イベント報告
人生笑って暮らしたい!(今からはじめる老い支度)

2013年度「今からはじめる老い支度」セミナー始まる!
第一弾『人生笑って暮らしたい!』講師~喜味家たまごさん

 今年度「今からはじめる老い支度」シリーズ第一弾は、講師に喜味家たまご氏を招き、5月24日(金)午後1時より沼津労政会館にて開催、70名の方にご参加いただきました。(主催:(株)コープライフサービス・(一財)静岡県労働者福祉事業協会・(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか)
 
 喜味家たまごさんは、漫才師「喜味こいし」の次女として生まれ、三歳より日本舞踊を始め、浄瑠璃や新内(しんない)などを勉強し、阪神淡路大震災後、三味線放談「喜味家たまご」として主に大阪で活躍されています。
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 人生で区切りをつけるとしたら、働き盛りがファーストライフ、その後がセカンドライフ、特にセカンドライフは長時間あるので、自分の好きなことをやるのが一番なのではないでしょうかと話し、お母様の介護については、介護も長期になるとストレスが溜まりつらく当たってしまう事がある、常に人にやさしい気持ちを持っていきたいと続けます。
 今回のタイトルでもある『人生笑って暮らしたい!』は、父こいしさんがよく口にしていた言葉、晩年この言葉があったからこそ元気に暮らすことができたと言います。こいしさんは、戦争中広島で被爆、たまごさん自身も被爆二世でありご苦労もあったそうです。上方漫才の宝として常に笑いを提供してきたこいしさんですが、戦争で生き残り、笑いを仕事にしていることに対して、いつも心のどこかに引っ掛かるものを感じながら漫才をしていたと言います。
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 笑いと健康についても話され、笑いというものは「口に入った有害な物を吐き出す」と言われ、笑顔を作れるのは人間とサルだけだそうです。(笑)
 笑いの効能としては①脳の活性化②血行促進③自律神経のバランスが整う④腹筋・顔筋など筋力アップ⑤幸福感と沈痛作用(モルヒネと同じ)などがあり、免疫のバランスが良くなる事も効果大だそうです。
 また自然に微笑みが出るようにするには口角(こうかく)を上げて作り笑いをしていくのも有りだそうです。
 最後にストレス解消法としては【大きな声を出す・大きな声で笑う】事が一番と締めくくり、会場の皆さんからも大笑いしながらの講演で有意義な時間でしたと感想を聞かせていただきました。
 ライフサポートセンターしずおか
 

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