イベント報告
本当はこわいお口の病(やまい) 最近のお口トラブル事情 開催

本当はこわいお口の病(やまい) 最近のお口トラブル事情
2014年3月8日(土)、「本当はこわいお口の病(やまい)」と題して口腔ケアのセミナーを開催しました。
(会場:ALWFロッキーセンター 主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部 後援:静岡市 静岡県退職者福祉協議会 ろうきんグリーン友の会県連絡会 参加者:26名)
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このセミナーは、最近の口腔トラブルを知り、口腔ケアの大切さを学んでいただくもので、講師には、静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科講師で静岡県歯科衛生士会副会長の森野智子先生にお願いしました。(摂食・嚥下リハビリテーション認定歯科衛生士(日本歯科衛生士会)、介護支援専門員)
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セミナーでは、パワーポイントを使いながら、歯の役割や歯周病、酸蝕歯、口腔内乾燥について説明をし、実際に参加者のむし歯菌の量と歯周病が原因と考えられる唾液中の血液量を、試薬を使いチェックを行いました。
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歯周病:自覚症状がないため身近に感じることが難しい歯周病は、口腔内に留まらず全身疾患(糖尿病、心疾患、脳梗塞など)に悪影響を及ぼすことや、手術の成功率、手術後の回復日数に影響する。
酸蝕歯:ドレッシングやスポーツドリンクなどの酸性食品により歯が溶けるため、摂取後のうがいや摂取する時間・回数に注意する事が口腔内の酸性濃度を下げ予防効果がある。
口腔乾燥(ドライマウス):薬剤の影響によるもので、降圧剤や利尿効果のある薬剤や抗精神薬、抗鬱剤、がん治療などを受けている方に見受けられ、医師または薬剤師に相談。
健康は健口から。これまで知らなかった知識や最新情報が盛り込まれた“目からウロコ”のセミナーでした。
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口をすすいで吐き出した液に混じっている微量の血液量で歯周病などを確認。
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中心部の円形ろ紙に唾液を滴下し、約15分肌に貼る。虫歯菌が活性化すると、菌量により青→青紫→紅へと変色。
ライフサポートセンターしずおか

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