イベント報告
知っ得情報講座 ネットの落とし穴 開催報告

知っ得情報講座 『ネットの落とし穴』 開催報告
インターネットの普及率が高まることに伴い、ネットを通じてのトラブルや悪質商法に巻き込まれるなどの消費者被害は跡を絶たず、大型の消費者事件が次々と起こっています。
このようなネット被害に遭わないようにと静岡県労働者福祉基金協会と県労働金庫では講師に司法書士の山田茂樹氏を招き「ネットの落とし穴」講座を1月31日(土)10時よりユーコープ小豆餅店にて開催しました。(参加者14名)
当講座では、銀行からのお知らせと見せかけ、ネットバンキングのID・PWを聴きだし、本人に成りすまし金銭を搾取するフィッシングサイトや、女性名を名乗る相手とメールを交換している間に「出会い系サイト」に登録誘導されるなどの、迷惑メールや架空通販サイトの具体的な事例を紹介しながら、その詐欺手口や回避法について講師より説明がありました。
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悪質なメールやサイトには『正確な運営情報(運営者氏名・住所・電話番号)が記載されていない、極端に値引きされている、日本語表現が不自然、支払いが銀行振り込みでクレジットカードが利用できない・・・』等、通常の取引では有りえない不自然な標記、表現などの特徴が見られます。
 「ネット上での取引に於いて、これらの特異な点を見落とさないよう注意する」ことが詐欺商法に掛からないため大切です。
悪質業者は消費者の気持ちをくすぐったり、弱みに付け込んだりと人間の本質を巧みについて契約を迫ります。「騙し」について、相手は一枚も二枚も上。「自分は大丈夫との思い込みは捨て、騙されるかも知れない」との意識を持ち、メールやサイトへ対処していくのが重要とのことです。 
参加者には、架空請求に掛かりそうになった方もあり、「実例を紹介しながらの説明で分かり易かった」「インターネットへの接続が怖かったけど研修を受け少し安心した」などの声を頂きました。
ライフサポートセンターしずおか

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