イベント報告
NPO協働推進フォーラムinしずおか

 1月19日に「NPOと協働でつくるこれからの地域福祉社会」が静岡県男女共同参画センターあざれあで行われました。
Part1~Part3の3部構成で開催され、ライフサポートセンターはpart1,2に参加しました。
kaikai1bl.jpg

Part1「協働の第一歩・・・NPOとの出会いを・・・」
42団体によるブースの展示や即売、飲食コーナーもありました。
busu1bl.jpg

busu2bl.jpg

selemoni1bl.jpg

Part2「協働から考える地域福祉社会」
dai2bu1bl.jpg

協働事例を4事例発表されました。
事例ー1「緊急サポートネットワーク事業」の取り組み
 昨年11月に富士支部を立ち上げ静岡県下5地区での体制が出来ました。しかし利用と言う面では、まだまだ対象所帯までに浸透しておらず、病時保育等の緊急サポートが必要な時の活用を行政窓口と一体となって広報する必要があると感じました。
事例ー2「アートによる表現活動のサポート拠点設置」の取り組み
 障害のある子供たちの表現活動を「アート」による方法で「お互いのよさを知る」「つくる喜び」「言葉のいらないコミュニケーション」が実現でき、生き生きと生きていける場所作りをサポートしており、障害者の得意な事や仕事を生きがいに繋げていく事の出来る社会であればと思います。
事例ー3「袋井市協働まちづくりに関する指針」と「ふらっと」の取り組み
 袋井市協働まちづくりセンター「ふらっと」を活動拠点として行政の「袋井市協働まちづくり指針」に沿って協働するNPO団体や各種実行委員会・行政窓口との連携により袋井市全体が活性化につながる「協働まちづくり活動」がスタートできました。
 一つの活動成果が評価され次々と協働作業につながり多くの活動成果と成っています。
事例ー4「富士市市民活動支援補助金」と「新規採用職員研修」の取り組み
 「ゆめ・まち・ねっと」の活動理念は「遊びには失敗がつき物です。遊びは失敗するから面白い。失敗があるから『できたー』の瞬間が生まれる。『たごっこパーク』は遊びの最高に面白い瞬間を子供たちに実感させる活動です。『それじゃだめでしょ』『ほら、こうやりなさい』『やめなさい』その言葉をかける前に子供たちの表情をちょっとのぞいてみませんか?」。冒険遊び場「たごっこパーク」の会場にある看板に記されたメッセージです。
 このような基本的考え方で「子供主役の自由な遊び環境」が特徴で毎月8日間程、参加無料で開かれています。
 その後意見交換会行われました。
コーディネーター・・・田中尚輝氏(NPO事業サポートセンター常務理事)
NPO代表・・・小野寺郷子氏(しずおかNPO市民会議代表)
企業代表・・・小出宗昭氏(はままつ産業創造センター)
行政代表・・・本後 健氏(静岡県厚生部障害者支援局局長)
各事例発表者全員(7名)
 
 道は遠いが、協働を具体化する以外に社会の発展を図る道はない。NPOの発展も、第一には自己努力、第二には協働であり協働なくしてNPOの発展はないということを実感しました。

本年度相談件数が300件超える!

 ライフサポートセンターしずおかの、本年度相談件数が、300件を超えました。1月17日の集計では309件です。
 今後とも皆様のご利用をお待ちしています。

藤枝地区退福協が門松づくり

 藤枝地区退福協は12月24日、門松づくりイベントを行いました。
 同退福協では「門松実行委員会」を6名で設置し、事前に役割分担。前日の12月23日も竹の手配(地区退福協会長杉本昭雄さんの自宅竹林より切り出し)を行いました。
 当日12月24日は午前9時より昼までかけて、竹を鋸で引き、電動カンナで切り口を整え、飾り付けを施す作業を丁寧に行いました。
2007_1224_101812.jpg
電動カンナで切り口を整える
2007_1224_101230.jpg
門松を縛る縄は「エビしばり」という方法で縛ります
 その門松は静岡労金藤枝支店用大門松で、正面入口に堂々と設置されました。
全員
門松の前で記念撮影
 午後からは県退福協の蒔田会長、静岡地区グリーン友の会清水政子会長ら3人、県労福協からも2人が加わり、ミニ門松の作成を行いました。
2007_1224_111912.jpg
作業に参加するグリーン友の会会員
2007_1224_131722.jpg
完成間近のミニ門松
ミニ門松お手本
ミニ門松のお手本
 天気は朝から快晴無風と絶好の日和。時折近くの公園で遊ぶ親子や通行人が珍しそうに見ていました。
 この門松作りは、退福協会員の原川辰雄さんが専門家として指導。3年目を迎えました。新年への期待がこもる大小の門松の完成に、参加者は「楽しかった」と初めての体験を口にしていました。

12月19日法律相談会

   無料法律相談会を開催しました  [emoji:v-481]
 12月19日(水)静岡労政会館にて、静岡大学法科大学院ライフサポート
 センターしずおか
の連携による、4回目の無料法律相談会を開催しました。
 当日は、法科大学院で教育を担当している弁護士の先生方が、16名の
 相談者に対応して下さり、事前のヒアリングを大学院生が行いました。
 事前学習会を開催するなど、熱心に取組んだ甲斐あって、相談者の方
 からは、「このような機会を増やしていただきたい」 「とても参考になり、
 有難うございました」 などの感想をいただき、嬉しく思います。
 中にはお待たせしてしまった方もいて、申し訳ありませんでした。
 今後も幅広い相談活動が出来るよう、努力していきたいと思います。
 次回は3月頃開催予定です。
 2007_1219_210041_20071225162752.jpg

  相談会終了後の法科大学院の皆さん。 お疲れ様でした キラキラ

韓国より介助研修団来静

 12月14日10:00~15:00頃まで、全労済静岡県本部6階大会議室で,韓国ソウル市内の大学(又松情報WOOSONG大学・社会福祉学科)の教授2名と学生25名が、日本の介護技術を学びに、ユウ・アイ福祉振興会・全労済静岡県本部主催する研修に参加のため来静しました。
2007_1214_102904.jpg
通訳を通してあいさつするユウ・アイ福祉振興会増田専務
 研修団は、福祉理念についての講義を受けた後、介護技術の実習を行いました。実習は秋山・林両講師により、電動ベッドを使って、全くの水平よりも若干頭が上がった位置のほうが患者が心地よいことなどを体験。
2007_1214_104336.jpg
準備運動をする研修団
2007_1214_112414.jpg
電動ベッドを使った実習
 受講した学生の表情は真剣そのもの。介護する人も、される人も体に負担をかけることなくベッドからの移乗・移動を行う方法を勉強しました。
2007_1214_113218.jpg
真剣な表情の研修生
2007_1214_112934.jpg
頭を支える手に気持ちがこもる
2007_1214_120300.jpg
記念撮影

日詰会長講演

11月29日、伊豆長岡の「おおとり荘」にて労福協東部ブロック協議会の定期総会が開催されました。
講演・沼津 008

総会後 「地域社会との協働:ライフサポートセンターが果たす役割」 と題し、
日本の地域社会の現状、企業・労働組合・NPOの連携による社会貢献活動
の必要性、また、ネットワーカーとしてのライフサポートセンターの役割などを
テーマに、ライフサポートセンターしずおかの日詰一幸会長が、特別講演を行
いました。
「これからの地域づくりに大切なことは、地域生活者が地域の課題に気づき、
それを皆で共有化し、課題解決に向けての方策を見つけて、解決に乗り出し
ていくというプロセスです。」という主旨のお話をされました。
ライフサポートセンターしずおかは、これからの社会を変えていくイノベーター
となれるよう、活動を推進して行きたいと思います!
講演・沼津 009
 講演する日詰会長
講演・沼津 010
 熱心に聞き入る参加者

生きがいづくり 情報発信(沼津)

SCAN0151-1_1_20071207135354.jpg

全労済県本部、AEDを県内高校に寄贈

全労済県本部AEDを県内私立中学校・高校10校に寄贈
20071114173929.jpg
寄贈の様子
 全労済静岡県本部は11月14日、県内私立中学校・高校10校に、AED(automated external defibrillator自動体外式除細動器)を各1台寄贈しました。同本部の創立50周年を記念した社会貢献の一環です。
 寄贈式に先立ってこの日午後から、対象校の先生たちがホテルアソシア静岡ターミナルにて、AEDの使用法について講習を受けました。
20071114172323.jpg
AED外観
20071114172336.jpg
AED中味
20071114172305.jpg
挨拶する水谷全労済静岡県本部理事長
 寄贈式では全労済静岡県本部の水谷理事長が挨拶し、「50周年を迎え、お世話になった地域への恩返しの一環としてAEDを学校に寄贈することとした。全労済は『命と暮らしを守る』、『助け合いの社会をつくってゆく』を標榜しており、今回の寄贈につながった」と話し、一校ごとに目録とAEDを手渡しました。
 その後寄贈校代表として、静岡県私学協会副会長である浜松日体中学校・高等学校校長の安達忠勝先生が謝辞を述べました。
 最後に取扱業者より、今回寄贈の機種についてあらためて使用法の説明を行い、寄贈式を終了しました。
20071114173949.jpg
テレビ局のカメラも見える会場の様子

男の手料理大盛況(浜松)

20071112160049.jpg

シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウムを開催(浜松)

今日をキックオフの機会に
NPOパートナーシップ実行委員会とライフサポートセンター浜松は、11月4日(日)14:00より、浜松市アクトシティ内にあるコングレスセンターにて、「シニアライフとNPOを結ぶ講演会とシンポジウム」を開催しました。約100名の方が参加、NPOについて知る良い機会となりました。司会進行は、久保田翠さん(NPO法人クリエイティブサポートLet’s理事長)にお願いしました。
001.jpg
司会進行の久保田翠さん
【第一部】ライフサポートセンターしずおかの会長であり、NPOを研究テーマとしている静岡大学・日詰一幸教授の講演「地域におけるNPO活動とシニアライフ」。
002.jpg
講演する日詰教授
NPOが注目される背景、NPO法人の現状(設立数:静岡県内725、全国32,366)が説明され、その後世論調査等各種調査から見える市民の意識などについて話が進みました。調査では、「地域活動に参加する人ほど、近隣関係も深い」、「高齢者の半数以上が若い世代との交流を希望」、「社会のために役立ちたいと思っている人が増加傾向にある」、「NPO・ボランティア活動に現在参加している人は10.1%だが、今後参加したい人は51.6%」などが読みとれ、地域のつながりが強まると、刑法犯認知件数が減少したり、合計特殊出生率が増加するという相関関係が認められることが説明されました。
最後にまとめとして、次の4点で講演が締めくくられました。
1. 地域社会で活動を展開しているNPOは皆さんの力を色々な面で必要としています。
2. まずはNPO活動の体験をしてみたらいかがでしょうか。
3. 新たな自分の人生が拓かれていくはずです。
4. NPOは皆さんとの交流を望み、皆さんの訪問を大歓迎します。
【第二部】
日詰教授、井ノ上美津恵さん(NPO法人浜松NPOネットワークセンター代表理事)、戸塚征彦さん(NPO法人ボランティア支援ネットワークパレット事務局長)によるパネルディスカッション。

005.jpg
NPO活動内容の紹介
パネリスト二人から、それぞれのNPOに関する説明の後、西部パレットの紹介によりNPOに結びついた人の例や、NPO設立相談が年間150件あり、女性が多いこと、定年を控えてこれまでと違う人生を送りたいと考えている人が多いことなどが紹介されました。
004.jpg
パネリストの皆さん
会場からは、NPOの負の部分は?との質問が出され、パネリストからは、組織力が弱い、意思決定に時間がかかる、給与の支払をする財政的余裕が無く、役員は無給でフルタイム働いている、負ということではないが、行政の委託事業などを実施することも多く、対等な立場を守るためノウハウを勉強・蓄積してゆく必要があること、などが例示されました。
003.jpg
参加者の皆さん
また、今回のシンポジウムの狙いである「NPOと一般の人達との出会い」については、パネリストよりの意見として、企業で働く現職の人達にNPOに関わって欲しい、そのための活動をライフサポートセンターにも期待したい。西部パレットではライフサポートセンターと連携を取り、ニュースを労組に定期的に送っているが、労働組合に所属しない方々にも活動を知って欲しい。労組もNPOであり、連携して社会的課題に取組んで欲しい、などの発言がありました。
最後に日詰教授より「違う生き方があったんだ、ということに気付く、NPOを通して新しい生き方、働き方を考える…私たちはお互いを知らなすぎた。今日をキックオフの機会としたい」とまとめの言葉があり、終了しました。

バックナンバー

検索

PAGE TOP