イベント報告
東部では初めて脳いきいき講座を開催

東部では初めて脳いきいき講座を開催
 1月23日(土)、ライフサポートセンター東部事務所は三島商工会議所において、東部では初めて脳いきいき講座を開催しました。後援に三島市・三島地区労働者福祉協議会・三島函南勤労者サービスセンター・三島地区退職者共済会の協力を頂きました。
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 介護保険上の推定で2015年には国内で250万人に達すると予測されている認知症は高齢者の関心事の第一に挙げられる問題だそうですが、受講者募集段階から盛況で、当初の60人募集人員枠は昨年の年末で一杯になり、急遽20名増枠し80名をもって締め切りさせて頂いたことからもその関心の高さが伺えます。
志村所長
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 講師は西部方面ではお馴染みの浜松早期認知症研究所の志村所長と浜松人間科学研究所の奥山所長にお願いし、途中「仮名ひろいテスト」などのセルフチェックテストを通して現在の脳の状態を知るとともに、認知症のメカニズムや前頭前野機能の工夫などについて学びました。
奥山所長
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 参加者の皆さん、それぞれ真剣に聞き入っておられ今回の講座をきっかけに、認知症にならない、させない為の生活習慣を見直して元気に過ごすためのヒントがきっと見つかったものと思われます。

静岡大学総合科学教育課程 卒業研究発表会開催

静岡大学総合科学教育課程 卒業研究発表会開催
 1月23日(土)12:30~静岡市産学交流センターにて、静岡大学教育学部総合科学課程消費生活科学専攻の第9回卒業研究発表会が開かれました。LSCも少しだけ聴講しました。
資料
 
 発表者は5つの研究室に所属する大学生18人。それぞれが選択したテーマについて11分間でプレゼンテーション(説明)を行い、3分間質疑応答を行います。発表する学生達は、緊張して臨みます。聴講者も大学生と先生達だけではなく、一般の方や卒業生も混じっており、いろいろな観点から質問が出されるため、発表者は真剣です。
 テーマをいくつかご紹介すると、「プラスチック製容器包装の分別の有効性」、「個人化社会におけるサークルの存続要件に関する研究」、「視覚障害者による講演が大学生の態度変容に与える影響」、「難消化性でんぷん添加が蒸しパン特性に与える影響」など、多岐にわたります。一見文系のようにも見える分野ですが、研究の中には実験を含むものもあって、文理の区別は付けがたいものがあります。
発表会場
 社会に翔く直前の大学生たちの旺盛な問題意識は、これからの社会の礎になるだろうという明るさを垣間見せてくれます。今後も注目したいと思います。

無料法律相談会実施

静岡で無料法律相談会実施
 静岡大学法科大学院とライフサポートセンターしずおかは、12月24日午後、今年度3回目の「無料法律相談会」を静岡労政会館で実施しました。
 相談には12組が来訪。法科大学院生のヒアリングに続き、弁護士との相談と、都合1時間程度をかけて相談するユニークなシステムで、親切に聞いてもらえたと、好評をいただきました。
準備中の法科大学院生たち
法律相談会

消費生活出前講座実施

消費生活出前講座実施
 12月22日(火)、ライフサポートセンターしずおかスタッフの勉強会を実施しました。内容は「消費生活」。講師は静岡県中部県民生活センター消費生活相談窓口で相談を担当されている杉山氏。
 静岡県中部県民生活センターでは、これまでも「消費生活出前講座」を実施しており、今回の勉強会も出前講座をお願いして実現したものです。
出前講座
 内容は、
 ○最近の相談の傾向
 ○インターネット関係の相談増加について
 ○「契約」とは法律的な責任が生じる「約束」のこと
 ○口約束で成立する契約と、しない契約がある
 ○クーリングオフについて
 ○悪徳商法について
 など、盛りだくさん。約1時間半があっという間に過ぎました。
 特に印象に残ったのは、①インターネットを使った個人取引が増えるとともにトラブルが増加していること、②悪徳商法は手を変え品を変え私たちの周りに存在すること、の2点でした。
 日常の消費生活での困りごとは、県民生活センターや市町が開設している相談窓口に相談できることを知っているだけでも安心感がありますね。
 静岡県中部県民生活センターでは、こうした出前講座を要請に基づき行っているとの事。東部、西部にも同センターがありますので、地域で消費生活に関する勉強会をやってみたいと思われる団体の皆さんは、ご相談されてはいかがでしょうか。

親子お小遣い教室開催(伊豆の国市)

親子お小遣い教室開催
於:伊豆の国市大仁市民会館
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  師走に入った12月5日(土)の午後、伊豆の国市大仁市民会館において「親子お小遣い教室」を開催しました。東部事務所では今年度の「子育て層に対する生きがい作りサポート活動」のイベントとして、8月の富士市での開催に次ぐ2回目の開催となりました。
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 当日は、インフルエンザ発症等もあって5組の欠席の連絡がありましたが、師走の冷たい雨天の中10組の元気な親子さんの参加を戴きました。最初はみんな緊張していましたが山川講師の温かく優しい語り口調のゲーム説明とお小遣いの話にホッとしたかのように段々と気持ちもほぐれ、和気あいあいの雰囲気に変わり、あちらこちらで歓声、拍手が沸き起こっていました。今回は1年生、2年生の低学年の児童の参加も3組あり、まだ決まったお小遣いは貰ってないかもしれませんが、一生懸命考えて買い物をしている様子が可愛いらしく、結構しっかりしている姿に感心しました。
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  いま、子供の暴力行為が急速に増えているようで、背景に子供たちの「コミュ二ケーション能力不足」が指摘されています。友達といても個々にゲームの画面を見ているのではコミュ二ケーション能力は育ちません。友達と向き合って、相手の目を見て話し、皆でルールに従って事を進める大切さを教えてあげないといけないと思います。その意味でも、このお小遣い教室は参加した子供さんの目の動きを見ていても有意義なものであったと思います。
  今回は、ろうきん(静岡県労働金庫)から5人のボランティアの方にお手伝いいただきました。ここに感謝申し上げます。

インターネットの光と影実施

「インターネットの光と影」実施
 11月28日(土)10:30より、コープしずおか石田店で、「インターネットの光と影」を実施しました。主催:ライフサポートセンターしずおか中部事務所、静岡県労働者福祉基金協会、後援:コープしずおか、運営:NPO法人e-Lunchです。中学生、高校生の保護者を対象に、インターネットの良い部分、怖い部分についてNPO法人e-Lunch松田理事長より説明していただきました。
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 保護者の知らないところで、子ども達がインターネットを自己紹介の道具として使っている「プロフ」や、子ども達に見せたくないサイトなどの説明があり、インターネットは便利であると同時に使用に当たっては、注意が必要だと説明がありました。
 いったんネット上に載ったものは、世界中から見ることができるという事実を知らずに、気楽に個人情報を自ら載せてしまうことの危険性は、当の子ども達が案外知らずにいることもあるようです。
 インターネットの「光」の反対側にある「影」から子ども達を守るためには、日頃の親子のコミュニケーションこそ大切だと、松田理事長はセミナーを締めくくりました。

自分らしい逝き方

セミナー「自分らしい逝き方」実施
シニアからはじめる老い支度の第3弾『自分らしい逝き方』についてのセミナーを開催しました。
講師は、葬祭カウンセラーとしてマスコミ出演や講演に多忙を極めている日本葬祭アカデミー教務研究室代表の二村祐輔氏です。
なかなか知ることのできないお葬式の話、あっと言う間の2時間でした。
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お話の中で、
①理想の最期
アンケートによると、自宅でぽっくり逝きたいが6割、1週間ぐらい入院して心積もりをしてからが3割。
②お葬式
葬儀と告別式をつけた言葉で、2つのことをしているのがお葬式と言い、2つのことをそれぞれ別に考えることが必要。葬儀は、葬送の儀礼(亡くなった人の魂や遺体などの霊的対応)、告別式は、告別の式典(社会的・対人的対応)、告別式は行わない選択もある。
③お葬式の不安
*費用がいくらかかるのか→2001年東京の事例では、平均¥3,458,600。
*お布施や戒名のランクが理解できない→お布施は、これまで暗黙の了解だったが、金額を直接僧侶に聞く方がよいそうで、『お気持ちで』と言われたら再度聞いてみることが大切
2009_1124_123640.jpg*葬儀として最低限行う、棺に納め(納棺儀礼)→搬送し(出棺儀礼)→荼毘に付す(火葬儀礼)は、¥200,000以内でおさまり、ここを出発点に考えるとよい。また、祭壇の平均額は、¥600,000。
④供養とは
魂をあの世に生まれた子供として、遺されたものがその養育をしていくこと。
名前を付け(戒名)、33歳の大人になるまで面倒をみる(33周忌)が、日頃はお世話の部分を僧侶にお願いしているので、養育費としてのお布施をお渡しする。
最近では、人生最後の締めくくりとして、自分らしい式を行いたいと考える人も増えています。
本日、参加者にお持ち帰りいただいた『私の歩み』というノートは、人生の記録を思い出の写真と共に、葬儀と死後の希望なども記入できるようつくられています。
自分を振り返りことは、これまでの人生の記憶を呼び起こし、自分を再発見できるよい機会となり、今後の人生に広がりをもたせることにもつながります。
自分史をつくり想いを伝える。この1冊が、自分だけではなく、遺される人にとってもすばらしい宝物になるのではないかと思います。皆さんもつくってみませんか。
次回は、2010年1月26日、『現代のお墓事情』ということで、第4弾を開催します。
みなさまのお申込をお待ちしております。
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ライフサポートセンターしずおか

あなたも私もできるチョイボラ実施

セミナー「あなたも私もできるチョイボラ」実施
 11月21日(土)、静岡労政会館にて、セミナー「あなたも私もできるチョイボラ」を実施しました。これは、「楽しい定年塾(グループ・Do動、ライフサポートセンターしずおか、NPO法人WAC清水さわやかサービス)」+NPO法人男女共同参画センター交流会議が主催して、来る時に、出来る人が、出来る事をちょっとだけお手伝いをする、チョイボラについてのご案内をするという企画です。13人が参加されました。
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 当日は、
一般:ボランティア市民活動センター静岡
医療系:静岡県立総合病院
福祉系:WAC清水さわやかサービス
の3団体から、ちょっとしたボランティアの例をあげていただき、参加者と意見交換するという内容です。各団体からのお話の概要、意見交換は下記の通りです。
1.ボランティア市民活動センター静岡 北島啓詞氏
・互助による地域づくりをしたいと考えている。
・ボランティア情報を毎月発行し、公的施設に設置している。
・ボランティア活動は、�できること、したいこと、�活動の範囲が広すぎないこと、�地域とのつながりを深めるメリットがあること、�無理の無いリズムで活動すること、などがポイント。
・団塊世代は技能・知識を生かす場面が沢山ある。
・定年は、新しいことを始めるチャンス。新たな出会いや発見が、生活のうるおい、生きがいになる。
Q.ボランティアをするのにはどうすれば良いでしょうか?
A.ボランティア市民活動センターの窓口で相談、情報提供ができます。静岡市内3区にある地域福祉推進センターもご利用ください。
Q.これといった特技が無い人はどうすればいいでしょうか?
A.収集ボランティアなどはいかがでしょう。アルミ缶やエコキャップの活動があります。使用済み切手や書き損じはがき収集も良いのでは。注意点は、収集したものを引き取ってくれる団体を探すことです。赤い羽根募金もボランティアととらえることができます。身近な事から始めれば良いでしょう。
2.静岡県立総合病院 根本 敦氏
・県立総合病院では、個人と団体のボランティアに協力いただいている。
・個人では、「外来グループ」、「病棟グループ」、「図書グループ」がある。
・団体では「花壇の手入れ」、「乳腺相談活動」、「動物的介在活動(犬や猫と患者さんとのふれあい)」、「外来病棟活動」、「院内コンサート」がある。
・ボランティアの方が都合の良い時間に活動できるよう配慮している。年度初めに登録していただくが、年度途中でも随時受け付けている。
Q.ボランティアの交通費や昼食代はどうなりますか?
A.ご自身の負担となります。車で見えるボランティアの方の駐車料金はいただきません。
Q.どのくらいの人数がボランティアをされていますか?
A。100人くらいでしょうか。そのうち個人ボランティアは15~6人で、少ないので、是非参加いただきたいと思います。
Q.1日何時間くらいボランティア活動をするのでしょうか?
A.1時間でも2時間でも構いません。外来担当(受付機操作の説明など)は午前中でお願いしています。
Q.不足している分野があれば教えてください。
A.外来が手薄なので、もう少し増えてくれればと思います。
3.NPO法人WAC清水さわやかサービス 鈴木明与氏
・困った人たちのためにボランティアで始めた活動が、今年で14年目に入った。
・デイサービスは、送迎込み、手作りの昼食付きで当初1500円でスタートした。
・あるお年寄りに何が一番困っているか聞いたところ、「ゴミ出し」という返事だった。ちょっと気づかない所にも困り事がある。
・ボランティアの人が来てくれると大変助かる。
Q.活動エリアを教えて下さい。
A.旧清水市内です。
Q.ゴミ出しのような問題は、例えば民生委員さんに頼むことはできないでしょうか?
A.民生委員さんは、かなり忙しいので難しいです。地域に「駆け込み寺」があれば、こうした問題が解決できると思います。今の社会は町内に誰が住んでいるのかも分からないし、知らせてもらえない。そこで、WAC清水では、月1回地域の人たちが集まれる居場所を作りました。こうした小規模な居場所が歩ける範囲にあるのが理想です。小学校をそのような目的に使えたら良いと思います。
3人の講師の皆さん
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 上記のように多くの質問が出されました。最後にNPO法人WAC清水さわやかサービス 鈴木明与理事長が、「ボランティアをするためには健康第一。これからのキーワードは「地域」、声を出すことが大事。声を出して初めて地域が変わる。仲間作りをして行動を起こして欲しい」とまとめ、終了しました。

人生60からが面白い「ドリームプランを作ってみよう」実施

人生60からが面白い「ドリームプランを作ってみよう」実施
 10月27日(火)午後、静岡市女性会館アイセル21にて、「楽しい定年塾」による「人生60からが面白い」シリーズ第2弾「ドリームプランを作ってみよう」が開催されました。「楽しい定年塾」は、3つのグループ(グループ・Do動、NPO法人WAC清水さわやかサービス、ライフサポートセンターしずおか)が構成しており、さらにNPO法人男女共同参画センター交流会議が加わっての実施です。
 今回のテーマは、前回の「人生の棚おろし」を受け、「ドリームプランを作ってみよう」です。すでに第2の活動を始めた3人の方を講師にお招きし、きっかけや現状を聞いた後、自分自身のドリームプランを作成するという企画です。
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 1人目の講師は、清水で北欧雑貨店を営む駒沢利継さん。
 駒沢さんは、英語教師として活躍中、4年間デンマークに転勤となりました。デンマークでは、他人であっても挨拶を交わし、家族単位での付き合いが普通という日本とは違った環境だったとのこと。ここでのデンマークの人々との交流を通じ、人との「出会いの心地よさ」を感じたそうです。日本に帰国すると、”居場所が無い”思いがし、教師の仕事には情熱を感じていたものの、組織というものにになじめないとの思いを強くされました。そんな時奥様から、デンマーク暮らしで詳しくなっていた北欧の陶磁器などを商うお店を開きたいとの話が出て、早期退職し、現在のお店Vibevej 11(ヴィーベヴァイ エルヴ)を開店したそうです。
 その後もいろいろな人との出会いがあり、現在では児童英語教室も始めました。人と人との出会いを生かすかどうかは自分次第、出会いこそ大切、というのが駒沢さんの考えです。
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 2人目の講師は、朝鮮通信使について研究をしている北村欽哉さん。
 高校で日本史を教えていましたが、高校の郷土研究部の指導をしている時に、生徒から部活動のテーマを相談され、「お寺の名前の○○山○○寺という名前を良く見かけるが、なぜそういう名前になるのかを研究してはどうか」とアドバイス。部活動では清水市内など約110の寺に手紙を出し、名前の由来を聞いたそうです。また、北村さん自身も、寺の表札とも言える「扁額」(へんがく)の写真を撮り歩いたそうです。寺への”アンケート”結果は意外や意外、回答があった約半数のうち、由来を回答した寺は四分の一程度だったそうです。そこで、聞き取り調査に乗り出すことに。そうして訪問したある寺の扁額には「朝鮮」の文字が。これはなぜなのかと住職に聞けば、「さあ、どういうことでしょうか。分からないので先生教えてくれませんか」との返事。そこで北村さんは、清水で朝鮮と関係があるとすれば朝鮮通信使しかないだろうと目星を付け、徹底的に調査します。そして、朝鮮通信使は江戸時代に今の韓国と江戸の間を10往復したこと、その際には4,000人~5,000人規模であったこと、遠州の横須賀に資料があることなどを調べ上げます。そしてその地において、とうとう朝鮮通信使を描いた屏風があることを「発見」します。
 人生においては、こうした「発見の喜び」が大きいというのが北村さんの思いです。
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 3人目の講師は、梅が島のお茶で地域興しを始めた斎藤雅子さん。
 東京在住で、定年退職後は故郷静岡県に住みたいと考え、梅が島に家を建て、週末には梅が島で過ごしています。その梅が島で見たものは、農業の沈滞とお茶の生産量の減少。無農薬の良質なお茶を生産しているのに、なぜなのか、と疑問を持ちます。調べて分かったことは、お茶の価格の低下でした。お茶生産で年収60万円の農家が肥料代に68万円かかる実態を見て斎藤さんは、立ち上がります。
 ミッション(使命)として
①茶農家と消費者を直接つないで茶を販売し、茶農家の経済的自立を促し、後継者の確保に努めます。
②高齢化などによって手入れができなくなった茶畑を、持ち主に代わって台刈りや草取りそして茶摘みをして、茶畑が茶畑のまま存続できるよう援助します。
の2点を掲げました。以来、梅が島のお茶を、デザイナーによる包装で東京にて販売を開始しました。また、ボランティアを募り、荒れた茶畑の整備などの活動を行っています。さらに、グリーンツーリズムを立ち上げる計画も今年実現にこぎつけました。
 斎藤さんは、2000年に人生の棚おろしをし、10年手帳に目標を記したそうです(2010年にグリーンツーリズムを立ち上げ)。棚おろしでは、これまでマーケティングの仕事をしてきたけれど、自分の本当にやりたいことは何なのかを書き出し、「緑にかかわる事」に絞り込んだといいます。それが現在の「隠れ茶を守る会」の活動に結びついています。
 講演が終わり、第2部ではいよいよ自分自身の「ドリームプランを作る」ワークショップです。グループ・Do動の大澤さんが、あらかじめ用意されたワークシートの記入について説明し、参加者の皆さんは、それぞれの用紙に書き込みをしました。
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 今回のセミナー+ワークショップは、3人の講師のお話がとても興味深く、愉快なエピソードも満載でしたので、会場からはしばしば笑い声が聞かれました。
 楽しい定年塾第3回は、11月21日(土)13:30~15:30、「あなたも私もできるチョイボラ」と題して静岡労政会館(静岡県勤労者総合会館)にて行います。チョイボラとはちょっとしたボランティアのこと。お問い合わせ、お申し込みは、
 ライフサポートセンターしずおか中部事務所
 TEL 054-288-3750、FAX 054-288-3760
 までどうぞ。

「成年後見制度を理解する」好評!

「成年後見制度を理解する」好評!
 コープしずおか葬祭サービスとライフサポートセンターしずおかの共同企画「シニアからはじめる老い支度」第2弾、「成年後見制度を理解する」が、10月26日(月)午後、静岡市内にある勤労者総合会館(労政会館)で行われました。
講演する小林司法書士
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 このセミナーは、定年後を意識してセカンドライフをどうデザインするか、をテーマに4回シリーズとして実施しています。
 今回の講師は司法書士の小林久晃さん。小林さんは、静岡市内で司法書士事務所を運営され、社団法人成年後見センター・リーガルサポート静岡支部幹事、静岡県司法書士会理事、生活保護支援ネットワーク静岡幹事など、社会的に弱い立場の人々の立場に立った活動をされています。
 セミナーでは、
・遺言と成年後見
・成年後見制度の内容(任意後見と法定後見の違い)
・任意後見制度の詳細
・任意後見制度を利用するに当たっての注意点
などについて講演が行われ、参加者の皆さんは法律用語も交えたお話にもかかわらず、大きくうなずきながら聞き入っていました。
熱心に講演を聴く参加者の皆さん
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 講演後の質疑応答でも沢山の質問が出され、時間一杯までやりとりが続きました。
 参加者の皆様からのアンケート結果も大好評でした。
 次回は
 「シニアからはじめる老い支度」第3弾、「自分らしい逝き方」です。11月24日(火)「あざれあ」にて開催です。チラシはこちらをご覧下さい。

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