イベント報告
脳いきいき講座

『脳いきいき講座 in南区』開催
日 時 : 2014年12月7日(日)10:00~12:00
会 場 : 可美公園総合センター
参加者: 37名
主 催 :ライフサポートセンターしずおか
後 援 :浜松市、 浜松市社会福祉協議会
ライフサポートセンターしずおか西部では、12月7日(日)南区可美公園総合センターに於いて「脳いきいき講座」を行いました。
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日本早期認知症学会理事長の志村先生は、日本人の急速な高齢化に伴い、65歳以上の認知症推定出現率は15%(439万人)、軽度認知障害の推定出現率は13%(380万人)にあり、認知症にかからないよう予防することは、個人・家族の幸福や国家財政圧迫からの解放につながるものですと、認知症予防の必要性を訴えました。
また、認知症には様々な種類があり、中でもアルツハイマー病が60-70%を占め、物忘れが徐々に進行するなどの初期症状が現れるそうです。残りの30-40%は脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症、レビー小体型認知症が同じくらいの比率で占めていますなど、認知症と脳の関連部位の役割を図で示しながら、主な認知症の初期症状について説明されました。
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奥山先生は、認知症を診断するには医療機関で脳の放射線画像を解析する方法もありますが、より安価・安全で簡易なチェック方法として志村先生が開発された「漢字識別テスト」があることを紹介し、その活用方法について説明されました。
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認知症予防方法としては、ポリフェノールを含んだ食材やオリーブオイルを摂取するなどの食事療法のほか、運動、減塩、禁煙を心掛けることも必要です。一番大切なことは、前頭前野機能を低下させないよう・「意欲」(いつまでも意欲を持続させる)・「自律」(自分で計画し実行する生活)・「交流」(人と接し会話する)の生活の3原則を意識し過ごすことですと、強調されておりました。
参加者から「ストレスや噛むこと」と認知症の関連についての質問がされたり、講座終了後も何組かの方が個人に関わる相談をされていました。 また自治体の方からは、「漢字識別テスト」を取り込んだ講座を開きたいなどの相談もいただき、認知症予防への関心の深さが伺えました。
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ライフサポートセンターしずおか

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