イベント報告
脳いきいき講座in磐田 開催

「脳いきいき講座in磐田」 開催
 
(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンタしずおか西部では、7月29日(日)に磐田市豊岡支所にて磐田市及びNPO法人「いきいき・いわた」と協同で、今年度初の「脳いきいき講座in磐田」を開催しました。
 事前準備の段階から、豊岡地区社会福祉協議会や老人会などの協力支援を頂き、多くの方に呼びかけ・周知する事が出来ました。
 当日はうだるような猛暑の中にも係らず、58名もの方に豊岡支所3階会議室まで足を運んでいただきました。
 「認知症は怖くない」早期発見で進行を止め、回復できると巷で言われておりますが、発症してからの治療には長い時間を要しますし、本人の努力とともに家族や周囲の方の深い理解・協力を欠くことが出来ません。また莫大なエネルギーを要するものです。
 この講座が、日常生活を見直し「掛かる前に予防する」講座であることをお伝えし、まずは、ご参加下さったみなさまの「脳いきいき度」状態を把握するための「かなひろいテスト」「漢字色別テスト」からはじめました。 「テストなど何十年ぶりだ」と言いながら挑戦されている方もあり大変な様子も伺えましたが、反面、結果がどう出るのか非常に興味を抱いておりました。
 志村先生からは「脳の働きと認知症との関連」、奥村先生からはテスト結果の見方と「認知症予防のための日常生活の在り方」についての講義を受けました。
 予防方法として多くの事例が紹介されましたが、すべてを試みる事よりも、日々の生活に「こだわりを持つ」「人と接する」など、些細な事でも『意識』しながら生活するのが大切だと強く感じらました。
次回は8月26日(日)に浜松市北区の「みをつくしセンター」で開催します。
本日の会場 豊岡支所
豊岡支所1
 

今からはじめる老い支度  「自分らしく納得できる葬送とは?」

「今からはじめる老い支度」シリーズ”最終弾”「自分らしく、納得できる葬送とは?」(沼津)
 (公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンター事業部では、生活協同組合コープしずおか、(財)静岡県労働者福祉事業協会と共同で、セカンドライフを応援する連続講座「今からはじめる老い支度」を、今年度3回シリーズで開催しております。沼津開催での最終講座は7月4日(水)、「自分らしく納得できる葬送とは?」と題して、一昨年に続き二村祐輔氏を講師に招いて沼津労政会館で開催しました。当日は梅雨の晴れ間で蒸し暑さを感じる日中でしたが、50名の方々にご参加いただきました。
老い支度1
 講師の二村祐輔さんは、日本葬祭アカデミー教務研究室主宰、(有)セピア代表取締役で、都内葬儀社に約18年勤務後、葬儀コンサルタントとしてテレビやラジオでも活躍の他、著書「自分らしい逝き方」「家族のための現代葬儀大辞典」などを出版されています。
二村先生ブログ
 講演は、葬式という言葉が葬儀と告別式を合体させた言葉である事を解説され、葬儀は亡くなった人の霊との別れであり、最小限しなければいけない儀式。告別式は式典であり、社会的な関係の方々とのお別れ会である事などをお話しされました。
 言い換えれば婚儀、婚礼・披露宴と同じような意味合いですが、お寺や葬儀社の中でも必ずしも十分理解されているわけでもないとの事。
二村先生ブログ3
二村先生ブログ4
 このような仕組みを知れば、自分に合った葬儀や告別式を考えることができ、お寺や葬儀社任せで多額の費用をかけなくても心のこもったお葬式ができるのだそうです。
 お葬式という人生最後のセレモニーについて、自分の希望を伝えていく必要があります。最近ブームになっている「エンディングノート」を使えば、お葬式やお墓についての希望、万一のとき知らせてほしい人の連絡先などを細かく書き込めるようなっていますので、書きやすそうな項目から埋めて、もしもの時の準備を進めすことができるとのお話もありました。
おかげをもちまして沼津での3回シリーズは終了となります。どの回も多くのお客様にご参加いただき誠にありがとうございました。次回の開催は、10月静岡・11月浜松です。
静岡:静岡労政会館
10/5 遠藤泰子さん 10/20色平哲郎さん 10/25二村祐輔さん
浜松:浜松労政会館
11/6 遠藤泰子さん 11/18色平哲郎さん 11/23二村祐輔さん
時間13:00~15:00、参加費各回¥500
遠藤泰子さん:自然体で人生を楽しむ
色平哲郎さん:金持ちより心持ち
二村祐輔さん:自分らしく納得できる葬送とは?
ライフサポートセンターしずおか

静岡市女性会館でカジダン・イクメンフォトコンテスト写真展(静岡)

静岡市女性会館(アイセル21)でカジダン・イクメンフォトコンテスト写真展開催!
 静岡市女性会館(アイセル21)では、男女共同参画週間&静岡市女性会館20周年記念「元祖カジダン・イクメンフォトコンテスト写真展」を実施しています。カジダンは「家事をする男性」、イクメンは「育児をするメンズ」を意味しているそうです。
 全国に先駆けて「元祖カジダン・イクメンフォトコンテスト」を実施してきた静岡市女性会館に集まった作品は、過去最多の152作品。6月23日(土)入賞作品の表彰式も終了し、現在同会館2Fに応募作品の一部が展示されています(7月8日まで)。
展示の様子
カジダンイクメン

無料法律相談会実施(静岡)

無料法律相談会実施(静岡)
6月26日(火)午後、(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部と静岡大学法科大学院は、「第22回無料法律相談会」を実施しました。
 予約により7組の方が相談に訪れました。

「今からはじめる老い支度」第2回開催!「金持ちより心持ち ~大往生の条件~」実施(沼津)

「今からはじめる老い支度」第2回開催!「金持ちより心持ち ~大往生の条件~」実施(沼津)
人生A・K・Aが大事
 (公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンター事業部では、生活協同組合コープしずおか、(財)静岡県労働者福祉事業協会と共同で、セミナー「今からはじめる老い支度」(沼津会場)第2回を6月10日(日)、沼津労政会館で開催しました。前回と同じ60名の方にご参加いただきました。
 講師は、佐久総合病院内科医、元南相木村診療所長の色平哲郎氏。NPO「佐久地域国際連帯市民の会(アイザック)」事務局長。佐久総合病院に入り信州の農村医療に取り組んで来られました。外国人HIV感染者・発症者への「医職住」 の生活・帰国支援を行い、95 年、タイ政府より表彰されています。著書も「風と土のカルテ」「大往生の条件」などがあります。
満員の会場
満員の会場
 まずは、テレビなどで、”スーパードクター”が取り上げられると、医療の現場では、患者と医師の間が気まずくなることを、ジョーク混じりに紹介。何でも治し、イケメンで話の上手い医師は存在しないことを説明。メディアからの情報に惑わされないよう注意しました。
 また、欧米先進国の医療費と日本の医療費を比較し、日本の本人負担が安いことを説明。日本のように皆保険を早くから導入した国は珍しく、アメリカなどではお金の多寡で、受けられる医療の水準が大きく異なることを紹介しました。
 日本の医師は総じて真面目で頑張っているが、医療の世界では診断できても治せない病気が多くなっている。そんな時代には「金持ち」より「心持ち」が大事なこと、「心持ち」とは家族関係を大切にすること、と説明されました。
講演する色平氏
講演する色平先生
 佐久総合病院は、農家が組合員であるため、治療を旨とする病院としての機能を越えて、病気予防のための健康指導をしてきたそうです。信州では、味噌汁の塩分を下げる指導が浸透するのに10年かかったとか。そうした成果が医療費の低減に役立っているそうです。
 色平先生は、大事なのは「A・K・A」だと言います。
A:当てにしない
K:期待しない
A:あきらめる
の3点です。日頃からこうした心構えでいれば、何かあっても動じることなく、健康も保てるそうです。
 ジョークもはさんでの楽しいお話に、会場は笑いが絶えませんでした。
 沼津会場では、7月4日(水)、「今からはじめる老い支度」第3回」として、葬儀コンサルタント二村祐輔さんによる「自分らしく、納得できる葬送とは?」が予定されています。参加費500円です。参加ご希望の方は、下記までお電話ください。
<月~金 9:00~17:00>
○コープしずおか組合員活動部 電話0120(71)8107
○コープしずおか葬祭サービス 電話0120(878)940

「支える人のケア」実施(静岡)

「支える人のケア」実施(静岡)
 (公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部中部事務所は5月27日(日)、静岡市葵区の江崎ホールで「支える人のケア」を実施しました(後援:静岡県労働者福祉協議会静岡県労働金庫全労済生活協同組合コープしずおか
 このセミナーは、2010年12月に実施して以来2度目となるもので、ライフサポートセンターしずおかが受付している「暮らし何でも相談」の内容で、「心の悩み」が2番目に多い(1位は法律問題)ことから、前回と同じコンセプトで、内容を再検討して実施したものです。
 第一部は、聖隷クリストファー大学講師の杉山せつ子先生による
「こころとからだを元気にするセルフケア」についての講演を行いました。
講演する杉山先生
杉山先生
 杉山先生は、心の悩みを抱える方々を支える人が、どのようにセルフケアをすれば良いのかについて講演し、呼吸法により自分自身を落ち着ける事や、米心理学者マズローの欲求階層説を引用(自己理解と他者理解)しての自己実現について、また、同じく米心理学者ライトを引用(価値転換の考え方。人生は価値観次第)して、障害の受け入れ方などについて紹介しました。
 また、誰かをケアをしている人達はストレスがたまりやすいけれど、体験を記録し、客観的に見る努力をすることで、現在の負荷を良い方向に替えてしまうこともできる、超高齢化社会で大変だけれど、その中で得るものがあるはず。それを世界に発信して行けば良い。誰も一寸先はわからない。苦難が来たときほど自分磨きのチャンス。そこでつぶされなければ、人間はダイヤモンドになれる、など多くの示唆に富んだ話をしていただきました。。
休憩をはさんで第二部は、「稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル」による生演奏。
ピアノ、コントラバス、バイオリンのアンサンブルに、参加された方は聞き入っていました。
演奏する稲木良光とロイヤルジャパンアンサンブル
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(公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンターしずおか事業部は、今後もこうした講演と生演奏を組み合わせたセミナーを検討中です。

遠藤泰子さんをお招きして「今からはじめる老い支度」第1回開催!(沼津)

遠藤泰子さんをお招きして「今からはじめる老い支度」第1回開催!(沼津)
 (公財)静岡県労働者福祉基金協会ライフサポートセンター事業部では、生活協同組合コープしずおか、(財)静岡県労働者福祉事業協会と共同で、セミナー「今からはじめる老い支度」(沼津会場)第1回を6月1日(金)、沼津労政会館で開催しました。60名の方にご参加いただきました。
 テーマは、「自然体で人生を楽しむ」。
 講師は、フリーアナウンサーの遠藤泰子さん。永六輔さんとの「誰かとどこかで」をはじめ、ラジオ、テレビで活躍されているほか、「あったかい言葉で話したい」などの著書も上梓されています。
会場の様子
 お話の皮切りは、遠藤さんが日常の中で体験した諸々のエピソードから。会場はすぐに爆笑の渦となり、遠藤さんの世界に引き込まれて行きました。
 また、アナウンサーとしての長い経験で見聞きした事柄や、ご自身の人生などについて触れられました。遠藤さんのお話は、聞きやすく、テンポの良いお話が続きます。さすがプロの現役アナウンサー。
講演する遠藤さん
遠藤氏
 話はだんだんと、生き方のお話に。ここで詳しく述べることはできませんが、実体験に基づく人生観に、参加者の皆さんもさかんにうなずいています。
 最後は詩の朗読もあり、あっという間に終了時刻になってしまいました。
 
 遠藤さんのお話は、今後、静岡会場、浜松会場でも、3回シリーズの初回として聞くことができます。日程等は追ってライフサポートセンターのホームページにてお知らせします。参加費は各回500円です。
 また、沼津会場は、この後も素晴らしい講師陣が登場します。6月10日(日)は、”信州の赤ひげ先生”色平哲朗さんによる「金持ちより心持ち 大往生の条件とは?」、7月4日(水)は葬儀コンサルタント二村祐輔さんによる「自分らしく、納得できる葬送とは?」が予定されています。各回とも参加費500円です。参加ご希望の方は、下記までお電話ください。
<月~金 9:00~17:00>
○コープしずおか組合員活動部 電話0120(71)8107
○コープしずおか葬祭サービス 電話0120(878)940

ライフサポートセンターしずおかが(公財)静岡県労働者福祉基金協会と一体化

ライフサポートセンターしずおかが(公財)静岡県労働者福祉基金協会と一体化
ライフサポートセンターしずおか(LSC)は、2012年4月1日より、公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会と一体化し、新しいスタートを切りました。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 
(公財)静岡県労働者福祉基金協会 ライフサポートセンターしずおか事業部

函南町で「脳いきいき講座」開催!

ライフサポートセンター東部   函南町で「脳いきいき講座」開催!
  ≪2012年3月17日(土)午後1時30分~、函南町役場2階大会議室

3月17日(土)午後、ライフサポートセンター東部事務所は今年度最後のイベントとなる、生きがい作り支援講演会「脳いきいき講座・なぜなる!どうする?認知症」を函南町役場の大会議室にて開催しました。函南町と田方地区労働者福祉協議会から後援を頂きました。
函南町でのイベント開催は初めてでありましたが、町民の皆さんの関心は高く当日は朝から生憎の雨模様にも関わらず募集人数は70名限定のところ飛び入りの参加者もあり、最終的に77名の町民の皆さんにお出でを頂き、受講席を追加する程の盛況振りでした。
函南1
実はこの程、函南町所在の「NTT東日本伊豆病院」が「静岡県認知症疾患指定病院」として県下で最初に認定された経緯もあり、講演会の後援要請に町長をはじめ、担当の福祉課を中心に町を挙げて大変好意的に受け入れて頂き協力態勢を敷いていただきました。
セミナー開催にあたりPR活動においても広報「かんなみ」への掲載をはじめ、福祉課から町内の各施設にいち早く案内チラシを配っていただきました。更には、区長会を通して町内全戸に「回覧板」を回してもらい周知活動を徹底して頂きました。
また、静岡県認知症指定病院のNTT東日本伊豆病院の「認知症疾患医療センター」センター長であります安田 秀(すぐる) 先生にご出席願い御挨拶いただく中で、指定病院の意義と認知症疾患に対する病院としての医療・予防についての取り組み状況を聞かせてもらいセミナーを盛り上げて頂きました。
函南2
今回のセミナーも「認知症セルフチェック」無しの講演会のみの内容としました。お馴染みの志村・奥山両講師からの「認知症の正しい理解」と「認知症の予防と秘訣」について最先端の情報を初歩的に解かり易く噛み砕いてお話して頂きました。
参加者の皆さんのメモを取りながら真剣に聞き入る姿勢に、講師のお話もいつも以上に熱が入っているように感じました。そんな雰囲気の中で参加者の皆さんは、認知症にならない・させない為の日常生活での何かのヒントを掴んで帰られたことと思います。ご協力ありがとうございました。
函南3

大事な人を守る!かしこい消費者セミナー実施(藤枝)

大事な人を守る!かしこい消費者セミナー実施(藤枝)
 2月10日(金)13:30~コープしずおか高洲店(藤枝市内)にて、「大事な人を守る!かしこい消費者セミナー」が実施されました。主催、後援団体は下記のとおりです。
主催:静岡県労働金庫、藤枝市
後援:生活協同組合コープしずおか
企画:運営:ライフサポートセンターしずおか中部事務所
 会場には24名が参加され、用意した椅子はすべて埋まりました。
 冒頭主催者の静岡県労働金庫地域営業課長鈴木氏、藤枝市役所市民文化部市民相談センター所長高橋氏より挨拶があり、藤枝市消費生活センターで実際に相談にあたっている相談員が講師となって、悪質商法に騙されないための講演が、下記のように行われました。
藤枝1
1.藤枝市の消費生活相談の現状
現在は多重債務相談多く、借金の返済で追い詰められたり、身内の借金で家族共倒れになりそうな相談などがある。借金の問題は人の生命に関わる場合があり、藤枝市消費生活センターでは時間をかけて相談に乗っている。
次に多いのはインターネットに関するもので、アダルトサイトに入ってしまい利用料を請求されるケースがある。また、出会い系サイトの相談も多い。一見出会い系サイトとは関係がないような、着メロダウンロードなどのサイトから入ると、知らない人からメールが届き、「余命いくばくもない、メール交換したい」などといって、有料の出会い系サイトを使わされ、大きな被害額になるケースもある。副業を紹介するというサイトから入ると、紹介するための費用と称してお金を支払わされるケースや、「メールをやり取りするだけで月100万円の収入になる」と言われ、出会い系サイトのポイント代を支払わされるケースもある。総じて人の善意につけ込むような手口であることが特徴となっている。
 傾向として、これまでは現役層からの相談が多かったが、今は高齢者もインターネットを行うため、高齢者の被害も増えている。
 また、劇場型投資詐欺が全国的に多い。藤枝市でも、石炭採掘権や社債などにまつわる被害が発生しており、被害額の平均が約1千万円と高額になっている。金融庁のガイドブックでも「未公開株」等に関する被害にあわないように警鐘を鳴らしている。
 一方、藤枝市では代理購入型が増えている。「お金を振り込むので、代わりに未公開株を購入してほしい」というパターンがそれだ。
 最近は未公開株が悪質商法に使われやすい事が周知されてきたので、悪質業者も未公開株という言葉を使わず、社債などに手口を変えつつある。
さらに、訪問販売で無料査定をうたいながら、貴金属の売却を迫る商法もある。これは、貴金属を不当に安く買い取るもので、法規制も検討されているが、現状では、その場で売らない、業者を家に入れない事が大事だ。
2.賢い消費者とは何か
一言で言えば、何でも家族に相談できることが大事。センターに来る相談者は、ほとんどが家族に内緒のケースが多い。私は騙されないと思っている人でも悪質商法に引っかかるケースがあるので、私たちは皆、被害者予備軍だと考えて欲しい。悪質業者に知識だけで対抗することは難しい。何か買う時には、一人で決めないで周囲に相談することを習慣づけてほしい。これができる人は被害にあいにくい。また、困ったらすぐに消費生活センターに相談して欲しい。
3.悪質商法から身を守る方法
悪質業者に会わないこと、話さないことが身を守る良い方法だ。例えば誰かが来訪したら、玄関ドアの覗き穴から見て、怪しいと思えば返事をしないで居留守を使う。電話を留守電にしておく方法もある。
 また、玄関には普段から鍵をかけること。そうしないと悪質業者は入ってきてしまう。
4.守って欲しい3つの習慣
①その場で一人で決めない(相談を習慣づける)
②その場でお金を払わない
③事業者の連絡先がわかるものを絶対にもらう
 以上講演は終了し、続いて藤枝市で活動している「ふじのみ会」の5名の皆さんによる寸劇がはじまりました。
藤枝2
1.手渡し詐欺
ある日、警察を名乗る電話がかかってくる。「お宅のキャッシュカードが偽造され、犯罪に使われたので、金融庁の職員が伺いますとの内容だ。その後金融庁を名乗る人が来訪。あらかじめ電話連絡を受けていた人(被害者)は、その来訪者を家に上げてしまう。世間話などをするうちに、キャッシュカードの提出と暗証番号を教えるよう求められ、疑問を感じつつ相手のいいなりにしてしまう。
2 未公開株
東日本大震災の後、自然エネルギーが有力になってきたので、未公開株を紹介したいと電話が証券会社を名乗る人から入る。太陽光発電、風力発電関連企業の未公開株だから、金融機関に預けるよりよっぽどお得だ。この株価はうなぎ上りに上昇する。とりあえず40万円いかがでしょうか、と電話で言いくるめられた被害者は、40万円を振り込んでしまう。
数日後その証券会社を名乗る人が来訪する。先日紹介した未公開株はすでに50%値上がりしている。今のうちに買い増ししてはどうかと言われ、そんなに値上がりしているのなら、と被害者はさらに、100万円を預けてしまう。数日後、別の会社のセールスマンから電話が・・・。
 寸劇の後、「炭坑節」の替え歌「うまい話しに落とし穴」が掲示され、参加者が声を合わせて歌い、盛況のうちにセミナーは終了しました。
藤枝3
 人の善意に付けこむ悪質商法は、用心していても忍び寄ってきます。おかしいな、と感じたら、すぐに消費生活センターに相談しましょう。

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