相続と後見制度の講座を開催しました (2013/3/3(日)磐田iプラザにて)
ライフサポートセンターでは、「暮らし何でも相談」を行うことで、皆様の困りごとの傾向や世の中のニーズを注視してきました。今回、相談から感じ、相談者から学びながら地域のネットワークで助け合う「協働共助」の一助になればと、(公財)静岡県労働者福祉基金協会 ライフサポートセンター中東遠・西部は、磐田市(高齢者福祉課・包括支援センター)と共同で、地域セミナー「相続と後見制度の講座」を開催、85名の方にご参加いただきました。
(後援:磐田地区労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済)
「暮らし何でも相談」に寄せられる相談案件において最も多いものは、超高齢化社会のためなのか、家族・兄弟の絆が薄くなったのか「相続」に関するもので、相談内容も様々ですが、故人の生きざまをどの様に相続するか等、生々しい人間模様が繰り広げられての相談が増えております。
併せて、一人暮らし高齢者が激増している中、徐々に意思能力が欠如して自分の思いが伝えられなくなった時のことなど、少子高齢化の社会は厳しい課題を突き付けております。
今回の講座は、法律の専門家で、浜松で活躍される司法書士の小楠展央先生を講師に招き、相続と成年後見制度を事例をもとにわかりやすく説明されました。いつかはやってくるその日に備え、相続を争続にさせない為の知識を得ようと、皆様真剣に学んでいらっしゃいました。限られた時間ではございましたが、今後の参考にしていただけると嬉しく思います。また、ご意見・ご感想からも、ご要望の多い講座でしたので、今後開催するセミナーの参考にしたいと考えております。。
これからも、小さな相談小窓から知り得る世相を反映した、地域社会への貢献や仲間づくりを模索しながら、ライフサポート事業を多くの方々と共有していきます。
ライフサポートセンター中東遠・西部