「今からはじめる老い支度」シリーズ”最終弾”「自分らしく、納得できる葬送とは?」(沼津)
(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンター事業部では、生活協同組合コープしずおか、(財)静岡県労働者福祉事業協会と共同で、セカンドライフを応援する連続講座「今からはじめる老い支度」を、今年度3回シリーズで開催しております。沼津開催での最終講座は7月4日(水)、「自分らしく納得できる葬送とは?」と題して、一昨年に続き二村祐輔氏を講師に招いて沼津労政会館で開催しました。当日は梅雨の晴れ間で蒸し暑さを感じる日中でしたが、50名の方々にご参加いただきました。
講師の二村祐輔さんは、日本葬祭アカデミー教務研究室主宰、(有)セピア代表取締役で、都内葬儀社に約18年勤務後、葬儀コンサルタントとしてテレビやラジオでも活躍の他、著書「自分らしい逝き方」「家族のための現代葬儀大辞典」などを出版されています。
講演は、葬式という言葉が葬儀と告別式を合体させた言葉である事を解説され、葬儀は亡くなった人の霊との別れであり、最小限しなければいけない儀式。告別式は式典であり、社会的な関係の方々とのお別れ会である事などをお話しされました。
言い換えれば婚儀、婚礼・披露宴と同じような意味合いですが、お寺や葬儀社の中でも必ずしも十分理解されているわけでもないとの事。
このような仕組みを知れば、自分に合った葬儀や告別式を考えることができ、お寺や葬儀社任せで多額の費用をかけなくても心のこもったお葬式ができるのだそうです。
お葬式という人生最後のセレモニーについて、自分の希望を伝えていく必要があります。最近ブームになっている「エンディングノート」を使えば、お葬式やお墓についての希望、万一のとき知らせてほしい人の連絡先などを細かく書き込めるようなっていますので、書きやすそうな項目から埋めて、もしもの時の準備を進めすことができるとのお話もありました。
おかげをもちまして沼津での3回シリーズは終了となります。どの回も多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。次回の開催は、10月静岡・11月浜松です。
静岡:静岡労政会館
10/5 遠藤泰子さん 10/20色平哲郎さん 10/25二村祐輔さん
浜松:浜松労政会館
11/6 遠藤泰子さん 11/18色平哲郎さん 11/23二村祐輔さん
時間13:00~15:00、参加費各回¥500
遠藤泰子さん:自然体で人生を楽しむ
色平哲郎さん:金持ちより心持ち
二村祐輔さん:自分らしく納得できる葬送とは?
ライフサポートセンターしずおか