2014/07/16
今から始める老い支度 素敵な人生の締めくくり方 ~浜松~
ライフサポートセンターしずおか及び㈱コープライフサービス、静岡県労働者福祉事業協会は7月4日(金)浜松市、静岡新聞等の後援、協力を得、「今からはじめる老い支度」第3弾「素敵な人生の締めくくり方 ~終活~」講座を浜松労政会館で開きました。
今回は78名もの方が参加され、自分らしく終焉を迎えるための心構えについて真剣に聴き入っておりました。
講師の一般社団法人終活カウンセラー協会代表理事 武藤頼子氏は同日浜松市内の某証券会社でも講演されるなど、年間130回以上ものセミナーを担い、「終活」を伝えています。
終活とは「人生の終焉を考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きる活動」のことだと説かれております。過去を振り返り、それぞれの年代でどのような出来事があり、どのような方にお世話になってきたか?自身の日常生活や医療・介護についてどのように捉え、考えているのか?財産の整理はできているのか?それらをどのように承継し、相続していくのか?自分らしい送られ方(葬送)とは?
人生を棚卸することは生き甲斐を感じ、「よりよく生きる」ためのきっかけけづくりにあるとも言われています。 講師自らも「エンディングノートで遺産分割に対する考え方をまとめ、相続人の争いが起きないよう準備している」とのこと。
最後に、1000人の死を見届けた終末医療の専門家が書かれた“死ぬ時に後悔する25のこと”が読み上げられ、「後悔無しに死ぬにはまだまだだなあ」とのささやき声が会場のところどころから洩れてきました。
ライフサポートセンターしずおか