イベント報告
東山家のもめない相続 第1回 相続・遺言

東山家のもめない相続 第1回 相続編
2015年7月25日(土)ALWFロッキーセンターにて、「東山家のもめない相続」を開催しました。(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか事業部)/ 後援:静岡県、静岡市、(一社)静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部)参加者:40名
講師は、司法書士の小林久晃さんで、静岡市内で司法書士事務所を運営、生活保護支援ネットワーク静岡副代表、生活保護問題対策全国会議幹事、静岡県自殺対策連絡協議会委員、(公社)成年後見センター・リーガルサポート静岡支部幹事をされています。
今回の講座は、東山家という架空の家族に起こった相続について話を進めていくもので、第1回目のこの日は、相続全般と遺言について説明がされました。(第2回目(8/1)は、遺言と成年後見です。)
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相続は誰にでも起こるもの。たとえ家族仲が良くても、事情によって主張も変わるため、もめないケースはほとんどなく、親族間でもめた場合は感情が加わるため元に戻りにくいと言います。また、遺産が少ない人がもめやすいことや、遺産分割調停でもめている金額は1,000万円以下が3割であることを紹介されました。(不動産があれば1,000万円を超える。)
これらを踏まえて、元気なうちに考えておいた方がよいこととして、財産と相続人の把握(相続財産にはプラスの財産だけでなく負債も含む)や、後々のトラブルを避けるための遺言の活用があげられました。特に子供のいない人や、家族に行方不明・判断能力を欠く人がいる場合など、何かしらの事情がある人は遺言を残す方が良く、残す場合は公正証書遺言を勧めることがあげられました。
相続に関する相談は、弁護士、司法書士、税理士が入口となります。報酬は一律ではなく事務所ごとに違うので、見積りをとることが大切と説明されました。
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ライフサポートセンターしずおか

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