イベント報告
これからの家族と葬送・供養のあり方~今からはじめる老い支度沼津~

これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~  講師:井上治代さん 
「今からはじめる老い支度」沼津での第三弾を、6月24日(水)午後1時より沼津労政会館にて開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)・(株)コープライフサービス・(一財)静岡県労働福祉事業協会/後援:静岡県・沼津市・(一社)静岡県労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部 静岡新聞社・静岡放送 参加者:46名)
井上先生2
講師は、東洋大学ライフデザイン学科教授の井上治代さん。
井上さんは学校で家族社会学を教える一方、尊厳ある死と葬送をめざすNPO法人エンディングセンター理事長として、東京と大阪で樹木葬(桜葬)を展開しています。
今回は、これからの家族と葬送・供養のあり方をテーマに、写真を交えながら説明がされました。
井上先生1
今日の少子高齢化と急激な社会変革は葬送分野にも影響を及ぼし、特に1990年代からの傾向として、
①脱「継承」(永代供養墓・合葬式墓地・樹木葬)
②自然志向(散骨・樹木葬)
③個人化(自分らしく)
があげられるそうです。
その一例として、進化している葬儀やお墓が紹介されました。
●自分らしさを表す個性ある墓石(ピアノ型や釣り好きの魚型)
●自然志向である散骨、風船に遺灰を入れて大空へ飛ばすバルーン葬
●通夜を省いて1日だけで済ませる1日葬
●自宅の居間にいる雰囲気でゆっくりと最後のお別れをするリビング葬
井上先生3 ←リビング葬の写真
集団から個人単位、自分らしい葬儀・お墓を考える風潮が強くなっている葬送分野、
『終活』をすることで、いろいろな選択肢が見えてくると話しました。
今後の予定(これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~ 井上治代さん)
●2014年10月16日(木)13時~15時 静岡労政会館
ライフサポートセンターしずおか

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