2015/08/04
東山家のもめない相続 第2回 遺言・成年後見編
2015年8月1日(土)ALWFロッキーセンターにて、「東山家のもめない相続」を開催しました。(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか事業部)/ 後援:静岡県、静岡市、(一社)静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部)参加者:37名
講師は先週に引き続き、司法書士の小林久晃さんです。(静岡市内で司法書士事務所を運営)
まずは先週の振り返りも兼ね、相続によくある問題やトラブルを予防する為の遺言の活用を説明したのち、成年後見制度についての解説がされました。
具体的な利用として、相続人のうち一人が認知症で遺産分割ができない、悪質商法の被害にあった、認知症の親名義の預貯金払戻しを断られたなどの理由があげられ、成年後見人になる方は、親族が35%(H26年度)、残りは弁護士、司法書士、社会福祉士などの専門家が多いと話しました。しかし、成年後見のニーズは増えているものの、受け皿が少ないことや、後見人が見つからないこともあるようです。
相続・遺言・成年後見は実はつながりのあるもの。元気なうちに考えておきたい大切な事柄を、2週にわたり解説しました。
東山家の事例はほんの一例。
家族により事情はかわるので、心配な方は専門家への相談をお勧めします。
ライフサポートセンターしずおか