イベント報告
脳いきいき講座実施(静岡)

脳いきいき講座実施(静岡)
 10月8日(土)、ライフサポートセンター中部事務所は静岡労政会館において、脳いきいき講座を開催しました。共同主催は静岡県労働者福祉基金協会。後援として静岡市、(財)静岡市勤労者福祉サービスセンター、静岡地域労働者福祉協議会のご協力を頂きました。参加者は24名でした。これまでの同じセミナーに比べると、男性の参加者が多く、また若い方の参加も多いのが特徴でした。
脳いきいき講座
 講演の講師は、日本早期認知症学会理事長・株式会社創生生体工学研究所代表取締役の志村孚城氏と、浜松人間科学研究所所長の奥山惠理子氏。
講演する志村先生
志村先生
 認知症についてはまだ解明が十分には進んでおらず、認知症が疑われる場合、まずその他の病気ではないかを医師に診断してもらうことが重要、とのことです。また、認知証には老化廃用型とアルツハイマー型があり、今回取り上げるのは老化廃用型で、主に脳の機能を使わないことで起こるものだそうです。特に、前頭前野関係の認知症を予防するためには1.生きていく意欲を持続させること、2.できるだけ自立した生活を送るよう心がけること、3.人との交流を大切にすること、が重要だとのことです。
 このセミナーの特徴は、講演の合間に、一定時間内に物語を読んで特定のかなを見つけ、かつストーリーを記憶する「かなひろいテスト」や、「漢字色別テスト」が行われること。
かなひろいテストの説明をする奥山先生
奥山先生
 テストが終了すると、休憩となり、講演が続行されます。一方、別室では採点作業が行われ、セミナー終了時には来場された皆さんに結果をお渡ししました。

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