藤枝で脳いきいき講座実施
11月27日(土)、ライフサポートセンター中部事務所はサンライフ藤枝において、脳いきいき講座を開催しました。共同主催は静岡県労働者福祉基金協会。後援として藤枝市介護福祉課、(財)藤枝市勤労者福祉サービスセンター、藤枝地区労働者福祉協議会のご協力を頂きました。特に藤枝地区労働者福祉協議会からは4人の方が応援に来てくださいました(亀山副会長、松下副会長、小林幹事、松島事務局次長)。参加された方は57人でした。
講演の講師は、日本早期認知症学会理事長・株式会社創生生体工学研究所代表取締役の志村孚城氏と、浜松人間科学研究所所長の奥山惠理子氏。
講演する志村先生
認知症についてはまだ他の病気ほど解明が進んでいないそうです。認知症が疑われる場合、まずその他の病気ではないかを医師に診断してもらうことが重要、とのことです。また、認知証には老化廃用型とアルツハイマー型があり、今回取り上げるのは老化廃用型で、主に脳の機能を使わないことで起こるものだそうです。特に、前頭前野関係の認知症を予防するためには1.生きていく意欲を持続させること、2.できるだけ自立した生活を送るよう心がけること、3.人間との交流を大切にすること、が重要だとのことです。
講演の合間には、一定時間内に物語を読んで特定のかなを見つけ、かつストーリーを記憶する「かなひろいテスト」や、「漢字色別テスト」が行われ、皆さん真剣に取り組んでおられました。
漢字色別テストの解説
今回の講座をきっかけに、認知症にならない、させない為の生活習慣を見直して元気に過ごすためのヒントがきっと見つかったものと思われます。
来場された参加者の皆様