大事な人を守る! 「かしこい消費者セミナー」in 長泉
2012年2月3日(金) 於:コープしずおか長泉店
県下各地域の消費者向けに、暮らしにまつわる有益情報協働発信事業として企画運営をライフサポートセンターしずおか東部事務所が担い、主催を静岡県労働金庫、後援に生活協同組合コープしずおかの協力を頂いて、2月3日(金)節分の日に長泉町の「コープしずおか桜堤店」コミュニティーホールに於いて「大事な人を詐欺から守る『かしこい消費者セミナー』」を開催しました。講師は静岡県東部県民生活センターよりお招きしました。
会場の関係で応募人数を先着30名の限定募集とさせて頂きました(来場されたのは28名)。今回は長泉町のご理解とご協力をいただき、広報「ながいずみ」に掲載をしていただいたり、更には産業振興課の方から関連の各団体へ参加の要請行動を展開して貰いました。
その結果、当日は一般応募者の方々とそれぞれの各団体から参加をいただき、総勢27名の皆さんに集まっていただきましてほぼ会場の席を埋めて頂きました。
相変わらず、消費者トラブルは日常生活の様々な場面で起こっております。未だに多くの被害を引き起こしている架空請求、オレオレ詐欺、貸します詐欺、還付金詐欺などの「振り込め詐欺」をはじめ、次々に新たな手口を変えながらトラブル内容は多岐にわたっています。もちろんマスコミ報道されない消費者被害も多く、挙げたらキリがありません。
なぜこうした事件が起こるのでしょうか。今回、第一線で相談業務に携わっておられる相談員の立場から、実際に受け付けた相談に基づいて、どんな人が被害にあっているのか、被害を防止するポイントは何か、被害にあってしまったらどうしたらよいか、等について被害防止と問題解決のためのポイントを分かり易くお話を伺いました。また、高齢者を悪質商法などから守るための東部地域の「高齢消費者見守りネットワーク」が稼働していることや、その仕組みや内容についてもDVDを交えながら分かり易く説明いただきました。
ひと口に悪質商法と言っても次々に新しい手口が発生してその手口は様々です。どれも卑怯で巧妙なものばかりで「自分は絶対に被害に遭わない」という保証はどこにもありません。日頃からの情報収集が大切です。
そして、何と言っても、不審に思ったり迷ったり心配なことは、まずはお住まいの自治体の消費生活センター等に相談することが大切です。