イベント報告
「大道芸みたっけ?」開催(静岡)

「大道芸みたっけ?」開催(静岡)
 9月28日(水)午後、静岡労政会館にて、静岡地区退職者福祉共済会」主催、ライフサポートセンターしずおか後援によるセミナー「大道芸みたっけ?」を開催しました。約30名の方が参加しました。
 大道芸ワールドカップin静岡は今年で20年目の節目を迎え、今年は11月3日(木)~6日(日)まで4日間開催の予定です。講師にお迎えしたのは、大道芸ワールドカップin静岡に初回から関わっているフリーアナウンサーの富田順子さんです。
大道芸見たっけ1
 富田さんによると、この時期は同ワールドカップスタッフは多忙な日々を送っているそうで、昨日もポイントリーダー(大道芸の各実施場所における責任者)の8回目の講習会だったそうです。静岡の大道芸ワールドカップは規模においてアジア一、市民ボランティアが中心に運営している点では世界一とも呼べるそうで、国内や海外からも視察に訪れる方がおり、「大勢の人が集まるのになぜゴミが落ちていないのか」など、質問が出されるそうです。これは「天使の羽」を付けた市民ボランティアが常に清掃作業をしているためで、ごみの分別についても来場者の意識を高めてもらうことに役立っているそうです。
大道芸2
 静岡市民はおとなしいというのが定評でしたが、大道芸ワールドカップを実施することで観客席からステージに上げられ、出演者になってしまう状況を見ると、なかなか「おだっくい」(お調子もの、といった意味)で才能豊かな一面を発揮するそうです。
 演技を行う国内外のアーティストからも、静岡で行う大道芸ワールドカップの評価は高く、観客のマナーは良く、ノリも良い、やりやすいと評判だそうで、「また来たい」とおっしゃる方が多いとか。
 一方観客の皆さんも日本全国から集まるようになり、観光バスを利用しての団体もあるそうです。
 富田さんからは、大道芸を楽しむための七つ道具も紹介いただきました。
 ・地面に座るための準備(シートなど)
 ・雨が降りそうなときは、カッパ(傘は危険なので)
 ・夜は冷えるので、上着が必要(日中は熱中症対策)
 ・投げ銭をするための小銭入れ(アーティストはお札も歓迎)
 ・公式ガイドブック(近日中に発売予定)
 ・笑顔
 ・赤鼻(鼻につけるグッズ)
大道芸3
 そんな大道芸ワールドカップin静岡、あなたも一度ご覧になりませんか?

大分ライフサポートセンター来訪

大分ライフサポートセンター来訪
 9月22日(木)、大分県労働者福祉協議会と大分ライフサポートセンターから3人が視察のため来訪されました。大分ライフサポートセンターは現在大分地区、別速杵の2拠点で相談活動を行っているそうです。
 ライフサポートセンターしずおかからは、相談件数の推移や生きがいづくり(セミナー)などについてご紹介しました。
大分LSC

セミナー中止のお知らせ 9/21今からはじめる老い支度

セミナー中止のお知らせ
本日(9/21)、沼津労政会館で予定しておりました
今からはじめる老い支度 優しく、人生のバトンタッチ!~相続と遺言~は、
台風による悪天候の為中止とさせていただきます。
お申込みいただいたお客様には、ご迷惑をおかけしますことを深くお詫び申し上げます。
なお、代替日実施につきましては、現在検討中でございますので、決まり次第ご案内させていただきます。
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第24次隊出発

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第24次隊出発
 9月15日(木)20:10、静岡県ボランティア協会が4月7日以来毎週派遣している静岡県災害ボランティア第24次隊が、静岡を出発した。参加ボランティアは30名。
オリエンテーション
24次隊オリエンテーション
 出発に先立ってオリエンテーションが行われ、ボランティアの自己完結の原則、無理をしないこと、被災された方々の気持ちに寄り添って活動することなどが徹底された。
 第24次隊は、9月16日(金)早朝岩手県遠野市に着き、現地のVC(ボランティアセンター)遠野まごころネットの調整により、沿岸部の被災地へ向かう予定。
ボランティアを乗せ出発するバス
出発するバス

歌って元気! NPO法人WAC清水さわやかサービスで「歌声喫茶」

歌って元気! NPO法人WAC清水さわやかサービスで「歌声喫茶」
 静岡市清水区にあるNPO法人WAC清水さわやかサービスは、1995年清水市(現静岡市清水区)に誕生、「困ったときはお互い様」の精神で、助け合い活動と介護保険事業を柱として活動しています。
 今週はライフサポートセンターにインターンシップで来た大学生二人の実習を1日引き受けていただきました。その際鈴木理事長から、江尻茶ろん(えじりさろん)で月一度「歌声喫茶」を開いているとの耳寄りな情報をいただきました。そこで早速取材させていただきました。
江尻茶ろん
江尻茶ろん
 この「歌声喫茶」は今年の4月から始まり、月一度土曜日の午前10時から2時間行われています。地域における「居場所」を何とか作りたいとの鈴木理事長の想いが形になったものです。
 歌声喫茶は1950年代に東京で始まり、1965年頃以降下火になっていったと言われています。カラオケと違い、皆で同じ歌を歌います。飲み物付きの合唱に近いと言えるでしょうか。
 今回WAC清水江尻茶ろんでこの歌声喫茶が復活。今日は地域の40歳代~80歳代の様々な方が20人余り集まりました。ご夫婦での参加もあります。参加費は1人500円。休憩時間にはWAC清水スタッフの皆さんよりコーヒーやお水が提供されます。
歌声喫茶
歌声喫茶
 演奏は、アコーディオン奏者池ヶ谷博史さん。本職はコーヒーショップのマスターです。池ヶ谷さんのレパートリーは何と100曲以上。演奏も歌詞も全部記憶されているそうです。
 参加された方には歌詞本が貸し出され、リクエストを紙に書きます。池ヶ谷さんはこのリクエストを見ながら、トークを交え楽しく歌声喫茶を進行して行きます。
歌詞本を見ながら歌います
歌詞本を見ながら歌う
演奏する池ヶ谷さん
熱演する池ヶ谷さん
 歌っているときの参加者の皆さんはとても楽しそう。池ヶ谷さんとの掛け合いトークが飛び出して笑いがわき上がることもしばしば。
 池ヶ谷さんに聞くと、「皆さん大声で歌って帰る時には気分がスッキリされています」とのこと。確かに約2時間に渡って大きな声で歌うことは、健康にも良さそうです。
 参加者の皆さんが歌っている間、WAC清水のスタッフの皆さんは、周りから団扇で風を送っています。扇風機も廻っていますが、歌のエネルギーで部屋が熱気であふれるからでしょう。
スタッフの皆さんも歌います
歌うスタッフの皆さん
 鈴木理事長のお話では、歌声喫茶は今後も継続して行きたいとのことでした。地域の居場所がこんな形で実現して行くのは、とても斬新な発想ではないでしょうか。

インターンシップを経験して

インターンシップを経験して
静岡大学人文学部社会学科3年 白石綾香
 9月5日~9日までの5日間、私はこのライフサポートセンターでのインターンシップに参加しました。私がインターンシップに参加した理由は、職場の雰囲気など、文字だけではわからないようなことを実際に自分の目で見て体験することで、これから就職活動を行う上で一つの手がかりとしたい、と考えたからです。また、大学での専攻が心理学であるため、もともと心のケアをする、ということに興味があり、困っている人のサポートを行っているライフサポートセンターさんの活動にひかれたからです。5日間という短い間でしたが、私はとても多くのことを学ぶことができたと感じています。
☆e-Lunch訪問
 焼津にあるe-Lunchさんを訪問し、理事長である松田直子さんのお話を聞きました。NPO法人であるe-Lunchは、女性の社会参加を応援する、という目的でパソコン講座を開講しているほか、小中学校を訪れ、社会のニーズに答えた様々な活動を行っています。松田さんは、次に取り組んでいきたい事業なども考えており、とても生き生きとしている姿が印象的で、とても楽しいひとときを過ごすことができました。現代は情報が溢れている時代であるため、真の意味を理解し、自分で情報を判断する力が必要である、と松田さんはおっしゃっていました。そのためにもパソコンに対するコンプレックスをなくすことが重要なのだと感じました。また、私たち学生に対して、考えすぎて頭でっかちにならずに、まずは行動してぶつかってみることも大事であるとお話してくださいました。このような時代だからこそ、情報が入ってくるのを待つのではなく、物事の真の意味を自ら理解しようという姿勢を大切にしたいと思いました。
☆ボランティア協会訪問
 静岡県ボランティア協会を訪問しました。いきなりの訪問であったにもかかわらず、事務局長の鳥羽茂さんが丁寧にお話をしてくださいました。ボランティア協会では毎週、東日本大震災の復興支援として、岩手にボランティアを派遣しています。目の前に助けを求める人がいたら助ける、という姿勢にとても感動しました。人間同士のつながりをとても大切にしているように感じました。
静岡県ボランティア協会にて柚木さん(左端)に説明いただきました
ボランティア協会パネル写真
☆内部事務体験
 LSCとLSC友の会で内部事務を体験させていただきました。みなさんとても温かく迎えて下さり、説明なども丁寧にしていただきました。私が体験させていただいたのは、簡単なものでしたが、このような事務の作業が現場で働く人々を支え、一つ一つのデータを慎重に扱わなければならないのだと感じました。
実習中
実習1
☆「今からはじめる老い支度」講演会への参加
 沼津労政会館で行われた田部井淳子さんの講演会をお手伝いさせていただきました。田部井さんのお話は、ときおり笑いなどもまじえながら、とても楽しく聞かせていただきました。老い支度というテーマでしたが、田部井さんが講演のなかでおっしゃっていた「1回1回積み重ねていくことの大切さ」や、「夢はいつか実現できる」という気持ちはどの世代の人々にも通じることであると感じ、とても心に響きました。
 また、会場の方と打ち合わせをする様子を見て、会場づくりや受付、そして後片付けまでをお手伝いさせていただいたことを通じ、講演を聞きにきてくれる人々に対する配慮の大切さを感じました。講演会を聞く機会は今までに何度かありましたが、講演会を作る、という立場は初めてだったので、とても参考になりました。
「今からはじめる老い支度」の準備
セミナー準備
☆WAC清水さんでの実習
 NPO法人であるWAC清水の理事長である鈴木明与さんのお話をお聞きしました。高齢者のサポートをはじめとした、様々な活動を現代のニーズに合わせて行っている、とおっしゃっていたことが印象的でした。
 そのあと「茶ろん下清水」と「江尻茶ろん」を訪問して実習を行いました。一緒に食事をしたり、体操や歌、レクリエーションなどを一緒に体験したりすることを通じて、高齢者の方々とたくさんお話することができました。活動はとても楽しく、私のほうが元気をもらうことができました。このような活動や、人との会話を楽しむことができる場所を提供することで、高齢者の方の生きがいにつながるのだと感じました。
WAC清水江尻茶ろん前でスタッフの皆さんと(右端は鈴木理事長)
WAC清水江尻茶ろんにて
☆中部事務所訪問
 ライフサポートセンターのしずおかの中部事務所を訪問し、お話を聞きました。相談の応対をする現場の様子を見ることができました。話を聞くだけでなく、実際に自分の目で見ることによって、現場の雰囲気なども感じることができ、とても参考になりました。
ライフサポートセンターしずおか中部事務所にて
中部事務所にて
☆全体を振り返って
 5日間の活動を振り返ってみて、共通して感じたことが3つあります。1つ目に、人と人との関わりを大切にしている、ということです。2つ目に、ニーズを大切にしている、ということです。そのとき、その時代のニーズに合わせ、臨機応変に対応することが社会貢献の本当の意味であると感じました。3つ目に、みなさんの働く姿がとても生き生きとしていた、ということです。仕事を仕事として感じさせないような雰囲気を感じました。
 この5日間、働くうえで大切なことを学ぶことができ、ライフサポートセンターのインターンに参加して、本当によかったと思いました。これから、社会に出て働くためだけではなく、自分の足で歩いていくために生きる上で大切なことをたくさん学ぶことができました。
 川村さんをはじめとするライフサポートセンターの皆様、そして今回のインターンシップの中で、お話をきかせてくださった皆様、本当にありがとうございました。

インターンシップを経験して

インターンシップを経験して
静岡大学人文学部法学科3年 五島大介
 私がライフサポートセンターしずおか(以下LSC)にインターンシップを申し込んだのは、勤労者の方がどのようなことに悩み、それに対してどのように相談業務に対応しているのか興味を持ったからでした。実際には、LSCしずおかでは労働問題だけではなく、あらゆる相談を受けていて、「来る者拒まず」の精神で対応していることを聞きました。
 そのほか、LSCの相談事業は、相談に適切に対応する機関、行政の窓口を紹介するという形を採ることから、多くの紹介先を持つことが大切であると教えていただきました。その相談から、社会のニーズを読み取り、もう一つの事業である「生きがい作り」に関するセミナーに反映され、他団体とのつながりもよりよいセミナーの開催に一役買っていることを聞きました。
 他者との関係・つながりがLSCを支えていることを実感すると共に、それが社会に出る上で非常に大事なことだと感じました。だからこそ、コミュニケーション能力が問われ、マナーが注視されるのだと思いました。
 また、LSC設立当時の苦労話や、実際に普段相談業務をしている現場を見るという貴重な経験もできました。
ライフサポートセンターしずおかにて
LSCにて
 LSCでのインターンシップでは、上記のようなLSCの業務について説明を受けた後に、様々なNPO法人を訪問し、また、セミナーの運営に関わることで、貴重な話を聞くことが出来ました。NPO法人e-Lunch(ITを通して女性の就労を支援・ネットの危険性を教育)代表松田直子さんの話では、社会のニーズを読み取ることで事業が拡大したこと、新たな事業への意欲、悩むより行動することの大切さを教えていただきました。
e-Lunchにて松田理事長(左端)よりお話を伺う
イーランチにて
 NPO法人静岡県ボランティア協会では、鳥羽茂事務局長に話を聞きました。早急に東日本大震災に対応したこと(3月12日の時点で街頭ボランティア実施、災害ボランティアの拠点建築に着手など)、ボランティア協会の職員の方は、4~5回東日本大震災の被災地で活動しているという話には感心すると共に、自分が行動できていないことが恥ずかしくなりました。
 また、ボランティア協会の職員の方は、かなり多忙ということですが、職員の方々は活き活きと業務に取り組んでいて、業務の説明を受けたときや、被災地の写真を紹介してくださったときにもそれを感じました。
静岡県ボランティア協会にて鳥羽事務局長よりお話を聞く
県ボランティア協会にて
 NPO法人WAC清水(介護事業・たすけあい活動などその事業は多岐にわたる)では、鈴木明与理事長に設立の趣旨、事業の内容などをお聞きしました。WACでは、社会のニーズを敏感に読み取り、率先してデイケアやホームヘルパー試験対策などを行い、満たされていると感じるとまた別のニーズに応じた事業を開拓していることを聞きました。また、介護事業においては規格内の活動にとどまらず、高齢者の方のために旅行や墓参りを実現させようとしているということで、本当に相手のことを思いやって活動されているのだと思いました。
 また、実習もさせていただき、高齢者の方と一緒に体操をしたり、歌を歌ったり、お話をさせていただきました。初めはどのように接すればよいかわかりませんでしたが、職員の方や高齢者の方のおかげで、楽しく過ごすことができました。また、高齢者の方も活き活きしていて、こちらが元気をもらうほどでした。
 セミナーでは、会場準備や受付をした後に7大陸最高峰を登頂した田部井淳子さんの話を聞きました。田部井さんは、年間150日山に登るほか、新しい趣味を見つけたらすぐに目標を立て行動する方で、その行動力はすごいと思いました。「密度の濃い生き方、生まれてきてよかったといえる生き方をする」ことについて話されていましたが、それが実践されているのはこの行動力の賜物ではないかと思い、自分もまたこのような行動力を身に着けたいと感じました。
セミナー「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」の準備
セミナー準備2
 今回のインターンシップで関わった方は皆、忙しいながらも活き活きとしていて、仕事に対して熱心に取り組んでいらっしゃって、自分自身もがんばろうと思うことが出来ました。また、LSCの業務説明を受けたり、NPO法人訪問を通したりして、人と人とのつながりが社会に出る上で大事なものであることがよくわかりました。そのためにも、マナーなどにこれから注意していく必要があると感じました。
 また、皆さん積極的に取り組む方ばかりで、その行動力には感心すると共に、今の自分が身に着けなければならないものだと感じました。特に、今回のインターンシップではもっと積極的に動ける場面があったと思うので、もっと自分から行動するように反省したいと思います。
 そのほか、社会のニーズに応じることなどの重要性を学んだと思います。そのために新聞などを通じて色々な情報に常に触れておく必要性を感じました。
 今までは、就職するに当たっては民間企業か公務員かという大雑把な分け方からしかアプローチしていなかったのですが、今回このような人の役に立つためのNPOが多数存在することを知り、視野が広がったようにも感じます。
 最後に、今回のインターンシップではご多忙の中、丁寧に迎えてくださったLSCしずおか、e-Lunch、静岡県ボランティア協会、WAC清水の皆さんには本当に感謝しております。普段の学校生活を送る過程ではなかなか体験できないことができて、自分自身にも刺激になり、色々学ぶことも出来ました。
 これから就職活動を迎えますが、学んだことを生かせるようにがんばりたいと思います。本当にありがとうございました。

今からはじめる老い支度(沼津)第1弾 「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」大盛況 

“夢は持つべき!実現できる。自分の歴史を豊かにする。”
今からはじめる老い支度(沼津)第1弾
「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」大盛況

 9月7日(水)13:00 沼津労政会館にて、全4回シリーズ「今からはじめる老い支度」の第1弾「明るく元気にまだまだこれから!~世界の山々をめざして~」を開催、85名の方がお見えになりました。(主催:生活協同組合コープしずおか、ライフサポートセンターしずおか、(財)静岡県労働福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会 後援:静岡県労働者福祉協議会、静岡県労働金庫、全労済、NHK静岡放送局)
会場風景
会場風景
 講師は、登山家の田部井淳子さん。田部井さんは、福島県三春町出身、日本トレッキング協会会長も務められています。1975年世界最高峰エベレスト(中国名:チョモランマ、ネパール名:サガルマータ)を、その後、1992年には7大陸の最高峰を、いずれも女性世界初の偉業を成し遂げています。これまで、60ヶ国の最高峰・最高地点を登頂、またその功績から内閣総理大臣賞をはじめとした国内外の数々の賞を受賞、マスメディアへの出演や講演、本の出版など多方面で活躍されています。
講演する田部井淳子さん
講演
 講演は、以前放映されたNHK教育テレビ(Eテレ)の番組「趣味悠々 田部井淳子の 山で元気に!登山入門」の様々なエピソードからはじまりました。番組1回目は高尾山、2回目は金時山と進み、最終回は富士山で終了。登山を楽しむためには「登山道に立っている案内板の到達時間は2割増しで見るべき」とか、「体調を保つためにはリンパの流れを良くすることが大切。両耳の端をマッサージするだけでも効果がある」など、普段から登山をされている田部井さんならではのアドバイスが満載。
 田部井さんは、先々週も富士山に登ったばかりだそうです。
 また、世界各地の山に挑戦した様子を細部にわたって説明され、会場の参加者の皆さんも、感心したり爆笑したりと、あっという間の1時間半でした。後半の約30分は、田部井さんが女性として世界で初めてエベレストに登頂したときの写真を中心に、スライドを使って説明。映像を見ると、その偉業がよく伝わってきます。
 田部井さんと言えば山。しかし、それ以外にも趣味をお持ちで、詳しくは「怖いもの知らずの女たち」(吉永みち子著 山と溪谷社)を読んでいただきたいとのことでした。
 会場の後方・側面では、6月に実施した静岡会場と同様、東日本大震災で支援をした静岡県災害ボランティア支援活動の様子や、今回初となる「復興の狼煙(のろし)プロジェクト」の写真を掲示、合わせて被災地支援Tシャツ『がんばろう岩手!負けないぞ東北』の紹介もいたしました。また、静岡県ボランティア協会が災害ボランティアを岩手県に派遣するなど、東北への支援をするための支援金募金にもご来場の方々からご協力いただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
「復興の狼煙(のろし)プロジェクト」の写真展示
写真展示

おやこおこづかい教室in静岡実施

おこづかいの使い方を学ぼう
おやこおこづかい教室 in 静岡
 ライフサポートセンターしずおかと、(公財)静岡県労働者福祉基金協会は8月27日(土)午前、生活協同組合コープしずおかの後援で、「おやこおこづかい教室」を開催しました。(会場:コープしずおか千代田店(静岡市葵区))
参加された20組のお子様とその保護者の皆様どうもありがとうございました。
講師の山川さん
山川さん
講師は静岡ライフプラン設計相談室の山川正人さん。
 このおやこおこづかい教室は、こどもたちが模擬紙幣を使ったゲームを通じてお金の大切さや使い方を学ぶ講座で、ライフサポートセンターしずおかでは、毎年県下3カ所で開催しています。こどもたちは、毎月定額のおこづかいをもらい、サイコロによって引いたカードに従い、数々の選択を体験します。この時保護者の皆さんは、黙って見ているのがルール、子供自身がお金の使い方について決断していきます。
ge-mu.jpg
カード内容の例:
文房具購入 ノート1冊 ¥200
たこやきがほしくて買ってしまった ¥200
DVDの延滞料 ¥300
フリーマーケットで帽子が売れた ¥100
農作業のお手伝い 手伝いをすれば¥500、しなければ¥0 
ボランティア活動 ¥0 ¥0だけどいいことをしたのでポイント1つ
欲しいものリストに書いたものが、じゃんけんで勝てば半額、負ければそのままの値段で買えるが、買わなくてもよい
ゲーム中
ゲームが始まった直後は静かですが、途中からじゃんけんする場面やカードの内容で笑ったりがっかりしたりと、ゲームも徐々に盛り上がっていきます。
ge-mu 2
労金ボランティアさん
ge-mu 3
1時間ほどゲームを楽しんだ後、修了証とおこづかい帳をもらい終了しました。
今日のお小遣い教室で学んだこと『お金の大切さ』を忘れないでほしいですね。
今回の講座でも、ライフサポートセンターしずおかのスタッフに加え、静岡県労働金庫から職員の方3名がボランティアでゲームリーダーとバンカーを務めていただきました。
ライフサポートセンターしずおか

静岡県ボランティア協会が「東日本大震災復興支援イベント:写真展示・メッセージボード・岩手うまいもん市」開催

静岡県ボランティア協会の「東日本大震災復興支援イベント:写真展示・メッセージボード・岩手うまいもん市」開催
 8月20日(土)10:00~15:00、静岡県総合社会福祉会館シズウエルにて「県民の日イベント フェスタシズウエル2011」が開催されている。
 同会館に事務所を置く静岡県ボランティア協会は、2階にて「東日本大震災復興支援イベント:写真展示・メッセージボード・岩手うまいもん市」を実施。午前中から多くの来場者が訪れている。
 岩手うまいもん市には、名物かもめの卵、明がらす、わんこそばまんじゅうなどが並んでいる。会場にはテーブルと椅子も用意され、購入したお菓子などをその場で食べることもできる。
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 その隣では岩手復興支援Tシャツが販売されており、「負けないぞ!岩手」Tシャツはもちろん、新しくデザインされた河童をあしらったTシャツ(ただしXLサイズのみ)も販売されている。この復興支援Tシャツは1着2,000円。そのうち500円は岩手県遠野市にある災害ボランティアセンター「遠野まごころネット」の運営支援金となり、300円が現地で被災された方々への義援金となる。Tシャツを買うことで、相手がはっきり見える支援となる。
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 そして会場奥では、4月7日以来毎週派遣している静岡県災害ボランティアの活動を伝える写真のパネル展示が行われている。じっくり写真に見入る来場者も多く、関心の高さが伺える。
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 また、夏休みを利用して行われた東日本大震災「高校生ボランティア」の様子もまとめて展示されている。
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 今日のイベントにもボランティアが関わっている。中でも静岡大成高校からは、ボランティア部から6人が参加しており、会場でスタンプラリーの受付や、うまいもの市販売のボランティアをしている。
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