「今から始める老い支度」シリーズIN沼津
“第四弾” 「い の ち と 向 き 合 う」感動的に開催!
講師 高橋 卓志 氏 於:沼津労政会館
好評を博して、昨年度に続いて沼津で二回目のセカンドライフを応援する連続講座「今から始める老い支度シリーズ」。
第四弾、「いのちと向き合う」を11月15日(火)、沼津労政会館にて講師にお馴染みの松本市神宮寺住職の高橋卓志氏をお招きし47名の参加者の中、感動的に開催されました。
お話の前半は、講師が東日本大震災発生して二日目に現地に入って救助、救出、埋葬活動を続けてこられた貴重な体験から、突然死、大量死が人、社会に及ぼす実像を生々しくリアルに紹介され、人が「死と向き合う」重い話を伺いました。
講演する高橋住職
後半は、余命を宣告された三人の癌患者との交流を通して体験された「いのちと向き合う」ことの難しさ、大切さについてのお話をしていただきました。
死には良い死も悪い死もない、死は個人が一人で対面しなければならない困難で重い問題だけに回りのサポート、向き合い方もとりわけ大切なことではないかということでありました。夫々が考えさせられる感動的な話でありました。
会場風景
第三弾の「現代の葬送お墓事情」の時にも感じましたが、葬式、お墓、死に方の問題をオープンにセミナーのテーマにして語り合えることに今日的な時代を感じます。少し前までは講演会の題目にする事にためらいを感じました
今年の老い支度シリーズは当日何らかの事情で来れない方もいますが、参加応募者数は昨年に比べ20%は増えていると思います。それは間違いなく少子高齢核家族化が進んでいることであり、第二の人生をどうデザインするか自分の問題として考えられている層が増えていることを物語っていると思われます。是非、来期も開催出来ればと思っております。