イベント報告
第32回無料法律相談会開催報告(静岡)

第32回無料法律相談会を開催
静岡大学法科大学院とライフサポートセンターしずおかは、2014年12月13日(土)、第32回「無料法律相談会」をALWFロッキーセンターで行いましたた。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)共催:静岡大学法科大学院 後援:静岡県労働者福祉協議会 静岡県労働金庫 全労済静岡県本部 生活協同組合ユーコープ)
 
相談には予約申込された7組が来訪され、法科大学院生と弁護士による相談を各1時間程度をかけて実施し、好評をいただきました。
次回以降の予定は下記のとおりです。申込につきましては、ホームページなどで後日ご案内いたします。なお、この相談会は、無料法律相談を初めて受ける方のみとさせていただいております。予めご了承下さい。
2015年3月6日(金) 湖西市民会館予定 午後
2015年6月下旬    ALWFロッキーセンター(静岡)
2015年9月中旬   松崎町内予定
2015年12月上旬   ALWFロッキーセンター(静岡)
2016年3月上旬   県内西部地域予定
ライフサポートセンターしずおか

脳いきいき講座

『脳いきいき講座 in南区』開催
日 時 : 2014年12月7日(日)10:00~12:00
会 場 : 可美公園総合センター
参加者: 37名
主 催 :ライフサポートセンターしずおか
後 援 :浜松市、 浜松市社会福祉協議会
ライフサポートセンターしずおか西部では、12月7日(日)南区可美公園総合センターに於いて「脳いきいき講座」を行いました。
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日本早期認知症学会理事長の志村先生は、日本人の急速な高齢化に伴い、65歳以上の認知症推定出現率は15%(439万人)、軽度認知障害の推定出現率は13%(380万人)にあり、認知症にかからないよう予防することは、個人・家族の幸福や国家財政圧迫からの解放につながるものですと、認知症予防の必要性を訴えました。
また、認知症には様々な種類があり、中でもアルツハイマー病が60-70%を占め、物忘れが徐々に進行するなどの初期症状が現れるそうです。残りの30-40%は脳血管性認知症、前頭側頭葉変性症、レビー小体型認知症が同じくらいの比率で占めていますなど、認知症と脳の関連部位の役割を図で示しながら、主な認知症の初期症状について説明されました。
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奥山先生は、認知症を診断するには医療機関で脳の放射線画像を解析する方法もありますが、より安価・安全で簡易なチェック方法として志村先生が開発された「漢字識別テスト」があることを紹介し、その活用方法について説明されました。
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認知症予防方法としては、ポリフェノールを含んだ食材やオリーブオイルを摂取するなどの食事療法のほか、運動、減塩、禁煙を心掛けることも必要です。一番大切なことは、前頭前野機能を低下させないよう・「意欲」(いつまでも意欲を持続させる)・「自律」(自分で計画し実行する生活)・「交流」(人と接し会話する)の生活の3原則を意識し過ごすことですと、強調されておりました。
参加者から「ストレスや噛むこと」と認知症の関連についての質問がされたり、講座終了後も何組かの方が個人に関わる相談をされていました。 また自治体の方からは、「漢字識別テスト」を取り込んだ講座を開きたいなどの相談もいただき、認知症予防への関心の深さが伺えました。
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ライフサポートセンターしずおか

本当は怖いお口の病(やまい) 沼津開催報告

本当はこわいお口の病(やまい) 最近のお口トラブル事情 開催報告
2014年12月6日(土)、「本当はこわいお口の病(やまい)」と題した口腔ケアセミナーを、沼津市金岡地区センターにて開催しました。(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)後援:静岡県、沼津市、静岡県立大学短期大学部、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部、生活協同組合ユーコープ 参加者:32名)
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このセミナーは、最近のお口トラブル事情から口腔ケアの大切さを学んでいただくもので、講師には、静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科講師で静岡県歯科衛生士会副会長の森野智子先生をお招きし、「歯周病と全身の病」「今までの虫歯と新たな虫歯」「ドライマウス」を中心に解説していただいた後、RDテストを使った唾液中に含まれるむし歯菌量のチェックを行っていただきました。
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歯周病は、糖尿病・心疾患・脳梗塞などの疾患や、手術後の回復に影響を与えること、酸蝕歯は、酸性食品(ドレッシングやスポーツドリンクなど)により歯が溶けるため、摂取後のうがいや摂取回数に注意が必要、ドライマウス(口腔乾燥)は、服薬やがん治療を受けている方に多く、医師・薬剤師に相談することなどの説明がされ、質疑応答では、歯を磨くタイミングや効果的な磨き方、歯磨剤の選び方などについて回答されました。
“歯のお手入れは健康寿命を延ばす”ことを実感した一日でした。
ライフサポートセンターしずおか

ネットの落とし穴

~知っ得情報講座~ ネットの落とし穴(静岡開催)
11月29日(土)、静岡市内ALWFロッキーセンターにて「知っ得情報講座 ネットの落とし穴」を開催、19名の方に参加いただきました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部 共催:静岡県労働金庫 後援:静岡県、静岡市、静岡県労働者福祉協議会、全労済静岡県本部、生活協同組合ユーコープ)
講師には、伊豆の国市で司法書士事務所を構え、現在、内閣府消費者委員会事務局委託調査員、静岡県消費生活相談専門アドバイザー、日本司法書士会連合会消費者問題対策委員会委員を兼任される司法書士の山田茂樹先生をお招きしました。
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現在、インターネットは急速に普及しており、平成13年のインターネット人口普及率が46.3%だったのに対し、平成25年には82.8%にまで達しているそうです。その背景として、パソコンや携帯電話等の通信機器の普及が上げられ、スマホに関しては62.6%という状況であり、広く国民に浸透していると言っても過言ではないでしょうか?
それに伴いインターネットトラブルも増加しており、消費生活相談に寄せられる相談では、インターネット通販に関する相談件数が1位という状況が続いているのだそうです。
山田先生にお話しいただいた内容をご紹介しますと、まずは、銀行などのメールと見せかけ、消費者に銀行の口座番号や個人情報を入力させ、不正請求や預金の引き出しを行う『フィッシングサイト』。
私たち消費者が、判断基準としがちな差出人名が『●●銀行 セキュリティー管理部』というメールで、内容は『お客様情報が流出した可能性がある』と消費者の不安をあおり認証作業を行う必要性を訴え、メールに記載のあるURLにアクセスすることを勧めるという手口。
山田先生によると、『差出人名は、誰でも簡単に変えることが出来ます。差出人がたとえ有名銀行だとしても、まずその金融機関のホームページで確認、または直接出向いて事実関係を確認することが必要です。』とのこと。また、専用ソフトを使用すれば、意外と簡単に本物そっくりなサイトを作成することも可能だそうです。
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もう一つは、『通販サイト』について。
現在、格安を前面に出した通販サイトが増えましたが、『お金を振り込んだのに品物が送られてこない』などのトラブルが多く発生しているそうです。
悪質な通販サイトを見分けるポイントとして、まず『会社案内』を確認します。特定商取引法に基づき、通販事業者は会社の住所、電話番号、代表者の表示が義務付けられているため、記載がない場合は危険です。また、機械翻訳を使用しているような不自然な日本語の表記であったり、支払い方法が銀行振込みのみでクレジットカードが利用できない等も判断基準となります。たとえ住所の記載があっても実在しない住所の可能性もあるため、目先の利益にとらわれず慎重に判断する必要があります。との先生のお話に、会場からはため息が漏れていました。
最後に配られたレジュメの挿絵は、全て山田先生が書かれたものだそうで、どれも思わず相槌を打ちたくなるほど核心をついた絵ばかりでした。(伊豆の国市のホームページで連載中です。)
【あなたも狙われるカモ!悪質商法にご用心】
http://www.city.izunokuni.shizuoka.jp/nousin/kurashi/koyou/nerawareru/index.html
ライフサポートセンターしずおか

ネットの落とし穴

~知っ得情報講座~ ネットの落とし穴 in 長泉
11月22日(土)10:00より長泉町のユーコープ桜づつみ店コミュ二ティルームにて、インターネットがきっかけとなるトラブルや悪質商法の事例と対処について解説する「ネットの落とし穴」講座を開催しました。(参加者:17名)
主 催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会 ライフサポートセンターしずおか事業部
共 催:静岡県労働金庫
後 援:静岡県・静岡市・長泉町・静岡県労福協・全労済静岡県本部・生活協同組合ユーコープ
講師は、伊豆の国市で司法書士事務所を開設している山田茂樹先生をお招きしました。
山田先生は、消費者問題のプロとして、クレサラ、オレオレ詐欺、マルチ商法など数々の事件を解決に導き、被害者救済に日々奔走しておられます。 
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講師の山田茂樹先生
 インターネットの普及率は年々高くなり、広く国民に浸透している状況にありますが、それに追随するようにネット被害に遭う方も増えていると思われます。
今回の講演「ネットの落とし穴」は、日頃、電話相談などで受ける“詐欺まがいの商品売りつけ”や、“アダルトサイトに入ってしまった”、“偽セキュリティーソフト広告に引っ掛かってしまった”等、日常的に被害にあわれている方が多いこともあり、とても参考になる内容でした。
また、本人になりすましてネットバンキングのID・パスワードなどを聴きだし、金銭の搾取などをする“フィッシングサイト”といわれるものもあるとのこと、そのようなメールが来た場合は、金融機関のホームページを確認するか、直接店舗に出向いて事実関係を確認することが肝心だと話されました。
その他、消費者庁は悪質通販サイトを公表している事や、消費者庁越境消費者センター(CCJ)では、「模倣品を販売するウェブサイトを見抜く4つのチェックポイント」を掲載しているので検索してみることも大事だそうです。
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まとめとして、インターネット取引は利便性がある反面、
①広告表示⇒申込み⇒決済までが一連の流れでできているケースが多いので、表示に誘引されてそのまま契約をしてしまいやすい側面がある。
②信用があるように装うことが容易なので⇒会社を立派に見せること、評判のよいショップであると装うことが簡単に出来ます
③相手が誰であるかわかりにくい(匿名性)
などと話され、申し込みのクリックをする前に、一呼吸おいて今一度冷静に考える時間と慎重に調べる時間を取ることが重要と締めくくりました。
ライフサポートセンターしずおか
   

脳いきいき講座

『脳いきいき講座 in 和地協働センター』 開催
日 時 : 2014年11月9日(日)13:30~16:00
会 場 : 浜松市 和地協働センター
参加者: 35名
主 催 :ライフサポートセンターしずおか・浜松市社会福祉協議会 和地地区社協
後 援 :浜松市・浜松市社会福祉協議会
ライフサポートセンターしずおか西部では、浜松市和地地区社協と共同で「脳いきいき講座」(認知症予防講座)を11月9日(日)浜松市の和地協働センターで実施しました。
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日本早期認知症学会理事長の志村先生は、「どんなに簡単なことでも、もともと知らないことは思い出せない。知っていたことを思い出せなくなるのとでは意味が異なる」と具体的な例を上げ、認知症の症状を正しく理解するための症例を話されました。また、脳のそれぞれの部位に於ける役割や、「前頭葉」と言う組織が人間の行動の司令塔であり「認知症」と深く関わっていること。そこがお休み状態になると認知症になりやすく、予防には前頭前野の活性化が大切であるとのお話をされました。
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参加された皆さんは、日本認知症ケア学会代議員の奥山先生の指導のもと、前頭葉機能の元気度をチェックする「漢字色別テスト物語編」を体験し、自身の脳の元気度を確認されました。このテストは、漢字の色別と物語の内容を覚える作業を同時に正確に行うことが求められます。
採点もとても気を遣う作業でしたが、地区社協の役員の皆さんには事前に採点方法を実習していただけたこともあり、当日の採点作業はスムーズに進められました。
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 最後に、奥山先生より結果の見方と認知症予防の為の生活習慣の改善についてのお話がありました。
食事療法では赤ワインやゴマ、大豆に含まれるポリフェノールに効果があると言われているが、立証にはまだ何十年もかかるだろうとのこと。また脳血管性の認知症の予防にはコレステロールを減らす働きがあると言われるオリーブオイルの紹介がありました。
重要なことは、前頭前野機能を低下させないことであり、「いつまでも意欲を持続させる」「自分で計画し実行する生活」「人と人との交流を続ける」の『意欲・自律・交流』を心掛け生活することの大切です、とお話をされました。
ライフサポートセンターしずおか

支える人のケア

~お疲れではありませんか?悩まない、疲れない、自分にやさしく~ 
支える人のケア

11月15日(土)午前10時より、ALWFロッキーセンターにて『支える人のケア』を開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)/後援:静岡県・静岡市・(一社)静岡県労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部・生活協同組合ユーコープ 参加者:45名)
第一部は、静岡県立静岡がんセンター腫瘍精神科部長 松本 晃明先生より『あなたがまいってしまわないために』と題しご講演いただきました。
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「2人1組になってじゃんけんして下さい。負けた人は勝った人の肩をたたいてあげて下さい。」の先生の掛け声に、笑い声が漏れ会場が一気に和みます。
「次は交代です。その後、自分が誰を支えているのか、1分くらいでお互いに話してみて下さい」。
会場で初めて会う人でも、支える辛さを話すことが出来たのか、参加者の顔が少し明るくなった気がしました。
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現在、長寿化、少子高齢化、老々介護、労働環境の変化等、支えを必要とする人は増加傾向にあり、それに伴い『支える人』も増加しているそうです。私たちは、支えを必要としている人に目が行きがちですが、支える人への身体的・心理的・社会的・経済的な負担もとても大きい、と言います。
一例として、家族の介護に関わる人(支える人)は、介護中心の生活になるため、仕事を辞め、近所付き合いや友達とも疎遠になり・・・というように、外との関わりが自然と絶たれてしまうそうです。
そこで、『支える人がまいってしまわないためのキーワードが”睡眠”と”つながり”です』と松本先生。
睡眠は健康を維持するための大切な要素であり、良い睡眠が取れないことは、集中力や作業効率の低下だけでなく、メンタルや寿命への影響など上げればきりがありません。しっかり眠れているのか、自分自身のケアも大切です。
また、「支えられる人」「支える人」ともに、孤立化の悪循環に陥りがちです。意識的に外との関わりを持ち、たまには外出をして気持ちをリフレッシュすることが必要です、とお話になりました。
第二部は、「稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル」による生演奏。「稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル」のみなさんは、県内で活躍されるプロの音楽科で、年間130回以上の演奏会などで活躍中です。この日は、電子ピアノ、コントラバス、バイオリンによる演奏で、参加された方はゆったりと聞き入っていました。
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ライフサポートセンターしずおか

脳いきいき講座

認知症講座「脳いきいき講座」in裾野市
11月8日(土)裾野市生涯学習センターに於いて、認知症講座「脳いきいき講座を開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか東部事務所/後援:静岡県・裾野市・裾野市社会福祉協議会・静岡県労働者福祉協議会・裾野地区労働者福祉協議会・裾野地区退職者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部・生活協同組合ユーコープ)
今回の講座開催に向け、7月頃から裾野地区退福協が行っているゲートボール会場へ出向き、認知症講座のチラシ配架と説明を行う活動と共に、裾野市社協や民生委員の方々にも協力頂き、当初80名の募集予定でしたが、結果105名の申込みがあり、相変わらず認知症に対する関心度の高さを感じさせられました。当日は97名の皆さんに参加いただきました。                                
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講師はお馴染みの志村先生、奥山先生です。始めに志村先生から「認知症の正しい理解」を項目別に図を用い解かりやすく解説されました。
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奥山先生からはケアマネの実体験を交え、楽しくユーモラスな話をされ会場も和やかな雰囲気で大変良かったと思います。
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認知症といっても多種多様であり、予防は早期発見を実践、おかしいな?と思ったらすぐ専門医に診断してもらう事が肝心です。治療薬はまだ出ていませんが、認知症を遅らせる薬はあるそうなので迷わずに医師の診断を受けましょう。
ライフサポートセンターしずおか

これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~

これからの家族と葬送・供養のあり方~現代葬儀・お墓事情~  講師:井上治代さん 
「今からはじめる老い支度」静岡での第三弾を、10月16日(木)午後1時よりALWFロッキーセンターにて開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)・(株)コープライフサービス・(一財)静岡県労働福祉事業協会/後援:静岡県・静岡市・(一社)静岡県労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部 静岡新聞社・静岡放送 参加者:30名)
講師は、井上治代さん。井上さんは、東洋大学で家族社会学を教える傍ら、NPO法人エンディングセンター理事長として、東京と大阪で樹木葬(桜葬)を中心とした活動に携わっています。
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昔は、家族が行ってきた介護・看取り・死後の祭祀。格家族や1人世帯が多い現代では、それらを行うことができにくいため、葬儀は小規模化や個人化を、お墓は脱継承化を望む人が増えていると言います。義理の関係者を招かず、個人とじっくりお別れをしたいというスタイルが今好まれているのだそうです。
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<自宅にいるような雰囲気で故人とじっくりお別れをするリビング葬>
今回も、現代のニーズに対応した葬送供養の事例【葬送:直葬、家族葬、1日葬】、【供養:永代供養、樹木葬、散骨、手元供養】が写真を交えて紹介されました。
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時代の流れと共に新たな葬送供養が登場する一方、これまでの伝統的な葬儀の良さを見直すことも大切と井上さん。
例えば、焼香を献花に読経を音楽にかえるだけでも、伝統が受け継がれつつ自分らしさを出すことができると言います。
”死を意識して時を大切に輝いて生きる”
自分らしくどのように最期を迎え送られたいかを考え、事前準備を行うことが不安の無い人生を楽しむことができると終活の大切さについてまとめました。
ライフサポートセンターしずおか

素敵な人生の締めくくり方~今からはじめる老い支度 静岡~

今からはじめる老い支度 素敵な人生の締めくくり方 ~静岡~
「今からはじめる老い支度」静岡での第二弾を、10月8日(水)午後1時より静岡労政会館にて開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)・(株)コープライフサービス・(一財)静岡県労働福祉事業協会/後援:静岡県・静岡市・(一社)静岡県労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部 静岡新聞社・静岡放送 参加者:26名)
講師は、終活カウンセラー協会代表理事の武藤頼胡さんです。
武藤さんは『終活カウンセラー』生みの親で、『終活』という考え方を普及するための講演活動を国内・海外あわせ、年間200本以上行っています。先日は、日本人移住者が多いハワイで講演されてきたとか。
武藤先生
終活は日本発祥のもので、2009年週刊朝日が作った言葉。『終活』とは旅立つための準備と思われがちですが、本当は“先の不安を解消し、自分を見つめ、今をよりよく自分らしく生きる活動”を意味するもので、『終活カウンセラー』は、その活動をされる方々のお話をじっくり伺いサポートしていく案内人を言うのだそうです。
最近、全国各地で終活フェアが開催される中、実際に棺に入る“入棺体験”が人気を集めているのだそうです。棺に入り蓋を閉じられた瞬間に感じたことを聞いてみると、
『○○をしておけば良かった!』 『健康で長生きしよう・・・』
など、さまざまな想いや感想が聞けたそうです。
中でも『あぁ私、何も持って行けないんだな』というある女性の感想がとても印象深く、この体験から、自分の人生をどう生きるか、生きることの大切さを考えるきっかけになった人が多かったのではと言います。
全体
終活が急速に広まった背景には、核家族化や単身世帯の増加があります。『おひとり様』や『孤独死』という言葉が当たり前のように使われる今、死も『個人化』が進み、”最期の幕引きを自分で考える時代”となったこと、また、死後、”家族に迷惑をかけたくない”という愛情によるものが理由として挙げられます。しかし、自分が『迷惑をかけまい』とした行為が、家族が本当に望んでいることでしょうか、自分で全てを完結させるのではなく、家族に託すこともまた愛情ではないのでしょうか、と武藤さんは言います。
そんな時、お勧めしたいのが”エンディングノート”です。何度でも書き直しのきく、未来の為のお役立ちノートです。法的効力はありませんが、自分の『想い』を伝えることができる身近なアイテムのひとつとして利用されている方も増えてきているようです。是非”エンディングノート”を活用してみませんか?
棚卸
素敵な人生を、後悔のない人生を送る為に、まずは人生の棚卸からはじめてみませんか。
ライフサポートセンターしずおか

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