「今からはじめる老い支度」シリーズ“浜松最終回”開催
「自分らしく、納得できる葬送とは?」
(公益)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部では、生活協同組合コープしずおか、
(財)静岡県労働者福祉事業協会と共同で、セミナー「今からはじめる老い支度」(静岡会場)今年度3回シリーズの3回目「自分らしく納得できる葬送とは?」と題して11月23日(金)浜松労政会館で開催し29名の方にご参加いただきました。
講師の二村祐輔さんは日本葬祭アカデミー教務研究室主宰、(有)セピア代表取締役で、都内葬儀社に約18年勤務後、葬儀コンサルタントとしてテレビやラジオでも活躍の他、著書「自分らしい逝き方」「家族のための現代葬儀大辞典」などを出版されています。
講演ではお葬式という言葉の意味について説明がありました。
葬儀は亡くなった人の霊とのお別れの儀式、告別式は式典であり、社会的な関係の方々とのお別れの会である。
この様な仕組みを知れば自分に合った葬儀や告別式を考えることができ、お寺や葬儀社任せで多額の費用をかけなくても心のこもったお葬式ができるのだそうです。
また、例えばお布施を「お気持ちで」と言われても、いくら包めば良いのか分らない、という事を含め、葬送・供養に対する不安が増大しているとのこと。ただ心配していないで、人生最後のセレモニーについて、元気なうちに自分の希望を伝えていく必要があります。このところブームになっている「エンディングノート」を使えばお葬式やお墓の希望、万一の時に知らせてほしい人の連絡先などを詳しく書き留めるようになっていますので、書きやすい項目から埋めて、もしもの時の準備をしておくことができますよ、というお話がありました。
会場の様子
おかげをもちまして浜松での3回シリーズは終了、沼津、静岡会場を含め、今年度の「今からはじめる老い支度」セミナーはすべて終了となりました。多くのお客様に参加していただきました。誠にありがとうございました。