イベント報告
【東日本大震災】<現地から その2> 保育園で活動

【東日本大震災】<現地から その2> 保育園で活動
 今日は、大槌保育園で、午前は庭園の土砂除去と室内の片づけに別れて活動し、午後は土砂除去を中心に、途中から、水に浸かった書類の廃棄とそのなかから写真やアルバムを見つける作業を行いました。
 昼食は、避難所近くの公園でとりました。この避難所は、日頃弓道場として使っていたそうですが、今もなお200名の方が生活しています。また外には、自衛隊の提供するお風呂や隊員の寝泊まりするテントがズラッと張られ、第4次隊が作ったまごころ食堂もあります。今日は、ボランティアの私達にもカレーやシチュー、サラダなどを提供して下さいました。
 活動を終えて、バスに向かい歩いていると、地元の方から『どこから来たのですか?』と声をかけられ『静岡です』と答えると大変おどろかれ、『頑張って下さい』と言われました。また、行き帰りの道中、道路沿いのお宅の窓には『ありがとう』と紙が貼られていました。こちらが支えて励まさなくてはならないのに、逆に励まされてしまい申し訳なく思ってしまいます。この温かい気持ちに応えられるよう残り2日間、精一杯活動します。

<静岡市女性会館アイセル21>湯浅誠講演会「つながりの中で生きるために」申込受付中

<静岡市女性会館アイセル21>
静岡市女性会館主催「貧困を考える」第3弾

湯浅誠 講演会「つながりの中で生きるために」
 私たちは何かひとつトラブルがあればたちまち行き詰ってしまう“すべり台社会日本”に生きています。「自立」とは一人で生きることではなく、つながりの中で生きること…。誰もが排除されることなく安心して暮らせる社会をつくっていくこと。貧困を自分たちの問題として考えてみませんか?
日時:平成23年5月15日(日)13:30~15:30
場所:アイセル21 1階 ホール
講師:湯浅誠さん(反貧困ネットワーク事務局長、内閣府参与、内閣官房震災ボランティア連携室室長)
参加費:無料
一時保育:あり(要電話予約 1歳~未就学児)
申込:電話またはホームページでお申し込みください。
申込先:静岡市女性会館(TEL 054-248-7330)  詳しくはこちらをご覧ください。

【東日本大震災】<現地から その1> 第五次隊現地に到着

【東日本大震災】<現地から その1> 第五次隊、現地に到着
 5/6(金)7:30東日本大震災静岡県災害ボランティア第五次隊は岩手県遠野市のボランティア拠点に到着。昨夜出発して東名高速道路にて帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれたものの、30分程度の遅れで済みました。
9:00に遠野市内のボランティアセンターを出発し、大槌町の保育園に向かい、園庭の危険物除去作業を行う予定です。保育園到着は10:30ごろの予定。

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第五次隊出発

【東日本大震災】静岡県災害ボランティア第五次隊出発
 5/5(木) 20:10、「東日本大震災静岡県災害ボランティア第五次隊」が岩手県に向けて出発しました。これは、静岡県ボランティア協会(以下「県ボラ協」)が毎週1回派遣しているもので、岩手県遠野市を拠点に沿岸部の大槌町、釜石市、陸前高田市などに出向いて活動しています。
 4/7出発の第一次隊から約1ヶ月。各被災地ではゴールデンウィーク中、ボランティアの数が急増したと伝えられますが、今後も一層ボランティアの力が求められます。
 今日出発した第五次隊は、男性16名、女性6名の計22名に事務局が1名。さらに現地でのバスの運転にあたられる方2名の総勢25名。19:00に県ボラ協に集合、1時間かけて綿密なオリエンテーションを受け、バスに乗り込みました。
オリエンテーション
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 オリエンテーションでは、県ボラ協の小野田常務より、この活動を立ち上げるまでの経過が説明され、続いてすでに現地に入った経験のある県ボラ協横山さん、久保田さんより日程や注意事項、心構えについて詳しく説明がされました。オリエンテーション終了後、あらかじめ4つの班に分けられたメンバーの話し合いで班長が決定されました。
 オリエンテーションは19:59に終了。県ボラ協スタッフの皆さんなどの見送りを受けて、バスは岩手に向け出発しました。ゴールデンウィークの帰省ラッシュで東名高速道路が一部渋滞しており、現地到着は若干遅れる可能性があります。
 今回の第五次隊には、福祉事業団体から孕石さん(公財・静岡県労働者福祉基金協会)が事務局として、福島さん(静岡ろうきん)、望月さん(ライフサポートセンターしずおか)がメンバーとして参加しています。
20:10バスが出発
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<消費者問題ネットワークしずおか>消費生活専門相談員受験対策講座参加者募集

<消費者問題ネットワークしずおか>
消費生活専門相談員受験対策講座参加者募集

 県内の消費生活センター等で相談業務に関わる人を養成し、県内の消費者行政の充実を図るため、「消費生活専門相談員受験対策講座」の参加者を募集します。
※消費者問題ネットワークしずおかの受験対策講座受講生は、09年に5名、10年に7名の方が合格し、静岡県内の合格者の半数以上を占める実績となっています。
詳しくは消費者問題ネットワークしずおかブログをご覧ください
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】小学校保護者からタオル・ハンカチが届く

【東日本大震災】小学校保護者からタオル・ハンカチが届く
 4月28日(木)、ライフサポートセンターしずおか本部に大きな段ボール箱1箱分の未使用タオル・ハンカチが届きました。これは、静岡県ボランティア協会が現地ニーズとして避難所や仮設住宅に暮らす人達のために受け付けていることを知った保護者から贈られたものです。
 贈っていただいたのは、静岡市清水区のAさん。Aさんは、ライフサポートセンターしずおかを通じて静岡県ボランティア協会の活動を知りました。静岡市立清水西河内小学校の保護者や近所の方に呼びかけて、集めていただいたそうです。
贈られた未使用のハンカチ・タオル
ハンカチ・タオル寄贈
 ライフサポートセンターしずおかでは、早速静岡県ボランティア協会に届けました。
 早ければ、本日出発の静岡県災害ボランティア第4次隊と一緒に岩手へ届けられます。
 Aさんはじめご提供の皆様、どうもありがとうございました。
 人を想うやさしい気持ちが支援の輪を広げるのだと思います。
 今後も物資の支援活動は続くと思われますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。
 ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会

【東日本大震災】東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会
 2011/4/24(日)立正大学 大崎キャンパス内講堂にて、東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト設立記念フォーラム・設立総会が開催されました。
 この組織は、東日本大震災復興NPO支援・東海プロジェクトの全国版組織で、もともと、東海プロジェクトが中心となり全国規模に広がったもので、LSCは、その東海プロジェクトの世話人に入っています。
 設立の目的は、被災地のNPO等が全国のNPO等と連携し、これまでどおり継続的な活動が行えるよう、中長期に渡り支援していく『支援者への支援』。NPO等が活動することで、雇用創出や細かなサービスを提供することも期待できます。その為にも、資金・物資・人員を集め、被災地のNPO等に対して、他の地域のNPO等が連絡を取り支援できるような関係を築くこと、避難された被災者の方の受け入れができるNPO等の情報収集と活動への支援などにも取り組んでいくものです。
 
 総会に先立ち記念フォーラムが開催され、LSCのセミナーでお付き合いのある長野県神宮寺高橋卓志住職の現地活動報告、また、(社)埼玉県労働者福祉協議会 永田事務局長からの報告などもありました。
後さん20110424_140736
*設立趣旨を説明する市民フォーラム21・NPOセンター 後代表理事
湯浅さん20110424_142127
*来賓の湯浅誠さん
救助犬20110424_143606
*日本救助犬団体協議会の皆さんと救助犬たち。現地での捜索活動に参加。
高橋住職20110424_164948
*長野県神宮寺高橋卓志住職。現地で救援活動を行う。この日も、石巻と南相馬での活動後、車で会場へ。
永田さん20110424_151230
*(社)埼玉県労働者福祉協議会 永田事務局長。
埼玉へ避難してきた双葉町の支援に、事業団体を中心に支援物資の供給を行った。
庄野さん20110424_165328
*未来への宣言を読む、設立代表呼びかけ人代表『国境なき楽団』の庄野真代さん。
楽団のトラックを支援物資運送用に提供。今後コンサートも計画されているそうです。
現地NPO7団体の代表者からは、南三陸の保育園には100名が避難、布団はなく毛布だけで靴もない生活、女川では、おにぎり1つ、菓子パン1つの生活、メディアには取り上げられない福島県いわき市の状況、八戸・久慈への支援、孤立被災者、弱者への支援などの報告がありました。
この震災支援の為に、通常業務を停止して人道支援を行っているNPOは多く、その間全くお金が入らない状況ではありますが、それでも人を助けたい一心でみな頑張っています。彼らの活動は、行政の行き届かない部分をカバーし地域を支えている重要な役目を担っているので、活動が継続できるようあらゆる面でのバックアップ体制が必要となります。これは、NPOだけの力では無理なので、様々な団体や企業にもご支援とご協力をお願いしたいところであります。
設立総会は、規約・活動骨子案が提示、承認されました。
今後、この活動が本格的になりましたら、都度ご紹介していきたいと思います。
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】災害ボランティアの持参品を私はここで買いました

【東日本大震災】災害ボランティアの持参品を私はここで買いました
これから東日本大震災の災害ボランティアとして現地に向かわれる方のために、静岡県ボランティア協会派遣の第1次隊に参加した経験から、持参品をどこで、いくらで購入したのかをご紹介します。なお、これは静岡県ボランティア協会派遣による活動のための必要品リストに基づいていることをあらかじめおことわりしておきます。また、手持ちのもので間に合わせたものもあります。拠点は岩手県遠野市に設置されたプレハブ建物です。
 購入したものは、基本的にはなるべく安価なものを選んでいます。購入日は2011.4.5なので、現在同じ商品があるか否かは分りません。
 なお、あくまで参考としてお読みください。
 下記持参品のうち○印は必需品、▲印はあれば便利なもの、という意味です。
○リックサック(行動用)
 自宅の古いものを使用。現地行動用の小さいものと、全体の荷物を入れる大型のものを用意した。
○衣服(作業着・着替え含む)
 すでにあるものを持参した。作業着は無かったので、ジーンズを用意した。
○防寒具
 すでにあるものを持参した。岩手は寒いとの情報(4月上旬)があり、体温調節できるよう重ね着した。アンダーシャツ+カジュアルシャツ+セーター+ウィンドブレーカー+厚手のジャンパー
 
○雨具(上下)
上下セパレートのレインコート(頭にかぶるフード付き)を購入(ワークマン、1,980円)
○折りたたみ傘
 すでにあるものを持参した。
○長靴又は安全靴
 普通の長靴を購入(ワークマン、680円)
 ※1,980円程度以上のものが、作りがしっかりしています。
○軍手
 ゴム付き布製軍手を購入。5セット入り(ワークマン、298円)。うち2セットを持参。
 ※雨の日やぬれた場所での活動を考えると、厚手の全面ゴム製手袋があると便利。必需品と考えた方が良い。私は持参しなかったが、第1隊の場合は現地で支給された。
○ヘルメット・帽子
 ヘルメットは職場のものを借用、帽子はすでにあるものを持参。
○マスク
 すでにある花粉用立体マスクを5枚持参
 ※第1隊の場合は、2日目の作業時に本格的なマスクが支給されたが、毎回支給されるとは限らない。また、私たちが体育館で作業した際は、午前中だけでマスクの外側が茶色になったので、1日2枚程度は用意すると良いかも知れない。
○食べ物
 静岡県ボランティア協会の災害ボランティアでは、出発日の夕食と翌朝の朝食を持参することになっている。 出発日の集合時刻は19:00なので、私の場合は業務終了後夕食を食べてから集合し、翌朝の朝食としてメロンパンとヨーグルトをコンビニで購入した。
○飲み物
 500mlのペットボトル×3本を購入し持参した(コープしずおか、@80円×2、スポーツドリンク@78×1)。なお、遠野市の拠点では、静岡県が東野市浄水場建物内に行政としての拠点を構えており、ボランティアの拠点とは同じ敷地内にある。この浄水場内に飲料の自動販売機があり、購入できるが、商品によっては品切れになっている。
○靴下・下着等
 すでにあるものを持参した。
○洗面用具・洗濯用品
 すでにあるものを持参した。
○ポケットティッシュ
 通常のポケットティッシュはすでにあるものを3個持参した。
 
○寝袋
 新規購入(カーマ、998円)
○常備薬
 通常服用しているものを持参した。なお、私は乗り物酔いしない方だが、片道11時間バスに乗るので、念のため 酔い止め薬を購入し、服用した。
○健康保険証のコピー
 持参した。
▲運転免許証
 持参した。
○メモ用紙、筆記用具
 小さなメモ用紙1冊、ボールペン2本、マーカー1本を持参した。
○携帯電話・充電器
 持参した。
 ※誤算だったのは、出発した夜に大きな地震が発生し、翌日夕方まで東北3県が広範囲に停電したこと。携帯電話が一時バッテリー切れとなり、充電ができず心細い思いをした。外部電源か予備バッテリーがあれば良かった。
▲懐中電灯・ラジオ
 持参しなかった。
 ※停電が復旧しなければ、懐中電灯が欲しかったことだろうと思う。
▲使い捨てカイロ
 持参したが、使用するほど寒くは無かった。
▲デジタルカメラ
 事後の報告のために持参した。ただし、当然ながら作業中は撮影できず、また、被災された方や建物などを配慮 無しに撮影することは厳禁であり、バスの中から撮影したり、休憩時間に仲間を撮影したりすることが多かった。
 ※持参する場合は、デジカメの日付・時刻を事前にあわせておくことが重要。デジカメが有効なのは、撮影時刻が自動的に記録されること。これは携帯電話も同様。
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 それ以外の必需品
○ゴーグル
 新規購入した(ワークマン、780円)。
 ※一般的にはもう少し価格が高いものが多い。埃の出やすい場所での作業には、マスク同様必需品。
○腕時計
 私の腕時計はリストバンドが金属製だったので、ケガを避けようとプラスティック製の腕時計を百均で購入(105円)。これは取扱説明書も無く、操作ボタンにうかつに触れると時刻が表示されなくなるなどして不便だった。使い捨てを前提で購入する場合も、せめて1,000円程度のものが無難かと思われる。
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 持参して便利だったもの
○シャンプーナップ(20枚入り、薬局。ただし、置いていない店が多い)
 ウェットティッシュ状のシャンプー。これで髪を拭うとシャンプーしたような効果が得られる(コープしずおか井出氏よりいただいた)。拠点にはシャワーがあるが、本来管理人用であり、かつ停電すると使用できない(お湯が出ない)。隣接の静岡県が拠点を置いている浄水場建物内にもシャワールームが2室あり、第1隊はこれらを借用した。従って、シャンプーナップは必需品ではないが、疲れていてシャワーを浴びるのが面倒な場合などは便利。
○アルコール入りウェットティッシュ(ポケットサイズ×2、薬局)
 現場作業の休憩時や昼食時に手を拭くのに便利。
○全身を拭けるアルコール入り大型ウェットティッシュ(薬局の介護用品売り場)。
 シャワーを浴びない際にこれで全身を拭くとさっぱりする。また、作業現場にも持参して休憩時に顔や腕を拭くのにも重宝した。ただし60枚入りだったので仲間にも配るなどした。
○トラベルピロー(首に巻く携帯用枕。百均にて105円)
 長時間バスに乗るので、眠る際に首の支えとなる。空気を入れて膨らまし、首に巻くだけ。
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 バス乗車時のワンポイントアドバイス
・現地に着くまで使用しない物は、バスの床下収納に入れた方が、車内が広く使えて良い。従って、貴重品や頻繁に使いたいものを現地行動用の小さなリュックに入れ、車内持ち込みとし、それ以外は大型のリュック(バッグ)に入れ、バス床下に入れると良い。1次隊もこれにより、行きは車内は荷物が通路にあふれていたが、帰りはスペースに余裕があった。
・窓側の席は窓ガラスが冷えて寒いので、寒さに弱い方は通路側の方が良いと思う。
・休憩はおおむね2時間に1回程度。トイレはお早目に。
ライフサポートセンターしずおか

【東日本大震災】静岡県ボランティア協会で未使用のタオル・ハンカチを受付中

【東日本大震災】静岡県ボランティア協会が未使用のタオル・ハンカチを受付中
 静岡県ボランティア協会では、東日本大震災で被災され、避難所や仮設住宅で生活している方々のために、未使用のタオル・ハンカチを募集しています。ただし、買占めとなることを防ぐため、新しく買わないようにお願いしたいとの事です。
 持参、または郵送でどうぞ。
 詳しくは静岡県ボランティア協会ホームページから
4月1日(第31報)~4月20日(第45報)→活動報告・おしらせをクリックしてください。
ライフサポートセンターしずおか

静岡県勤労者総合美術展表彰式

静岡県勤労者総合美術展表彰式
 4月13日~17日、グランシップ(静岡市)にて開催された第61回静岡県勤労者総合美術展が終了し、表彰式が行われました。
表彰式
20110417200910690[1]-1
 ライフサポートセンター会長賞は、写真部門で応募の佐藤和仁さん(西伊豆東海バス)が受賞。雪の中のボンネットバス「伊豆の踊子号」と傘を持つ女性を写したドラマチックな作品です。佐藤さんによると、現在東海バスで現役で動いているのはこの1台だそうです。
ライフサポートセンター会長賞受賞の佐藤和仁さんと作品「まだまだ現役!!」
まだまだ現役!!
 今回の美術展は、労働組合を通じて知ったという佐藤さん。来年以降も作品を出したい、と張り切っています。
 ライフサポートセンターしずおか

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