イベント報告
これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~

これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~  講師:井上治代さん 
「今からはじめる老い支度」静岡での第三弾を、10月16日(木)午後1時よりALWFロッキーセンターにて開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)・(株)コープライフサービス・(一財)静岡県労働福祉事業協会/後援:静岡県・静岡市・(一社)静岡県労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部 静岡新聞社・静岡放送 参加者:30名)
講師は、井上治代さん。井上さんは、東洋大学で家族社会学を教える傍ら、NPO法人エンディングセンター理事長として、東京と大阪で樹木葬(桜葬)を中心とした活動に携わっています。
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昔は、家族が行ってきた介護・看取り・死後の祭祀。格家族や1人世帯が多い現代では、それらを行うことができにくいため、葬儀は小規模化や個人化を、お墓は脱継承化を望む人が増えていると言います。義理の関係者を招かず、個人とじっくりお別れをしたいというスタイルが今好まれているのだそうです。
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<自宅にいるような雰囲気で故人とじっくりお別れをするリビング葬>
今回も、現代のニーズに対応した葬送供養の事例【葬送:直葬、家族葬、1日葬】、【供養:永代供養、樹木葬、散骨、手元供養】が写真を交えて紹介されました。
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時代の流れと共に新たな葬送供養が登場する一方、これまでの伝統的な葬儀の良さを見直すことも大切と井上さん。
例えば、焼香を献花に読経を音楽にかえるだけでも、伝統が受け継がれつつ自分らしさを出すことができると言います。
”死を意識して時を大切に輝いて生きる”
自分らしくどのように最期を迎え送られたいかを考え、事前準備を行うことが不安の無い人生を楽しむことができると終活の大切さについてまとめました。
ライフサポートセンターしずおか

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