藤枝で夏休み親子おこづかい教室実施
8月2日午前、コープしずおか高洲店(藤枝市)にて、「夏休み親子おこづかい教室」を開催しました。この催しは、小学生がゲームを通じてお金の大切さや使い方を学べるようにライフサポートセンターしずおかが中心となって実施しているもので、昨年度も3回行っており、いずれも好評でした。
この日は朝から雨が時折激しく降る悪天候の下でしたが、12組17人が参加しました。子ども達は4つのテーブルに別れ、保護者が見守る中、ゲームが進行しました。このゲームには、テーブルごとに「リーダー」と「銀行員」が必要ですが、全矢崎労働組合島田支部の役員と、静岡労金・同労組職員の協力により、ボランティアとして5人の方が参加、ライフサポートセンタースタッフとともに進行役をつとめました。
ゲーム開始当初は比較的静かでしたが、サイコロを振り、コマを進め、カードをめくって行くと、突然の出費やらアルバイトによる収入やら、お金の使い方、貯め方について判断を迫られる場面が登場し、小学生の歓声がだんだん聞こえてきます。これを見つめる保護者の方々は、講師である山川さん(静岡ライフプラン設計相談室代表)から「子どものお金の使い方に口をはさまないで」と言われているため、わが子(孫)の決断を見守るしかありません。
ある程度お金が貯まると、あらかじめ書き出した「ほしいもの」を買うことができます。この価格は、リーダーとのじゃんけんで、半額となることもあって、子ども達がじゃんけんする顔も真剣そのもの。この場面がまた盛り上がりを見せます。
あっというまに1時間以上が過ぎ、山川講師がまとめに入ります。「おこづかいは、定額制が良い」、「おこづかいの使い方を親もよく見ておくこと。そのためにこづかい帳をつけさせるのも良い」など、FP(ファイナンシャルプランナー)としてのアドバイスが話されます。
終了後にあるお母さんに感想をうかがってみたところ、「子どもにどのようにおこづかいを与えれば良いのか迷っていたので、大変参考になった」とおっしゃっていました。
次は8月23日(日)にコープ富士中島店で実施予定です。まだ若干募集枠が残っています(8月3日現在)ので、参加ご希望の方(小学生とその保護者)がいらっしゃいましたら、ライフサポートセンター東部(TEL055-929-9820)までどうぞ。託児サービスもあります(赤ちゃんの場合、首がすわって以降なら可です)。