4月18日、静岡県労働者福祉基金協会が、県下NPOをサポートするために行っている事業「NPOパートナー委員会」が、開催されました。メンバーは日詰委員長(ライフサポートセンターしずおか会長)を含む8名。東部・中部・西部からのNPOの代表者や静岡県県民部県民生活室、静岡県労福協からの参加に加え、今回から当ライフサポートセンターしずおかが委員として加わりました。また、オブザーバーとして静岡県労働金庫も参加しています。
協議内容は、昨年度NPOプレゼント講座の総括と、新年度の計画。NPOが抱える悩みなどに対応するために、どのような講座を実施すれば良いのかなど、率直な意見交換がされました。
ライフサポートセンターしずおかは、こうした活動に対し、新しいホームページなどを使った広報などで、今後協力して行きたいと考えています。
会議の様子
ゲームを通しておこづかいの使い方を体験
3月22日(土)9:30から、コープしずおか千代田店コミュニティールームをお借りして、春休み親子おこづかい教室を開催しました。主催はライフサポートセンターしずおかと静岡県労働者福祉基金協会、後援はコープしずおかです。
この「教室」の目的は、「こづかいゲーム」で子どもたちの金銭感覚を育てること。
20人の小学生と保護者の皆さんが集まりました。
まずは、ゲームのねらいや進め方について、講師の山川さん(静岡ライフプラン設計相談室)が説明します。
説明する山川さん
このゲームは、各テーブルに小学生が4~5人と保護者が座り、リーダーと呼ばれる進行役が、銀行員役を兼ねてすすめます。すごろくのようにサイコロを振り、止まった所に応じたカードを引きます。
ゲーム進行中の様子
子どもたちは定額のおこづかいをリーダーから受け取り、カードにしたがって買い物をしたり、アルバイトをするかどうかなどを決断します。こうしたおカネに関わる判断が随所に出てきますが、保護者は口をはさまないルールです。
子どもたちは、おカネは両手で受け取ることや、おこづかいをもらい時は、「おこづかいください」と言うことを約束事として守ります。
おカネは両手で
ゲームは一定時間で終了となり、最終的に手元におカネが残りますが、その多い少ないは重要ではなく、ゲーム中に子どもたちが、欲しいもののためにおこづかいを貯めたり、優先順位をつけたりして考え、判断することを経験することがねらいです。
黄色い付箋紙は、あらかじめ子どもたちが書いた、「欲しいもの」。買うかやめるか決断のとき
ゲーム中はあちらこちらから歓声が上がり、楽しい雰囲気ですすみました。
今後もこうした催しができたら良いな、と考えている、ライフサポートセンターしずおかです。
テレビ会議システム使う無料法律相談会、無事終了
3月19日、ぬまづ健康福祉プラザ・サンウェルぬまづで実施した無料法律相談会(主催:ライフサポートセンターしずおか、静岡大学法科大学院)は、8組の相談者をテレビ会議システムを使って弁護士2人が受けるという試み。これまで4回は静岡市内で実施し、初の沼津開催であり、かつ初の「遠隔相談」でした。
事前の打ち合わせする藤本教授と法科大学院生たち
当日は、午後からの相談に備え、午前10時頃から準備開始。静岡大学法科大学院藤本教授の指導のもと、法科大学院生約10人が、システムエンジニアとともに機材のセッティングを行いました。
機材のセッティングをする大学院生
今回使用のテレビ会議システムは、パソコンを使用し、相談者の前の画面に弁護士が写り、自由に相談ができるというもの。相談時間は1組30分と決められているため、事前に法科大学院生がヒアリングを行い、弁護士に概要を伝えた上で相談に入るという、従来通りの合理的な方法が取られました。
相談会場にセットされたパソコン
今回の遠隔相談が成功したことで、一定のインターネット環境があれば静岡市以外における実施にめどがついたとも言えます。
なお、次回は6月に、従来通りの方法で、静岡市内で行う予定です。実施概要が決まりましたらまたこのブログでお知らせします。
宮崎より視察団来訪
宮崎県労働者福祉団体中央会(静岡でいうところの労福協)の視察団9名が、ライフサポートセンターしずおかの視察のため来静されました。
会場は全労済静岡県本部の会議室をお借りし、同本部水谷理事長の歓迎挨拶で視察がスタート。
挨拶する水谷理事長
視察団からの依頼に基づき、静岡県労福協の活動・体制・取組みや、ライフサポ-トセンターしずおかの設立から現在の活動などについて、当方より説明しました。また、日詰会長は「地域社会との協働:ライフサポートセンターが果たす役割」と題してミニ講演を行い、NPOなど地域に根付いて活発に活動している団体との連携で社会を変えてゆく意義を強調しました。
説明する日詰会長(右)
その後ライフサポートセンターしずおかの事務所に移動し、実際に相談をどのように受け付けているのかや、イベント広報の方法などについて説明しました。
ライフサポートセンターしずおか事務所での説明
ライフサポートセンター浜松が、相談年度累計200件に!
ライフサポートセンターしずおかの活動の柱の一つ、「暮らし何でも相談」は、おかげさまで受付件数が急増し、今年度累計は440件を超えました。
なかでもライフサポートセンター浜松は最も相談件数が多く、本日200件を達成しました。
皆様のお役に立てるよう、今後もスタッフ一同努力してまいります。
相談ダイヤルは、このブログ表紙に記載されておりますので、お気軽にご利用ください。
ライフサポートセンター沼津が主催、コープしずおかが後援、男女共同参画フォーラムしずおかが企画・運営を行った、三者コラボレーションによる「デキる男のたしなみ術in沼津」が終了しました。1月19日、2月9日、2月23日のいずれも土曜日に、沼津市内にあるコープしずおか新沢田店で行いました。
参加者は20人。
第1回は「健康」がテーマ。アクティブ・シニア・トレーナー・健康増進運動指導士の林幸男さんを講師に、日頃の運動不足を解消すべく、理論と実際を学びました。
第2回は「おしゃれ」。元大手百貨店販促部長の福島昭夫さんが講師をつとめ、「おしゃれを楽しみ、人生を楽しむ。妻に惚れ直させるコツを伝授」をテーマにオトコを磨きました。
第3回は「食の薀蓄(うんちく)」。栄養士・消費生活アドバイザーの谷口年江さんを講師に、豆腐やみそ汁など食材の食べ比べでどこまで判定できるか、ゲーム感覚を取り入れながら、昼食を兼ねた講座となりました。2種類の天然出しと、インスタント出しで作ったみそ汁の判定では、おいしいと感じた人が最も多かったのがインスタント出しという結果が出て、講師もビックリ。
普段食べるご飯の重さも計量し、メタボにならない食生活も学びました。
ライフサポートセンター沼津では初めての企画でしたが、今後も「生きがい作り」に役立つイベントを展開して行きます。