イベント報告
ネット世代の心がわかる『インターネット講座』in裾野


≪ネット世代のココロがわかる≫
思春期の子どもを持つ親のため「インターネット講座」IN裾野

 ライフサポートセンター東部は、生きがい作り支援活動、子育て層向けへの有益情報提供取り組みの今年度第二弾として、7月の富士宮開催に続き、秋深まり行く11月5日土曜日の昼下がりの時間帯、午後2時から3時30分にかけ裾野市生涯学習センターで「インターネット講座」を開催しました。
 出前講座と称し、できる限り東部地域各地へ出向いてイベントを開催しているこの「生きがい作り活動」ですが、裾野市で開催するのは今回が初めてでありました。
 裾野市教育委員会、裾野市労働者福祉協議会の後援をいただき30名の市民に集まっていただきました。講師はお馴染みのNPO法人イーランチ理事長の松田直子さんにお願いしました。
会場写真
今月(11月)が「静岡県青少年健全育成強調月間」であるのに合わせ、青少年の健全な育成の有益な情報発信の一環として「子どもとケータイ、インターネットの関わりを考える」セミナーとして企画致しました。今やインターネットはあたりまえのコミュ二ケーションツールとなっています。子供に携帯電話を持たせる大人の責任として、知っておきたいインターネットの光と影。特に子供たちが巻き込まれやすいトラブルについて紹介してもらい、正しいインターネットの関わり方を考える講演会でありました。
ライフサポートセンターしずおか

今から始める老い支度IN沼津「現代、葬儀・お墓事情」開催!

<2011”セカンドライフを応援する連続講座第三弾>
今から始める老い支度IN沼津「現代、葬儀・お墓事情」開催!
   (今、葬送分野に何が起きているのか?)

 今年も昨年に続き、中高年層に人気のセカンドライフを応援する連続講座「今から始める老い支度」を四回シリーズで開催しております。
 今回はその第三弾、現代葬儀・お墓事情「今葬送分野に何が起こっているのか?」についての講座を10月26日(水)に沼津労政会館に於いて開催しました。
 今年のシリーズも市民の関心が高く、第二弾は残念ながら台風で延期(12月19日再開予定)になってしまいましたが、参加申し込み人数はこれまでの三回共に定員の80名を超えての応募があり、最終回の第四回(11月15日開催)もすでに85人を超えての参加予定になっています。今回の第三弾は89名の応募があり52名の参加者でありました。
会場風景
 今年も生活協同組合コープしずおか、(財)静岡県労働者福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会との共催、後援に(社)静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済、NHK静岡放送局の協力を頂いての開催とさせて頂きました。
 「今、葬送に何が起こっているのか?」、これが今回の講座のテーマでした。今日の少子高齢社会と急激な社会変革は葬送の分野にも大きく影響を及ぼしているようであります。
「三世代・二世代同居」から「核家族」へ移行したことによる変化が「○○家の葬儀」「○○家の墓」から「私の葬儀」「私の墓」というように葬送の分野も集団から個人の単位に変化してきているようであります。
 そうした流れに伴い日本古来の伝統的葬祭の有り方も変わり、葬儀をする、しない、お墓をつくる、つくらない、それとも自然に帰るというような「自分らしい」葬儀とお墓の有り方を考える風潮が強くなってきているとのお話でありました。
会場風景2
 講演後に多く出されていた質問にもありましたし、終了後も個人的に聞かれている方もおられましたが、「継承者を必要としないお墓について」の内容の質問も多く出されていて、今回のテーマについての関心の高さを物語るように今日の核家族化、個族社会化が急激に進んでいることが伺えました。
ライフサポートセンターしずおか

夢は持つべき実現できる!田部井淳子さん講演大盛況!

“夢は持つべき!実現できる。自分の歴史を豊かにする。”
今からはじめる老い支度(浜松)第1弾

「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」に86人が参加!
 10月22日(土)13:00 浜松労政会館にて、全4回シリーズ「今からはじめる老い支度」の第1弾「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」を開催、86名の方がお見えになりました。(主催:生活協同組合コープしずおか、ライフサポートセンターしずおか、(財)静岡県労働福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会 後援:静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済、NHK静岡放送局)
大入りの会場
会場風景
 講師は、登山家の田部井淳子さん。田部井さんは、福島県三春町出身、日本トレッキング協会会長も務められています。1975年世界最高峰エベレスト(中国名:チョモランマ、ネパール名:サガルマータ)を、その後、1992年には7大陸の最高峰を、いずれも女性世界初の偉業を成し遂げています。これまで、60ヶ国の最高峰・最高地点を登頂、またその功績から内閣総理大臣賞をはじめとした国内外の数々の賞を受賞、マスメディアへの出演や講演、本の出版など多方面で活躍されています。
講演する田部井淳子さん
田部井さん
 田部井さんは、今でも年間100日以上は山に登っているそうです。
 また、世界各地の山に挑戦した様子を細部にわたって説明され、会場の参加者の皆さんも、感心したり爆笑したりと、あっという間の1時間半でした。後半の約30分は、田部井さんが女性として世界で初めてエベレストに登頂したときの写真を中心に、スライドを使って説明。映像を見ると、その偉業がよく伝わってきます。
 田部井さんと言えば山。しかし、それ以外にも趣味をお持ちで、詳しくは「怖いもの知らずの女たち」(吉永みち子著 山と溪谷社)を読んでいただきたいとのことでした。
 会場の後方では、東日本大震災で支援活動の一環として静岡県ボランティア協会が扱っている復興支援Tシャツと、被災者の方々が作った「まけないぞう」をご紹介し、「復興の狼煙(のろし)プロジェクト」の写真も掲示しました。また、静岡県ボランティア協会が災害ボランティアを岩手県に派遣するなど、東北への支援をするための支援金募金にも、ご来場の方々からご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
ライフサポートセンターしずおか

伊東で「脳いきいき講座」開催す!

ライフサポートセンター東部
伊東で「脳いきいき講座」開催す!2011.10.15.於:伊東市役所

伊東での開催は2度目になりますが、「脳いきいき講座」なぜなる・どうする認知症講演会を実施しました。
前回(2010、7、29)は伊東退福協行事の後援団体として講師団の紹介と派遣の担当でしたが、今回は、サポートセンター東部事務所、(公財)静岡県労働者福祉基金協会が主催し、後援に伊東市、伊東市民活動支援センターpal、伊東熱海地区労福協、伊東市勤労者共済会、労働金庫伊東支店と幅広くご協力を頂き開催出来ました。
講師団はお馴染みの志村・奥山両講師にお願いし、伊東市役所8階大会議室で行いました。
写真1
 
この講座は相変わらず市民の関心が高く、参加者受付を開始から一週間で当初定員の70名に達しました。市役所から広い会議室を用意して頂いていましたので、参加者枠を拡大したところ86名の申込みがありました。
 男女別では男が17名といつもながら圧倒的に女性の申し込みが多い傾向は変わらないようです。また情報媒体別では伊豆新聞を見てが39名、広報「いとう」26名、チラシ13名、紹介5名と、70%以上が地元新聞と市の広報誌を見て申し込まれていることが今回の特徴です
 当日は、昼前まで風雨が強く荒れ模様の天候で心配しましたがお昼頃には良い天気になり、76名の市民に集まっていただきました。
写真2
 今回はセルフチェック無しの講座のみの講演会としました。講師団から最新の研究結果に基づき「正しい認知症の理解」と「その予防の秘訣」について講演を受けました。出席者の皆さん、メモを取りながら真剣な眼差しで聞き入っておられました。きっと、認知症にならない・させない為のヒントを掴んで帰られたと思います。ご苦労さまで御座いました。
ライフサポートセンターしずおか

創立5周年感謝のつどい公式ツイッター開始(期間限定)

創立5周年感謝のつどい、ツイッター開始(期間限定)
ライフサポートセンターしずおかでは、11月3日(祝)に創立5周年「一緒に祝う感謝のつどい」を「あざれあ」にて実施します。このイベントに合わせ、ツイッターを開始しました。11月3日までの期間限定です。よろしかったらフォローをどうぞ。
つぶやきの内容は、このブログ左側下に表示されています。

脳いきいき講座実施(静岡)

脳いきいき講座実施(静岡)
 10月8日(土)、ライフサポートセンター中部事務所は静岡労政会館において、脳いきいき講座を開催しました。共同主催は静岡県労働者福祉基金協会。後援として静岡市、(財)静岡市勤労者福祉サービスセンター、静岡地域労働者福祉協議会のご協力を頂きました。参加者は24名でした。これまでの同じセミナーに比べると、男性の参加者が多く、また若い方の参加も多いのが特徴でした。
脳いきいき講座
 講演の講師は、日本早期認知症学会理事長・株式会社創生生体工学研究所代表取締役の志村孚城氏と、浜松人間科学研究所所長の奥山惠理子氏。
講演する志村先生
志村先生
 認知症についてはまだ解明が十分には進んでおらず、認知症が疑われる場合、まずその他の病気ではないかを医師に診断してもらうことが重要、とのことです。また、認知証には老化廃用型とアルツハイマー型があり、今回取り上げるのは老化廃用型で、主に脳の機能を使わないことで起こるものだそうです。特に、前頭前野関係の認知症を予防するためには1.生きていく意欲を持続させること、2.できるだけ自立した生活を送るよう心がけること、3.人との交流を大切にすること、が重要だとのことです。
 このセミナーの特徴は、講演の合間に、一定時間内に物語を読んで特定のかなを見つけ、かつストーリーを記憶する「かなひろいテスト」や、「漢字色別テスト」が行われること。
かなひろいテストの説明をする奥山先生
奥山先生
 テストが終了すると、休憩となり、講演が続行されます。一方、別室では採点作業が行われ、セミナー終了時には来場された皆さんに結果をお渡ししました。

「大道芸みたっけ?」開催(静岡)

「大道芸みたっけ?」開催(静岡)
 9月28日(水)午後、静岡労政会館にて、静岡地区退職者福祉共済会」主催、ライフサポートセンターしずおか後援によるセミナー「大道芸みたっけ?」を開催しました。約30名の方が参加しました。
 大道芸ワールドカップin静岡は今年で20年目の節目を迎え、今年は11月3日(木)~6日(日)まで4日間開催の予定です。講師にお迎えしたのは、大道芸ワールドカップin静岡に初回から関わっているフリーアナウンサーの富田順子さんです。
大道芸見たっけ1
 富田さんによると、この時期は同ワールドカップスタッフは多忙な日々を送っているそうで、昨日もポイントリーダー(大道芸の各実施場所における責任者)の8回目の講習会だったそうです。静岡の大道芸ワールドカップは規模においてアジア一、市民ボランティアが中心に運営している点では世界一とも呼べるそうで、国内や海外からも視察に訪れる方がおり、「大勢の人が集まるのになぜゴミが落ちていないのか」など、質問が出されるそうです。これは「天使の羽」を付けた市民ボランティアが常に清掃作業をしているためで、ごみの分別についても来場者の意識を高めてもらうことに役立っているそうです。
大道芸2
 静岡市民はおとなしいというのが定評でしたが、大道芸ワールドカップを実施することで観客席からステージに上げられ、出演者になってしまう状況を見ると、なかなか「おだっくい」(お調子もの、といった意味)で才能豊かな一面を発揮するそうです。
 演技を行う国内外のアーティストからも、静岡で行う大道芸ワールドカップの評価は高く、観客のマナーは良く、ノリも良い、やりやすいと評判だそうで、「また来たい」とおっしゃる方が多いとか。
 一方観客の皆さんも日本全国から集まるようになり、観光バスを利用しての団体もあるそうです。
 富田さんからは、大道芸を楽しむための七つ道具も紹介いただきました。
 ・地面に座るための準備(シートなど)
 ・雨が降りそうなときは、カッパ(傘は危険なので)
 ・夜は冷えるので、上着が必要(日中は熱中症対策)
 ・投げ銭をするための小銭入れ(アーティストはお札も歓迎)
 ・公式ガイドブック(近日中に発売予定)
 ・笑顔
 ・赤鼻(鼻につけるグッズ)
大道芸3
 そんな大道芸ワールドカップin静岡、あなたも一度ご覧になりませんか?

大分ライフサポートセンター来訪

大分ライフサポートセンター来訪
 9月22日(木)、大分県労働者福祉協議会と大分ライフサポートセンターから3人が視察のため来訪されました。大分ライフサポートセンターは現在大分地区、別速杵の2拠点で相談活動を行っているそうです。
 ライフサポートセンターしずおかからは、相談件数の推移や生きがいづくり(セミナー)などについてご紹介しました。
大分LSC

歌って元気! NPO法人WAC清水さわやかサービスで「歌声喫茶」

歌って元気! NPO法人WAC清水さわやかサービスで「歌声喫茶」
 静岡市清水区にあるNPO法人WAC清水さわやかサービスは、1995年清水市(現静岡市清水区)に誕生、「困ったときはお互い様」の精神で、助け合い活動と介護保険事業を柱として活動しています。
 今週はライフサポートセンターにインターンシップで来た大学生二人の実習を1日引き受けていただきました。その際鈴木理事長から、江尻茶ろん(えじりさろん)で月一度「歌声喫茶」を開いているとの耳寄りな情報をいただきました。そこで早速取材させていただきました。
江尻茶ろん
江尻茶ろん
 この「歌声喫茶」は今年の4月から始まり、月一度土曜日の午前10時から2時間行われています。地域における「居場所」を何とか作りたいとの鈴木理事長の想いが形になったものです。
 歌声喫茶は1950年代に東京で始まり、1965年頃以降下火になっていったと言われています。カラオケと違い、皆で同じ歌を歌います。飲み物付きの合唱に近いと言えるでしょうか。
 今回WAC清水江尻茶ろんでこの歌声喫茶が復活。今日は地域の40歳代~80歳代の様々な方が20人余り集まりました。ご夫婦での参加もあります。参加費は1人500円。休憩時間にはWAC清水スタッフの皆さんよりコーヒーやお水が提供されます。
歌声喫茶
歌声喫茶
 演奏は、アコーディオン奏者池ヶ谷博史さん。本職はコーヒーショップのマスターです。池ヶ谷さんのレパートリーは何と100曲以上。演奏も歌詞も全部記憶されているそうです。
 参加された方には歌詞本が貸し出され、リクエストを紙に書きます。池ヶ谷さんはこのリクエストを見ながら、トークを交え楽しく歌声喫茶を進行して行きます。
歌詞本を見ながら歌います
歌詞本を見ながら歌う
演奏する池ヶ谷さん
熱演する池ヶ谷さん
 歌っているときの参加者の皆さんはとても楽しそう。池ヶ谷さんとの掛け合いトークが飛び出して笑いがわき上がることもしばしば。
 池ヶ谷さんに聞くと、「皆さん大声で歌って帰る時には気分がスッキリされています」とのこと。確かに約2時間に渡って大きな声で歌うことは、健康にも良さそうです。
 参加者の皆さんが歌っている間、WAC清水のスタッフの皆さんは、周りから団扇で風を送っています。扇風機も廻っていますが、歌のエネルギーで部屋が熱気であふれるからでしょう。
スタッフの皆さんも歌います
歌うスタッフの皆さん
 鈴木理事長のお話では、歌声喫茶は今後も継続して行きたいとのことでした。地域の居場所がこんな形で実現して行くのは、とても斬新な発想ではないでしょうか。

インターンシップを経験して

インターンシップを経験して
静岡大学人文学部社会学科3年 白石綾香
 9月5日~9日までの5日間、私はこのライフサポートセンターでのインターンシップに参加しました。私がインターンシップに参加した理由は、職場の雰囲気など、文字だけではわからないようなことを実際に自分の目で見て体験することで、これから就職活動を行う上で一つの手がかりとしたい、と考えたからです。また、大学での専攻が心理学であるため、もともと心のケアをする、ということに興味があり、困っている人のサポートを行っているライフサポートセンターさんの活動にひかれたからです。5日間という短い間でしたが、私はとても多くのことを学ぶことができたと感じています。
☆e-Lunch訪問
 焼津にあるe-Lunchさんを訪問し、理事長である松田直子さんのお話を聞きました。NPO法人であるe-Lunchは、女性の社会参加を応援する、という目的でパソコン講座を開講しているほか、小中学校を訪れ、社会のニーズに答えた様々な活動を行っています。松田さんは、次に取り組んでいきたい事業なども考えており、とても生き生きとしている姿が印象的で、とても楽しいひとときを過ごすことができました。現代は情報が溢れている時代であるため、真の意味を理解し、自分で情報を判断する力が必要である、と松田さんはおっしゃっていました。そのためにもパソコンに対するコンプレックスをなくすことが重要なのだと感じました。また、私たち学生に対して、考えすぎて頭でっかちにならずに、まずは行動してぶつかってみることも大事であるとお話してくださいました。このような時代だからこそ、情報が入ってくるのを待つのではなく、物事の真の意味を自ら理解しようという姿勢を大切にしたいと思いました。
☆ボランティア協会訪問
 静岡県ボランティア協会を訪問しました。いきなりの訪問であったにもかかわらず、事務局長の鳥羽茂さんが丁寧にお話をしてくださいました。ボランティア協会では毎週、東日本大震災の復興支援として、岩手にボランティアを派遣しています。目の前に助けを求める人がいたら助ける、という姿勢にとても感動しました。人間同士のつながりをとても大切にしているように感じました。
静岡県ボランティア協会にて柚木さん(左端)に説明いただきました
ボランティア協会パネル写真
☆内部事務体験
 LSCとLSC友の会で内部事務を体験させていただきました。みなさんとても温かく迎えて下さり、説明なども丁寧にしていただきました。私が体験させていただいたのは、簡単なものでしたが、このような事務の作業が現場で働く人々を支え、一つ一つのデータを慎重に扱わなければならないのだと感じました。
実習中
実習1
☆「今からはじめる老い支度」講演会への参加
 沼津労政会館で行われた田部井淳子さんの講演会をお手伝いさせていただきました。田部井さんのお話は、ときおり笑いなどもまじえながら、とても楽しく聞かせていただきました。老い支度というテーマでしたが、田部井さんが講演のなかでおっしゃっていた「1回1回積み重ねていくことの大切さ」や、「夢はいつか実現できる」という気持ちはどの世代の人々にも通じることであると感じ、とても心に響きました。
 また、会場の方と打ち合わせをする様子を見て、会場づくりや受付、そして後片付けまでをお手伝いさせていただいたことを通じ、講演を聞きにきてくれる人々に対する配慮の大切さを感じました。講演会を聞く機会は今までに何度かありましたが、講演会を作る、という立場は初めてだったので、とても参考になりました。
「今からはじめる老い支度」の準備
セミナー準備
☆WAC清水さんでの実習
 NPO法人であるWAC清水の理事長である鈴木明与さんのお話をお聞きしました。高齢者のサポートをはじめとした、様々な活動を現代のニーズに合わせて行っている、とおっしゃっていたことが印象的でした。
 そのあと「茶ろん下清水」と「江尻茶ろん」を訪問して実習を行いました。一緒に食事をしたり、体操や歌、レクリエーションなどを一緒に体験したりすることを通じて、高齢者の方々とたくさんお話することができました。活動はとても楽しく、私のほうが元気をもらうことができました。このような活動や、人との会話を楽しむことができる場所を提供することで、高齢者の方の生きがいにつながるのだと感じました。
WAC清水江尻茶ろん前でスタッフの皆さんと(右端は鈴木理事長)
WAC清水江尻茶ろんにて
☆中部事務所訪問
 ライフサポートセンターのしずおかの中部事務所を訪問し、お話を聞きました。相談の応対をする現場の様子を見ることができました。話を聞くだけでなく、実際に自分の目で見ることによって、現場の雰囲気なども感じることができ、とても参考になりました。
ライフサポートセンターしずおか中部事務所にて
中部事務所にて
☆全体を振り返って
 5日間の活動を振り返ってみて、共通して感じたことが3つあります。1つ目に、人と人との関わりを大切にしている、ということです。2つ目に、ニーズを大切にしている、ということです。そのとき、その時代のニーズに合わせ、臨機応変に対応することが社会貢献の本当の意味であると感じました。3つ目に、みなさんの働く姿がとても生き生きとしていた、ということです。仕事を仕事として感じさせないような雰囲気を感じました。
 この5日間、働くうえで大切なことを学ぶことができ、ライフサポートセンターのインターンに参加して、本当によかったと思いました。これから、社会に出て働くためだけではなく、自分の足で歩いていくために生きる上で大切なことをたくさん学ぶことができました。
 川村さんをはじめとするライフサポートセンターの皆様、そして今回のインターンシップの中で、お話をきかせてくださった皆様、本当にありがとうございました。

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