イベント報告
【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第15次隊出発

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第15次隊出発
 7月14日午後8時24分、静岡県災害ボランティア第15次隊の約30名が静岡県総合福祉会館前を出発した。4月7日以来毎週バス1台で災害ボランティアを派遣している静岡県ボランティア協会の説明によると、これまでに累計約400名のボランティアが参加した。
オリエンテーション
 一行は岩手県遠野市の拠点「まごころ寮」まで約11時間バスに乗り、7月15日早朝着、荷物を置いて早速活動に入る。活動内容は、現地にて調整を行っている遠野まごころネットに立ち寄って依頼を受けるため、当日まで分からない。
 出発に先立って午後7時より行われたオリエンテーションでは様々な注意事項について話があり、特に熱射病やケガなどに注意し、十分な休憩と水分補給をするよう説明がされた。
バスに乗り込み

今、葬送分野に何が起こっているか?「今からはじめる老い支度」第4回(静岡最終回)開催

今、葬送分野に何が起こっているか?
「今からはじめる老い支度」第4回(静岡最終回)開催

 
7/13(水)静岡労政会館にて、今からはじめる老い支度の最終回、『今、葬送分野に何が起こっているか?』(現代葬儀・お墓事情)を開催、72名の方にご参加いただきました。(主催:生活協同組合コープしずおかライフサポートセンターしずおか、(財)静岡県労働福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会
進行役の生活協同組合コープしずおか井出さん
井出さん
講師の井上先生
井上先生
講師は、NPO法人エンディングセンター代表、東洋大学教授である井上治代先生です。
家族の変化により、葬儀やお墓の分野にも変化がおきつつあります。三世代同居があたりまえであった戦前は、後世に墓守りを託すことができましたが、核家族が主流となった現代、晩年は夫婦、最晩年は独居、今のシステムでこれまでの葬送儀礼を行うのには無理が生じてきました。
1990年代に入り、日本に4ヵ所だけであった跡継ぎを必要としないお墓は、現在600ヵ所以上にも増えました。購入した方の多くは、子供が娘だけ、息子がいる家(子供がいない、結婚しない、遠くに暮らしている)、子供のいない夫婦や夫の実家の墓に入りたくない妻など様々な事情があります。家や家族としてどうするのか、自分で考え決めなくてはならない時代に入っています。
満員の会場
会場
葬送も家単位から個人単位へ。家族葬や自分らしい葬送について、『死んだら無になるのだから、遺された者のいいようにしてくれればよいのではないか。自分の想いを伝えるのはわがままではないか。』という意見もあるようです。しかし今の時代、遺された者が迷わないように自分の意思を残してあげることがやさしさであり、老いと終末(終活)、自分の最期(晩年期)をどのように生きて迎えるか、今のうちに一生懸命学んでおくことが大切、想いを伝える方法は、書き記すこと(エンディングノート)が有効だと話します。
合同慰霊祭の様子
桜葬墓地
NPO法人エンディングセンターにある桜葬墓地は、墓石や墓標がなく、桜の木が墓石替わりとなり、誰がどこに入っているのか番号で示すものがあるだけ。桜の咲く時期に行う合同慰霊祭は、無宗教式、キリスト教式、仏教式を同じ日に時間差で行います。日頃、必ず誰かがお参りにくるので、花の絶えることもありません。
終活は自分らしさの追求、自分を知るための良い機会にも思えます。
形にこだわらず、自分を信じることが大切ではないかと思いました。
終了あいさつをする生活協同組合コープしずおか伊藤さん
伊藤さん
会場後方での東日本大震災静岡県災害ボランティア活動の写真展示と岩手復興支援Tシャツの販売
後
ライフサポートセンターしずおか

消費者問題ネットワークしずおか第6期通常総会開催

消費者問題ネットワークしずおか第6期通常総会開催
 消費者問題ネットワークしずおかは7月11日、第6期通常総会を静岡県司法書士会館にて開催しました。
色川代表あいさつ
代表あいさつ
 まず2010年度活動として、下記項目が報告されました。
 ・ネットワーク間の情報交流と学習活動の取り組み
 ・消費者問題の調査と行政への提言作り
 ・講演会、公開講座、研修会など学習・啓発活動の取り組み
 ・積極的な広報活動
 ・活動の充実をめざした財政基盤の強化
 また、2010年度は「いきいき消費者行政パートナーシップ」と「ベスト消費者サポーター章」を受賞したことが報告されました。
「消費者問題ネットワークしずおか2010年次レポート」より
受賞
 続いて2011年度活動計画として、下記項目が提案され、承認されました。また、役員改選が行われました。
 ・会員同士や他団体との情報交流・ネットワークの拡大
 ・消費者問題の調査と行政への提言作り
 ・講演会、公開講座、研修会など学習・啓発活動の取り組み
 ・積極的な広報活動
 ・活動の充実をめざし、会員拡大を取り組む
新役員の皆さん
新役員
 通常総会終了後、ライフサポートセンターしずおかが、静岡県ボランティア協会より預かっている岩手復興支援Tシャツを販売し、多くの方に購入いただきました。ありがとうございました。
Tシャツ
ライフサポートセンターしずおか

講演会「青少年を取り巻くインターネットの現状と対策」富士宮

私たち大人が出来ることは?
講演会「青少年を取り巻くインターネットの現状と対策」
~ 静岡県の「青少年非行・被害防止強調月間」に合わせ富士宮で開催!~

 ライフサポートセンター東部は、今年度の子育て層向け生きがい作り支援のテーマを、引き続き「青少年とインターネットとの関わり」に焦点をあて、子供たちに携帯電話を持たせる責任として、私たち大人が出来ることは何かを考え、そのための有益な情報提供を各市・町で行うこととしました。 
 今月は静岡県の「青少年の非行・被害防止強調月間」にあたり、今回、富士宮市の教育委員会の後援をいただき、富士宮市の青少年育成センターが中心となり様々な取り組みを行う行事の一つとして社会教育課と連携し表題の講演会を開催致しました。
 7月9日(土)午後2時00分から3時30分にかけて、富士宮市役所4階の会議室に於いて行い、梅雨明け直後の大変蒸し暑い日になりましたが20名を超える市民に参加をいただきました。
会場1
 特に、ここ5~6年のIT技術進歩のスピードは目覚ましく、今の大学生でさえ中高生がどのように携帯電話等を利用しているのかよくわからないともいわれます。急速に普及し始めた技術であるため、国民の間の知識や感覚のギャップが大きく、そのギャップが青少年の携帯電話やインターネットの利用の実情を理解する妨げとなっているとも云われています。
 今回の講演会は、そうした青少年と大人の間で利用実態の大きく異なる携帯電話等からのネット利用を中心に、青少年の利用実態と問題点の詳細と最近の中高生の間で流行っているSNSサイトを幾つか取り上げて最新の「インターネット利用の現状と対策」についてお馴染みのNPO法人イーランチ理事長の松田直子氏から分かり易く講義をいただきました。
会場2
 今日、携帯電話の所有は小学生3割、中学生6割、高校生は97%、パソコン使用は小学生約8割、中学生では8割半ば、高校生は9割弱とまさに必需品になっています。一方で青少年がインターネットを通じて犯罪に巻き込まれるケースは急増の一途です。
 未然に防ぐには親子のコミュニヶーションが重要との事ですから、子供に携帯電話を持たせる大人(親)の責任として今インターネットの世界で起きている現状をもっと知りながら親子の会話を考えることが大切ではないかと思います。そういう意味からは今回の参加者数を考えるともう少し関心を持って頂いてもよいのではないかと率直に思いました。
 我々主催側の集客、広報活動をさらに工夫を加えながら社会的なニーズとしては高いものがあると思われますので、今後に繋げより多くの大人の方々に聞いて貰う努力をしていきたいと思います。
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】静岡県ボランティア協会の110日

【東日本大震災】静岡県ボランティア協会の110日 
~静岡で、岩手で活動し続けている清水さん、横山さんにお話を聞きました~

 NPO法人静岡県ボランティア協会は、1977年4月10日に「自由で柔軟な、無限大の可能性を秘めた市民活動を推進するため」誕生し、2002年5月NPO法人格を取得し、今日に至っています。
 3月11日(金)の東日本大震災発災直後から、被災地支援にいち早く動き出した静岡県ボランティア協会は、活動支援金の募金、毛布の収集と現地への発送、災害ボランティアの岩手県への派遣など、途切れない支援活動を今も継続しています。そんな同協会の清水さん、横山さんにお話を伺いました。
 ※以下、敬称は略させていただきます。
LSC:3月11日から今日に至るまでのおおまかな活動内容を教えてください。
清水・横山:あの時は、協会の2010年度事業の総括会議を開いていました。会議の終了間際に地震で建物が揺れ、会議を中止してテレビをつけました。報道される内容を見て、これはただ事ではないという事になり、会議は中止、直ちに情報収集に取りかかるともに、動き出さなければ、と思いました。動き出すために、まずはお金が必要ということで、翌3月12日から、青葉公園で活動支援金の街頭募金を開始。たまたま通りかかった知り合いの中学生が手伝ってくれたり、ボランティアの協力もいただいて、3月一杯続けました。春休みに入ると、学生も多く手伝ってくれたため、50人くらいのボランティアが2カ所に分かれて実施したこともありました。この支援金募金は現在も続いていて、協会で直接受け付けたり、郵便振替で協力願っています。
清水さん
清水さん
LSC:毛布の募集もありました。
清水・横山:毛布の受け付けは3月13日から開始しました。きっかけは、福島に入ったNPO関係者から、毛布5万枚を集めてほしいとの依頼でした。そこでネットワーク委員会に入っている団体等に連絡を取っているうちに、情報を聞きつけた県外の団体からも、毛布を送りたいとの連絡が入ったりしました。
 毛布の受け付けは3月19日に締め切り、合計約22,000枚が集まりました。毛布は置き場所が必要なため、協力を申し出ていただいた浜松の運送会社さん等の協力を得て、次々と山形、福島、岩手に向けて送り出しました。
ボランティア情報しずおか2011.4号より
毛布送付先
LSC:そのように大量の毛布を送るという活動は、初めての経験だったのでしょうか。
清水・横山:1997年1月のロシアタンカー重油流出事故の際、タオルや軍手を送ったことがありました。しかし毛布のような大きな物は、置き場所を取るので、苦労しました。非常に多くの方が毛布を提供・送付くださり、想定外の量に事務局はパンク状態になりました。そこで急遽電話やインターネットでボランティアを呼びかけたところ、多くの方に駆けつけていただきました。英和女学院の生徒さんが、学校の帰りに寄って手伝ってくれたこともありました。
 持込みされる以外にも、日本全国から宅配便で大量に届きました。皆さんの「何かしたい」との思いを強く感じました。県外から直接運んでくださった団体もありました。
毛布といっしょに、1枚につき¥1,000の送料カンパも呼びかけました。
送料のみのカンパ、毛布ボランティアへ差し入れをする「支援する人を支えるボランティア」もいました。震災直後最初の土曜日に、車で毛布を届けて下さる方が多く、毛布ボランティアにやってきた方が、本業でもある誘導係を引き受けて下さり、交通整理をしてもらったこともありました。
横山さん
横山さん
LSC:4月7日以来毎週災害ボランティアバスを出されていますが、いろいろ御苦労もあるのではないですか。
清水・横山:やはり安全第一ですから、その事は常に考えています。災害ボランティアの募集を開始すると、すぐに予定枠が埋まってしまい、多くの方をお断りせざるを得ないのが心苦しい思いです。皆さんの思いを受けとめることができないわけですから。
 また、協会のスタッフでは人手に限りがあるので、通常業務と並行して支援活動をして行くことも、楽ではありません。
LSC:清水さんは3回、横山さんは2回、災害ボランティア隊長として岩手県に入っているわけですが、苦労話をお聞かせください。
清水:あくまでもボランティアで行かれる方々が主役なので、私たちは、その方々を支える役割だと思っています。雨が降って活動ができないときは、どうしようかと悩んでしまいますね。
横山:体調不良の方が出ると、その方のケアをするわけですが、そうした方も思いがあって参加されているんだ、とういうことを考えさせられました。
LSC:県ボランティア協会が、大震災への対応を含め、こうした活動を継続するためには、応援してくださる方が多い方が良いと思うのですが、会員制度があるそうですね。
清水・横山:個人正会員一口3,000円/年、団体正会員一口10,000円/年のほか、賛助会員制度もあります。是非多くの方に会員になっていただければと思います。
LSC:最後に、東日本大震災で被災された方々への支援について、何かコメントがありましたらお願いします。
清水:被災された方々は、自分たちのことが忘れられてしまうのではないかという事を恐れています。そうした人たちのことを忘れないでほしい。特定の人達だけが支援するのではなく、皆で一緒に応援しようという気持ちが大切だと思います。
横山:支援はこれからも続きます。県ボランティア協会の活動をずっと見守ってほしいと思います。
災害ボランティア支援募金も継続して受付中です。
災害ボランティア支援募金
ライフサポートセンターしずおか

ろんちょ!の取材を受けました。

「ろんちょ!」の取材を受けました。
「ろんちょ!」は、朝日新聞 静岡・清水地区読者向けの雑誌で、 (有)石原新聞店が3か月に1度発行している32ページのオールカラー版。新聞離れが進む中、子育て世代の方にも新聞に興味を持ってもらうねらいで、同店購読者と静岡市内各保育園へ25,000部を無料配布しているものです。
取材のきっかけは、ある打合せの余談で話した災害ボランティア体験。被災地支援をテーマにしたろんちょ!の次号企画で取り上げたいとの先方の意向から、今回の運びとなりました。取材はコピーディレクターの増渕礼子さんと、カメラマンの望月やすこさんです。
当方からは、災害ボランティアの活動体験や現地状況を、写真や現地で聞いた話を織り交ぜながらお話し、また、現地に行かなくてもできる支援方法などについても知り得る限りでアドバイスをさせていただきました。
もちろん、Tシャツ事業部取り扱いの『まけないぞ!岩手 がんばろう、東北』の復興支援Tシャツも紹介済みです。
詳しくは、8/25発行のろんちょ!31号をお楽しみに。。。
(きれいに写っているといいのですが・・・それなりかな。)
ろんちょインタビュー
*「LSC Tシャツ事業部」からのお知らせ*
 Tシャツの取り扱いを始めて1か月がたちます。おかげさまで150枚を販売しました。ご協力ありがとうございます。
ライフサポートセンターしずおか

静岡県労働金庫などが、役職員から募った岩手支援のタオル、ハンカチを静岡県ボランティア協会に持参

静岡県労働金庫などが、役職員から募った岩手支援のタオル、ハンカチを静岡県ボランティア協会に持参
6月29日(水)午後、静岡県労働金庫静岡県労働者福祉協議会、ろうきん地区グリーン友の会が職場などで募った岩手支援のタオル、ハンカチ32箱を静岡県ボランティア協会に持参した。
このタオル、ハンカチは、主に避難所から仮設住宅に移る方々のために使われるもので、6月末を当面の募集締切としている。
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32箱のうち30箱弱は、静岡県労働金庫の営業店や本部の役職員の皆さんから提供されたもの。持参にあたって同金庫総合企画部の江角係長と、静岡県労働者福祉協議会の金指専務、加藤事務局長が、静岡労金サービスより運搬車両提供の協力を得て運んだ。
タオル、ハンカチの授受。左から金指専務、江角係長、鳥羽事務局長(静岡県ボランティア協会)
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最高に幸せな生き方と死の迎え方

最高に幸せな生き方と死のむかえ方
6/28、今から始める老い支度シリーズの第3回目『最高に幸せな生き方と死のむかえ方』と題し、甲府市ふじ内科クリニック院長の内藤いずみさんをお迎えし、セミナーを開催しました。参加者81名。(主催コープしずおか、ライフサポートセンターしずおか、(財)静岡県労働福祉事業協会、(公財)静岡県労働者福祉基金協会)
セミナー冒頭、内藤先生の出演された番組を収録したDVDを鑑賞、先生は、午前は診療所での診察、午後は在宅患者さんを自転車で訪問しています。一番したいことは、目の前にいる人の笑顔を見ること、先生のホスピス医療を受けるために山梨へやってくる患者さんもいらっしゃるそうです。
お母様はガンを患い、お父様も帰らぬ人になったことから人とかかわりあう医師という道を選んだ先生。その後、孤独の中で死んでいくことが恐ろしく気になり、東京の大学病院を辞め、イギリスでホスピスを学び、そのホスピス施設で知り合った患者さんのあたたかさを感じ、甲府で開業されたのだそうです。
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在宅ホスピスケアとは、自分の持っている宝物にきづく時間。これらは、人生の組み立てをするのにとても大事なことだそうです。
①大切な人。ペット可
②大切なこと。
③大切なもの。
④大切な役割。
また、人間の尊厳であるこの3つを高めると命の力を外に出せる。
①人間は、生きたい。呼吸は、最期の一息まで生きるエネルギーに支えられている。
②人間は、物を知りたい、学びたい。
③人間は、仲間になりたい。孤独ほど生きる喜びを失わせる。
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幸せな老後とは本人が捕まえるもの、ぎりぎりまで自分の能力と体を使うこと。その人にとっての生きがいや大切なものを見つけ、楽しく前向きに孤独にならない生活をすることが免疫力を高め、生きていく力を備えていくのではないかと思います。
そして最期。人は昏睡に入る前、体のエネルギーを燃やすという行為があります。これは、医学の世界では不穏と呼び(不安定、穏やかではない状態)、一晩中ずっと寄り添い、抱きしめてあげることが大切。親しい人だけを呼び、『よくがんばったね』とほめて送ってあげる。昏睡状態でも、耳は聞こえているそうです。
命の看取り。家で看取ることは楽ではありませんが、命に向き合うことから逃げないで、自分の若い世代にバトンタッチすることは、人と人とのかかわりを伝えることでもあり人の価値観も変えると言います。
最後に、うさぎさんのちょっといい話が紹介されました。これは、命を大切にすることを子供たちに伝えるもので、東日本大震災で被災された方に配信されています。その中で、今生きていることはすごいこと、苦しみや悲しみは自分の中で抱え込まず人に話すこと、ひとりではない、仲間がいることを伝えています。
震災に関係なく、今の時代、とても大切なことだなあと実感しました。
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ライフサポートセンターしずおか

「脳いきいき講座」松崎町で開催する!

「脳いきいき講座」松崎町で開催する!
ライフサポートセンター東部は、今年度最初の生きがい作りイベント「脳いきいき講座」を6月25日(土)に伊豆松崎町の環境改善センター二階会議室で開催しました。今回は松崎町、西伊豆町、両町の地域包括支援センター、賀茂地区労福協の後援を頂き、松崎町、西伊豆町をエリアに一般町民を対象に参加者を募りました。
当日は梅雨の晴れ間となり蒸し暑かったものの好天に恵まれ、当日飛び入り参加も含め50名の参加者にお出でいただきました。そのうち男性が13人で、何時もながら圧倒的に女性の参加者が多い傾向には変わりありませんでしたが、年代別では、今回30代、40代層の参加が比較的多く、平均年齢的にはこれまでで、一番若い参加者のセミナーになりました。
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今回は、内容を第一部に「認知症の正しい理解」、第二部を「認知症の予防と秘訣」とし、セルフチェックは認知症予防自己評価表チェックのみにして講演重視のセミナーにしました。「正しい理解」のところでは、認知症の代表的な分類、初期状態、健常者から認知症への過程。そして「予防と秘訣」では、認知症予防の理想的な考え方と現状、前頭前野に関する認知症予防と生活習慣、更には認知症予防の3原則とそのプロセス等について最新の研究結果、成果に基づいた講話に皆さん興味深く聞き入っていました。
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いずれにしても、認知症患者はすでに日本だけでも150万人を超え、今後増加の一途をたどると言われています。社会問題のもなりつつあり、市民の高いニーズが感じられますので私共東部事務所としましても、このテーマを今年度の生きがい作りサポート取り組みとして何か所か有益情報提供の場を作りたいと考えています。
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【東日本大震災】<現地岩手県から その6> 最終日(6/26)も民家の清掃を実施 帰路に

【東日本大震災】<現地岩手県から その6>
最終日(6/26)も民家の清掃を実施 帰路に

先程、静岡へ向け出発しました。今日は、陸前高田が朝から雨の為活動は14時終了、昨日に引き続き、民家の清掃作業を行いました。私達のそばで、警察が捜索活動を行っています。そのような場所ですので、活動前に黙祷をしてから作業に入りました。
この3日間の作業や現地での話から、様々なニーズを聞き取ることができました。
今後の支援の参考にしたいと思います。

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