イベント報告
【東日本大震災】災害ボランティアで役に立ったもの、持参すれば良かったと思ったもの

【東日本大震災】災害ボランティアで役に立ったもの、持参すれば良かったと思ったもの
 「東日本大震災静岡県災害ボランティア」第一陣に参加した経験から、「災害ボランティアで役に立ったもの、持って行くと便利なもの」をご紹介します。これから出かけられる方々の参考になれば幸いです。
1.持参して役に立ったもの
・シャワーナップ
 大型のウェットティッシュサイズで、髪を拭くだけでシャンプー効果が得られるもの。実際2日間使用しましたが、かゆみも抑えられ、助かりました。同行したメンバーにもおすそ分けして大変喜ばれました。なお、静岡県ボランティア協会の現地拠点(遠野市)にはシャワー設備はありますが、本来は管理人用であり、停電時には使用できなくなります。シャワーが使えればシャワー、使えなければシャワーナップと使い分ければよいのではないでしょうか。なお、1パックに20枚程度入っているので、友人と一緒に行く際は、5人で1パック程度あれば十分です。
・全身用ウェットティッシュ
 シャワーが使えなくてもこれで全身を拭けば、アルコール殺菌効果もあり、さわやかになります。ボランティアの作業現場にも持ち込みましたが、顔や腕、手の汚れを取るのに便利でした。薬局の介護用品売り場にあります。
・ポケットウェットティッシュ 水のないところで汚れた手を拭くのに重宝しました。
・ゴーグル ホコリの多い場所での作業があるので、マスクは必須ですが、ホコリが目に入ると痛くて大変です。場所によってはゴーグルで目を保護すると、安心して作業できます。ただし、マスクとゴーグルを併用すると、息で曇りやすくなります。こまめにハンカチ等で曇りを取ることが必要です。
・鼻炎薬
 鼻炎アレルギーのある方は、あると便利です。
※災害ボランティアは、自己完結が原則です。上記のティッシュは使い捨てなので、使用済みのものは持ち帰るつもりで持参ください。なお、遠野市の拠点ではごみ袋を用意いただきましたので、ゴミは捨てられますが、あまりごみを発生させる事のないよう気配りが必要です。
2.持参すれば良かった、と思ったもの
・携帯電話用外部電源または予備電池
 私たちが行った際は、バス乗車中に震度6強の地震が発生し、広域で停電しました。さらに東北道がところどころで寸断しました。このため、16時間バスの中でした。しかも現地に翌朝到着したものの、電気が回復したのはその日の夕方。最近の携帯電話はインターネットもつながるので、電力消費が大きく、私の携帯はバッテリーがなくなってしまいました。
 こうした時に、外部電源が威力を発揮します。単三電池を使用するものなどが市販されています。また、自分の携帯の電池を1個余分に持参するのも良いと思います。
・目薬
 ホコリが目に入った時に洗い流すのに使えます。現地に水がないことも想定されますから。
ライフサポートセンターしずおか

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