていただきます。
本日はどうぞよろしくお願い申し上げます。