イベント報告
「人生の棚卸し」好評のうちに終了(1回目)

人生60からが面白い
「人生の棚卸し」好評のうちに終了

 9月12日(土)午後1時30分より、あざれあ(静岡市)地下、多目的実習室にて、今年度「人生60からが面白いシリーズ」第1弾として、「人生の棚卸し」が行われました。34人が参加されました。
 主催はグループDo・動、NPO法人WAC清水さわやかサービス、NPO法人男女共同参画センター交流会議、ライフサポートセンターしずおかの4団体。「地域の男女共同参画を進める事業」の一環です。
稲葉さんの講演
人生の棚卸し1
人生の棚卸し3
 当日はまず、NPO法人自然公園づくりの会代表・稲葉穣さんの講義から始まりました。
 稲葉さん自身典型的な会社人間としてサラリーマン生活を送ってきましたが、48歳の時に胃の手術のため2ヶ月間休職。「俺がいなければ職場は回らない」との自負心があったにもかかわらず、2ヶ月ぶりに出社してみると、しっかり回っていることを知り、人生観が変わったと言います。この段階で自分の生きてきた道を振り返り、本当にやりたいことは何だろうと考え、趣味としての日曜大工を開始、没頭します。その後会社のリストラによる早期退職に応じ、1年間家具屋さんに通って家具職人としての腕を磨きました。
 こうした経験から、第二の人生設計のために、次の6点を伝えたいと言います。
○生涯生活設計を描いてみる(家庭、経済、健康、スキル等)
○三度の飯より好きなことを探す
○その好きなことのレベルを高める(他人に教えられる域まで)
○準備はできるだけ早く着手(退職の5年前には始めたい)
○ハーモニー(調和)人生の勧め
○「仕事」と「好きなこと」の両立(バランスではない)
 稲葉さんの実体験に基づく話に、参加者の皆さんは時折深くうなずいていました。
棚卸し作業を説明する大澤さん
人生の棚卸し2
 この講演のあと、実際に自分の人生を振り返る「棚卸し作業」に入りました。解説はグループDo・動の大澤さん。記入例の丁寧な説明を受け、参加者の皆さんは、幼少期、就学期、就業期、第二の人生に色分けされたシートにこれまでの出来事を記入します。続いて「今の私」はどうなのか、健康状態、家族関係、友人関係など項目ごとに記入して行きます。
 こうしてまたたく間に予定された時間が過ぎ、続きは自宅で行っていただくこととして、終了しました。
 次回は「ドリームプランを作ってみよう」というタイトルで、10月27日(火)13:30~16:00、アイセル21で開催します。
 お申し込み・お問合せは
 ライフサポートセンター中部事務所 TEL 054-288-3750までどうぞ。

バックナンバー

検索

PAGE TOP