イベント報告
第31回無料法律相談会を開催(松崎町にて)

第31回無料法律相談会を松崎町にて開催
静岡大学法科大学院とライフサポートセンターしずおかは、2014年9月19日(金)午後、第31回「無料法律相談会」を松崎町生涯学習センターで行いました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会(ライフサポートセンターしずおか)共催:静岡大学法科大学院 後援:静岡県労働者福祉協議会 静岡県労働金庫 全労済静岡県本部 生活協同組合ユーコープ)
 
相談には予約申込された8組が来訪。法科大学院生と弁護士による相談を各1時間程度をかけて実施し、好評をいただきました。
次回以降の予定は下記のとおりです。申込につきましては、ホームページなどで後日ご案内いたします。なお、この相談会は、無料法律相談を初めて受ける方のみとさせていただいております。予めご了承下さい。
2014年12月13日(土) 静岡 ALWFロッキーセンター 午後開始
2015年3月6日(金) 湖西市内 午後開始
ライフサポートセンターしずおか

おやこおこづかい教室開催~浜松~

『おやこおこづかい教室』実施報告
実施日 2014年9月13日(土) 10:00~11:50
会 場 浜松労政会館
参加者 18組44名(子供26名、保護者18名)
浜松市及び浜松市教育委員会、生活協同組合ユーコープ、労働金庫、全労済等の後援を頂き、講師に静岡ライフプラン設計相談室の山川氏をお招きし9月13日(土)浜松労政会館にて「おやこおこづかい教室」を実施しました。
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この教室は、ファイナンシャルプランナーが開発された「こづかいゲーム」を通じ、お金の大切さ、お金を使う難しさを親子で体験していただくものです。会場入りされた参加者は、親子で同じテーブルに着き、「欲しいもの」を数点、配布されたこづかい帳シートに記入するのがお子さんたちの最初の作業です。
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講師からゲームのルールや保護者の役割等が説明され開始。ゲームはお子さんの「おこづかい下さい」で始まり、保護者が1000円を渡し、お子さんは「ありがとう」のお礼を言います。その後、子供たちは保護者、講師とジャンケンをし、その勝ち負け、引き分けで文房具を購入したり、欲しいものを半額で購入する、あるいはアルバイトで小遣いを増やすなどのアイテムが提示されます。何を選択するかはお子さん自身で決めていきます。何度かゲームを繰り返し、こづかい帳を付けながら「お金の大切さ」や欲しいもの、必要なものを手に入れるための「お金の貯め方・使い方」を体験してもらいました。 楽しそうにジャンケンする親子の姿は何とも微笑ましいもの。
 「高校生、大学生になれば親元を離れ生活することになる。小遣い制を早く取り入れ
お金の管理方法を覚えさせるのが大切」と講師は話されました。
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ライフサポートセンターしずおか

本当は怖いお口の病~浜松にて~

『本当こわい お口の病』実施報告
講 師 : 森野 智子 氏
静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科講師、静岡県歯科衛生士会副会長
日 時 : 2014年8月30日(土)10:00~11:30
会 場 : 浜松労政会館
参加者: 24名
ライフサポートセンターしずおか主催、静岡県、浜松市、浜松市社会福祉協議会、静岡県立大学短期大学部、労働金庫、全労済、生活協同組合ユーコープを後援に8月30日(土)浜松労政会館にて「本当はこわい お口の病」の講座を実施しました。
当講座では「高齢者と歯の数」「歯周病と全身の病」「今までの虫歯と新たな虫歯」「ドライマウス」について静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科講師 森野智子氏よりお話を伺いました。
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「高齢者と歯の数」では、日本人の高齢化と20本以上歯を有するものの推移について、その調査結果が説明されました。2025年には65歳以上の人口の占める割合は30%に達し、高齢化は更に進んでいく傾向にある。そのような中、80歳以上で「20本以上の歯を有する者の割合」は昭和62年の7.0%に対し平成23年には45.9%と6倍以上向上しているとのこと。実感以上の調査結果であり、改めて「歯の健康と長寿」が密接な関係にあることを強く感じました。
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「歯周病と全身の病」については状況により一生を左右するリスクを背負うものであり参加された皆さんは特に興味深く聴き入っていました。
歯を失う原因の80%以上は「むし歯、歯周病」によるもの。これらの細菌は口の中の炎症だけに止まらず、全身疾患に大きく影響を及ぼしている。特に歯周病菌は口腔内から体内に流れ、血管内皮に付着し、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病の原因ともなる動脈硬化と深い因果関係にあるとのお話でした。
今年6月には愛知学院大でも歯周病が動脈硬化につながっていく仕組みが明確になったとラットを使った実験結果が報道されております。
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「歯周病はほっておけないお口の病であり、歯科医に掛かり治療しなくてはいけない」との講師の言葉に皆さん首を縦に振り納得された様子でした。
「むし歯、歯周病」は毎日の歯磨きとも関連しており、講座終了後も「食後の歯磨きのタイミング、歯磨き剤の選び方、口内を清浄する洗浄剤の選択・効果的な使い方・・・」などについて熱心に質問されていました。
歯の痛みや歯肉の炎症を感じ、やっと歯科医に掛かることが多いのではないか。身体の健康診断と同様、口の中の定期的健診・ケアの大切さを強く感じました。
ライフサポートセンターしずおか

夏休みの思い出 『おやこふれあい大会』

夏休みの思い出 『おやこふれあい大会』
主催:浜松市労福協、浜北天竜北遠地区労福協、ライフサポートセンターしずおか
実施日 :2014年8月2日(土)
会 場 :秋葉神社前キャンプ場
参加者数:230名(大人131名、子供99名)  
『おやこふれあい大会は、昨年よりこの秋葉神社前キャンプ場にて実施しております。 
好評をいただき、今年度は昨年実績を大幅に上回る230余名の方が参加下さり、全席貸し切っての開催となりました。
『夏休みの良い想い出になるよう、安全に楽しく過ごしてください』との中馬会長の挨拶で大会が始まりました。
会場のキャンプ場は、秋葉神社下社参拝口の南方に位置し閑静な山間を流れる透明度の高い気田川河原に面し、オートキャンプも出来るところです。
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今大会にも多くの子供たちが参加され、スイカ割りやアユのつかみ捕りを楽しみ、お腹が空いたら野菜、肉、焼きそばタップリのバーベキューを親子で堪能。つかみ捕りしたアユの塩焼きに丸ごとかぶりつき「おいし~」の満足の声。あちこちから笑顔がこぼれていました。
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アユのつかみ捕りでは、足首程度の浅めのプールに活きの良いアユが放たれ、小さな子から順につかみ捕りに挑戦。初めてで触れない子もいれば、2匹も3匹も両手でつかみ自慢げに持ち上げている子、水の中が楽しいのかアユはそっちのけで走り回る子と様々。 お兄さん、お姉さんたちの出番で、解き放たれた200匹以上のアユは、全て籠の中に収められました。
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スイカ割では「チョット右、左」「一歩前」「バック」「思い切り・・」と家族の必至の掛け声に誘導され見事にヒット。小さい子は力及ばず『ポコッ』と軽い音だけ。お兄さん、お姉さんたちが力いっぱい割ったスイカを親子でほうばる姿はなんとも微笑ましいものです。  
「おやこふれあい大会」で親も子もみんなが笑顔のひと時でした。
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ライフサポートセンターしずおか

おやこおこづかい教室開催(静岡)

おやこおこづかい教室開催 (静岡市) 
2013年8月3日(土)、静岡市内ALWFロッキーセンターにて「おやこおこづかい教室」を開催しました。
(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部 後援:静岡市、静岡市教育委員会、静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部、生活協同組合ユーコープ)
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ほしいものとねだんを5つ書いてみよう!
ご参加いただいた18組のお子さまと保護者の皆様(お子様は26名)、どうもありがとうございました。講師は静岡ライフプラン設計相談室の山川正人さんです。
このおやこおこづかい教室は、こどもたちが模擬紙幣を使ったゲームを通じて、お金の大切さや使い方を学ぶもので、ライフサポートセンターしずおかでは、毎年県下3カ所で開催しています。
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こどもたちは、毎月定額のおこづかいをもらいじゃんけんをし、勝ち、負け、あいこそれぞれの指示に従い、数々の選択を体験します。この時保護者の皆さんは、黙って見ているのがルール、子供自身がお金の使い方について決断していきます。ゲーム中、お金の受け渡しは両手で丁寧に行い、おこづかいはもらった時も使った時もきちんとおこづかい帳に記入します。
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買い物タイムや波乱万丈タイム、アルバイトをするしないなど内容は盛りだくさん。じゃんけんの勝ち負けあいこで金額が決まるだけではなく、何を出したかで金額がかわることもしばしば。こどもたちは、喜んだりがっかりしたり、元気な声が響きます。そして、最後の回では臨時おこづかいをもらい、買い物へGO!ほしいものを全て買うことができたのでしょうか。
約1時間ゲームを楽しんだ後、修了証をもらい終了しました。
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ライフサポートセンターしずおか

おやこおこづかい教室(三島)

おやこおこづかい教室(三島)
ライフサポートセンター東部は、7月26日(土)、富士山の湧水が沸き出る白滝公園近くの三島商工会議所にて「親子おこづかい教室」を開催しました。
【主催:公財・労働者福祉基金協会、後援:三島市教育委員会・(一社)静岡県労働者福祉協議会・三島地区労働者福祉協議会・静岡県労働金庫・全労済静岡県本部・生活協同組合ユーコープ】
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夏休みに入ったばかりの土曜日、16組21名の元気な小学生にご参加いただきました。
今回は、参加された子供たちの半数位が低学年生だった事もあり、2時間の教室に耐えられるかなーと心配しましたが、
山川講師のソフトな口調とゲーム説明の話に気持ちもほぐれた様子で元気がもりもり!
ジャンケンゲームでは一喜一憂しながら、あちらこちらで歓声が沸きあがっていました。
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ライフサポートセンターしずおか

タニタの社員食堂健康セミナー~500kcalまんぷく定食のコツ~

タニタの社員食堂健康セミナー 
~メタボちゃんさようなら。500kcalまんぷく定食のコツに学ぶタニタ式5つの約束~
ライフサポートセンターしずおか主催、浜松市、社会福祉協議会、労働金庫、全労済等を後援に、7月26日(土)浜松労政会館にて「タニタの社員食堂」健康セミナーを実施しました。(参加者106名)
講師は、株式会社タニタヘルスリンク 管理栄養士の松村えり子さんです。
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このセミナーの人気度は衰えず、また市民のみなさんの「食と健康」への関心の深さから参加者募集と同時に多数の申し込みを頂き、開催日まで半月以上を残し募集要員を満たしてしまいました。会場の浜松労政会館の協力を得、スペースを最大まで広げ募集枠を40名ほど拡大しましたが、何組かは断らざるを得ない状況でした。
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セミナーの内容は、タニタが実践している健康づくりの方法、計ることで現状を把握し、目標を立て実践する方法。1食分500㎉、塩分3gに抑え、満足感を感じてもらえるメニュー作りのコツ、外食メニューの選び方、嗜好品の適量などについて定量的に分かりやすく紹介いただきました。
講師からは『ヘルシーレシピのコツはカロリー、塩分を抑えたメニューと共に「主食・主菜・副菜」をバランスよく摂ること。時間を掛けしっかり「噛む」ための食材選び・調理の工夫。そして決めた目標は「継続する」ことが大切であり、それが確実に効果を得る方法である』と説明されました。セミナーで紹介された内容をできることから実施・継続するのがダイエットの近道のようです。
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参加者は講師の説明を必死に記録し、説明の途中でも質問を投げかけ、またセミナー終了後も自身の日常生活を振り返り、効果的な運動の仕方や歯磨きのタイミング、適正な体脂肪率・・などについて熱心に尋ねていました。 
空調温度は最大限にセットしたものの、猛暑で室温が下がらず暑い中での受講お疲れさまでした。
ライフサポートセンターしずおか

こどもを犯罪からどう守る?~プロファイリングの観点で防犯を~

もうすぐ夏休み!こどもを犯罪からどう守る?  
~事件解決や犯人の心理に迫る、犯罪者プロファイリングの知識を防犯に役立てる~
2014年7月11日(金)18時30分~20時、ALWFロッキーセンターにて、標記セミナーを開催しました。(主催:(公財)静岡県労働者福祉基金協会、後援:静岡県、静岡市教育委員会、静岡市PTA連絡協議会、(一財)静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部、生活協同組合ユーコープ 参加者:28名)
講師は、犯罪心理学の専門家で”世界一受けたい授業”をはじめとしたテレビ番組やニュースのコメンテーターで活躍中の桐生正幸先生(東洋大学社会学部心理学科教授、元山形県警察本部科学捜査研究所主任研究員)です。こどもを犯罪から守るための知識を犯罪者プロファイリングの観点からお話していただきました。
桐生先生2
【講演要約】
これまでの地域防犯対策は様々な効果をあげているが、今後は犯罪者の特性を考慮して合理的に活動すべき。
犯罪者は犯罪がやりやすい場所で行動をおこす。ある地域が防犯活動を熱心に行うと犯罪がやりにくくなり、他の地域で犯罪を行うという「犯罪の転移」現象がある。そもそも、犯罪者を無くすことが、これからの防犯活動の考え方として重要。
犯罪心理学とは、犯罪事象を数字で客観的に捉え、科学的に分析・研究をする。日本の治安は今も他国に比べれば良い。ただし、女性が被害にあう事案は増えており、これが今の日本の課題。
また、犯罪心理学の中で一番研究されているのが「犯罪者プロファイリング」。
犯人がどのようなカテゴリーに属するのかを、どの地点を生活エリアにしているのか等を分析するのが犯罪者プロファイリングであり、これら分析結果を捜査側に提供する。
粗暴犯などの犯人は突然やってきてすぐ逃げていく。変なおじさんを見たら逃げろ、というのはこどもには判断が難しく、加害者は、幼児対象では10歳、30歳台が多く、小学生対象では10歳、20歳台が多い。
桐生先生1
今後は「攻めの防犯活動」が必要だと言える。
警察では事件発生の場所や概要などをインターネット上に掲載している。こうした資料を活用すると良い。
また、ひったくりが発生したすべての場所に「ひったくり注意!!」のポスターを張り出したところ、ひったくりが減った事例がある。発生場所をマッピングして防犯カメラを設置しようとする事例もある。犯罪を分析して行政、警察に働きかけるのも良い。事件発生場所の特徴を分析すると、次に犯罪が起きそうな場所を推定することもできる。
桐生先生3
SNS等バーチャルな空間での対策も急がれる。SNSが無料で使えるのには訳がある。
例えばLINEの問題としては、
1.「いじめ」の問題
2.「出会い系サイト」などの犯罪被害
3.個人情報の抜き取り
などがある。いまや子供達は、リアルな空間とバーチャルな空間を行き来している。LINEはずし、置き去りなど。
また、「SNS疲れ」の問題もある。厚労省の調査では、ネット依存が疑われる中高生は、全国で51万8000人と推定されている。
ネットで知り合った人とすぐに出かけてしまうなど、やってはいけない事を大人はこどもに伝えなければいけない。
ライフサポートセンターしずおか

素敵な人生の締めくくり方~今からはじめる老い支度 浜松~

今から始める老い支度 素敵な人生の締めくくり方 ~浜松~
ライフサポートセンターしずおか及び㈱コープライフサービス、静岡県労働者福祉事業協会は7月4日(金)浜松市、静岡新聞等の後援、協力を得、「今からはじめる老い支度」第3弾「素敵な人生の締めくくり方 ~終活~」講座を浜松労政会館で開きました。
武藤先生1
今回は78名もの方が参加され、自分らしく終焉を迎えるための心構えについて真剣に聴き入っておりました。
講師の一般社団法人終活カウンセラー協会代表理事 武藤頼子氏は同日浜松市内の某証券会社でも講演されるなど、年間130回以上ものセミナーを担い、「終活」を伝えています。
武藤さん2
終活とは「人生の終焉を考えることを通じて自分を見つめ、今をよりよく、自分らしく生きる活動」のことだと説かれております。過去を振り返り、それぞれの年代でどのような出来事があり、どのような方にお世話になってきたか?自身の日常生活や医療・介護についてどのように捉え、考えているのか?財産の整理はできているのか?それらをどのように承継し、相続していくのか?自分らしい送られ方(葬送)とは?
武藤さん3
人生を棚卸することは生き甲斐を感じ、「よりよく生きる」ためのきっかけけづくりにあるとも言われています。 講師自らも「エンディングノートで遺産分割に対する考え方をまとめ、相続人の争いが起きないよう準備している」とのこと。
 最後に、1000人の死を見届けた終末医療の専門家が書かれた“死ぬ時に後悔する25のこと”が読み上げられ、「後悔無しに死ぬにはまだまだだなあ」とのささやき声が会場のところどころから洩れてきました。
ライフサポートセンターしずおか

これからの家族と葬送・供養のあり方~今からはじめる老い支度浜松~

『今から始める老い支度』実施報告
講 師 : 井上 治代 氏
日 時 : 2014年6月28日(土)13:00~15:00
会 場 : 浜松労政会館
参加者: 53名
ライフサポートセンターしずおか及び㈱コープライフサービス、静岡県労働者福祉事業協会は6月28日(土)浜松市、静岡新聞等の後援、協力を得、「今からはじめる老い支度」第2弾「葬送と供養のありかた」についての講座を浜松労政会館で開きました。53名の参加者は戦後の核家族化と生き方の多様化、個人化に伴い大きく変化している葬儀・墓・供養の在り方に耳を傾けました。
講師の東洋大学ライフデザイン学科教授、NPO法人エンディングセンター理事長 井上治代氏から、自然志向の散骨や樹木葬、継承者を必要としない「脱継承」の墓の特徴や、増加する直葬・家族葬についてお話いただきました。
井上先生1
現代は家族機能が弱まり「一人世帯」は過去1位に。介護・看取り・死後の祭祀は既に家族では出来ない家族構成になっています。また子供がいる親でも子供たちに迷惑を掛けたくないなどを理由に、跡継ぎを必要としない墓を選ぶ人が増えているとのことです。
人が死に至るまでには、人としての機能を保ちながらも急速に、あるいは機能低下とともに徐々に、認知症のように機能が低いまま比較的ゆっくりと経過をたどるなどのパターンがありますが、いづれにしても誰もが100%その時を迎えることになります。
井上先生2
「自分らしく」どのように最期を迎え、どのように送られたいのか、準備をしておくことで不安の無い余生を楽しむことが出来ますとの講師の言葉に参加者は深く頷いておりました。
講座内で紹介された「桜葬」「樹木葬」には多くの方が興味を抱き、入会方法や費用、場所等について多数の質問がありました。
最後にコープライフサービスさんより静岡市内にも「樹木葬」墓園の開設準備が進められているとの案内がありました。
ライフサポートセンターしずおか

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