「支える人のケア」実施(静岡)
(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部中部事務所は5月27日(日)、静岡市葵区の江崎ホールで「支える人のケア」を実施しました(後援:静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済、生活協同組合コープしずおか)
このセミナーは、2010年12月に実施して以来2度目となるもので、ライフサポートセンターしずおかが受付している「暮らし何でも相談」の内容で、「心の悩み」が2番目に多い(1位は法律問題)ことから、前回と同じコンセプトで、内容を再検討して実施したものです。
第一部は、聖隷クリストファー大学講師の杉山せつ子先生による
「こころとからだを元気にするセルフケア」についての講演を行いました。
講演する杉山先生
杉山先生は、心の悩みを抱える方々を支える人が、どのようにセルフケアをすれば良いのかについて講演し、呼吸法により自分自身を落ち着ける事や、米心理学者マズローの欲求階層説を引用(自己理解と他者理解)しての自己実現について、また、同じく米心理学者ライトを引用(価値転換の考え方。人生は価値観次第)して、障害の受け入れ方などについて紹介しました。
また、誰かをケアをしている人達はストレスがたまりやすいけれど、体験を記録し、客観的に見る努力をすることで、現在の負荷を良い方向に替えてしまうこともできる、超高齢化社会で大変だけれど、その中で得るものがあるはず。それを世界に発信して行けば良い。誰も一寸先はわからない。苦難が来たときほど自分磨きのチャンス。そこでつぶされなければ、人間はダイヤモンドになれる、など多くの示唆に富んだ話をしていただきました。。
休憩をはさんで第二部は、「稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル」による生演奏。
ピアノ、コントラバス、バイオリンのアンサンブルに、参加された方は聞き入っていました。
演奏する稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル
(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部は、今後もこうした講演と生演奏を組み合わせたセミナーを検討中です。